枝や葉にそっくりな昆虫のナナフシは、見たことが無いという方も多いようですが、実は身の回りに割と多く存在しています。擬態能力が高いため、気付かないことがほとんどのようです。

偶然採取したなどで飼育を始めたばかりという人は飼育に関して分からないことも多く戸惑うことも多いのでは無いでしょうか。

そこでナナフシを飼育するための餌の種類や与え方をご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

特徴は?

成虫のナナフシは一色ではなく、緑色や灰色、茶色といった色の違いがあり、擬態能力が非常に高く、その代わりに飛行能力を失ってしまっている種類も多くいます。

植物を食べるナナフシにとって、それを邪魔されなければ良いと考えたのでしょう。ただ、ひたら擬態に徹して、逃げることや戦う能力を削ぎ落としてしまっているのです。

また、オスはほとんど存在せず、生殖活動はメスのみでクローンを作り続けることで種を残しています。そのためオスの存在は必要ないのですが、それでも稀とはいえオスがいるのですからなんとも不思議ですね。

ナナフシ呼ばれていることが一般的ですが、中にはナナフシモドキという名称が使われていることがあります。そもそもナナフシという名前の由来は「節がたくさんあり、枝のように見える」ということからナナフシモドキとなりました。

このモドキは、他に似てる種がいるというわけではなく、枝と比べて非常に似ているからモドキとつけられたようです。しかし、このモドキはややこしいですし長いため現在のナナフシという名称が使われるようになりました。

その名残で、今でもナナフシモドキと呼ばれることが割とあるようです。

またナナフシの「ナナ」は七節と漢字で書きますが、7個節があるわけではなく、「七節=たくさんある」という意味です。

非常に擬態が上手なナナフシですが、成長途中である幼虫の段階ですとあまり上手に擬態することができません。そのため、毒を持っているように見せかけるため縞模様があり、外敵から身を守っています。

スポンサーリンク

どこで買える?

ナナフシは見つけにくいだけで、大抵どこにでもいますので採取して飼育してみてはいかがでしょうか。

探す目安としてはシラカシやコナラなどの木についている場合が非常に多いので、そういった木が生えている場所を重点的に探してみると見つけやすいと思います。

また、インターネット通販やオークションで販売されている場合もあります。販売個体はほぼメスのみとなり1000円ほどで購入することができます。オスはかなり珍しいため、販売自体も少ないので、欲しい方は採取するしかないようです。

餌は具体的にどんなもの?

ナナフシ 餌



ナナフシは草食性で、サクラやバラ、エノキ、コナラといった葉を食べる昆虫です。なので、これらの葉を枝ごと飼育ケージに入れてあげれば問題ありません。

ナナフシは夜行性なので昼間は食事はせずにじっとしていることが多く、餌は夜に食べます。そのため夜は暗い場所にケージを置くなどして、光を当てないように工夫してみてください。

食べれば当然、排泄をしますのでケージの底面が汚れてきたと感じたら、きれいに丸洗いすると良いでしょう。

スポンサーリンク

食事の頻度や与え方は?

葉のついた枝を入れてあげるだけなので、量や回数は気にする必要はありません。ケージの半分くらい埋まる程度に葉を入れてあげて、鮮度が落ちてきたら新しいものと交換してあげましょう。

ペットショップで専用の餌が販売されているようですが、植物の葉の方がコストがかからないので、わざわざ購入してまで与えなくても問題ありません。どうしても餌として与えられる葉が無い場合は、こういった商品を使ってみてはいかがでしょうか。

餌を食べないときはどうしたらよい?

実はナナフシは個体により好みの葉があるらしく、何でも食べるというわけではないようです。

採取してきた個体であれば、付いていた場所の植物の葉を与えれば問題ないですが、それ以外の葉は食べないものもあるので注意してください。

ナナフシは葉の鮮度が落ちると食べなくなるので、常に新鮮な葉を用意してあげましょう。

スポンサーリンク

与える際の注意点は?

餌の鮮度を長く保つため、水に挿した状態でケージに入れる場合は、水面が剥き出しになっているとそこにナナフシが落ちてしまい、弱ってしまったり、最悪死んでしまうこともあるので要注意です。

水面が出ないように、脱脂綿に水分を含ませるなどの工夫をして、ナナフシが水に触れないようにしましょう。

まとめ

ナナフシ 餌



ナナフシの寿命は数ヶ月ほどですので、とても短く、また、基本的には越冬できないので、11月以降になると死んでしまうことがほとんどです。

一般的なペットと違い、すぐに死んでしまうので、飼育期間を大切にして毎日お世話していきたいですね。

翅が無いので脱走する危険は少ないですが、頻繁に接触していると手や足が取れてしまうこともあるので気を付けましょう。

ナナフシの飼育は基本的に鑑賞のみになり、スキンシップは難しいので理解したうえで飼育を始めるようにしてくださいね。

関連記事
ナナフシの種類やそれぞれの特徴について解説
ナナフシの飼育方法や販売価格、生息地について解説

スポンサーリンク