熱帯魚の飼育は意外と、混泳させる組み合わせや、水草との相性など気を付ける点が多々あります。しかし、ラミレジィという熱帯魚はこのような制限がほとんどない、飼育しやすい魚です。

体の色も鮮やかで、観賞性も高く単独飼育でも見劣りしない上に安価です。ケチの付けようがない素晴らしいこの魚を飼育するにあたって必要な事柄をまとめてみました。

ラミレジィの購入を検討している方は、以下の内容を参考にしてみて飼育を120%楽しんでくださいね。

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生態は?

ラミレジィは学名がミクロゲオファーグス・ラミレジィといい、こちらの名前で呼ばれることもありますが、大抵はラミレジィと短く呼称されています。愛好者の間ではラムという愛称で親しまれています。

南米のベネズエラやコロンビアなどに生息している淡水魚で、体の色は淡い黄色味を帯びており胸や頭部付近には黒い斑点とメタリックブルーの斑点がランダムに散りばめられています。

小型のシクリッドはドワーフシクリッドと呼ばれることもあり、ラミレジィもこのドワーフシクリットにあたる種類の魚です。実際の大きさは4~6cmで、オスの方が体が大きく成長します。

ドイツやオランダを中心に繁殖や品種改良も盛んに行われており、その国で作られた種類を「ドイツラム」や「オランダラム」というように呼称することもあります。

カラーバリエーションが豊富でオレンジやイエロー、ブルーなど鮮やかな個体が多く、模様の出方も個体によって変わってくるので、コレクション性も高いのも魅力のひとつとなっています。

飼育方法や必要なものは?

ラミレジィはオスメスのペアで販売されていることが多く、そのまま2匹で飼育するならば30cm水槽でも問題なく飼育可能ですし、もちろん単独飼育もこのサイズでOKです。

混泳や複数匹飼育するなら、飼育数に合わせてこれよりも大きな水槽で飼育しましょう。

水槽に何も入れないベアタンクとしても飼育可能ですし、底砂を敷き、水草を植えて鑑賞性を上げた水槽でももちろん飼育できます。ただし、混泳などで飼育数が多い場合は後者の水草などでレイアウトを行った水槽の方が無難です。

というのも、同種でも個体によってはオス同士で縄張り争いをする場合があるため、隠れ家となる場所が必要になってきます。もちろん、必ずケンカをするわけではないですが、万が一に備えて設置しておくと安心です。

phの数値はそれほどこだわらなくても飼育には問題ありませんが、ph5.0~6.5の弱酸性に設定してあげると体色が鮮やかになっていきます。中性、弱アルカリ性でも飼育できますがアルカリ性に近づくと元気がなくなってきたり、体の色が薄くなってきますので注意しましょう。

水質の調整は市販されているph調整剤を使用しても良いですし、底砂にソイルなどを使用して弱酸性に傾ける方法もあります。

ろ過装置は、スポンジフィルターでも十分効果的ですので、無理して高価な装置を購入しなくても大丈夫です。ろ過するパワーが強力であれば水替えの頻度を減らすことができるので、飼育スタイルによってどのようなろ過装置にするかを決めても良いでしょう。

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具体的な餌や与える頻度は?

ラミレジィ 飼育



ラミレジィは餌を選り好みすることなくなんでも食べますので、人工飼料をメインに与えてあげれば問題ありません。その他にクリルや冷凍アカムシを人工飼料と組み合わせて食べさせてあげると栄養のバランスもよくなるので、オススメです。

ただし、冷凍アカムシは消化不良を起こしやすく、食べ残しはすぐに水質が悪化してしまうので、与え過ぎに注意してください。

給餌の目安は毎日1~2回程度、食べ残しが出ないようにゆっくり食べている様子をうかがいながら行うようにしてください。

販売価格や販売場所は?

流通量も割と多いので熱帯魚を取り扱うお店でしたら購入が可能ですが、アクアリウム専門店やインターネット通販ですと確実に入手できるでしょう。

値段は種類によって違い、安いのはノーマルの繁殖個体などで1匹600~1000円くらいで購入が可能です。またオランダやドイツ産の品種改良された個体ですと1匹1000~15000円で販売されていることが多いようです。

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適切な水温は?

ラミレジィの適正水温は27~30℃と割合高めになっていますが、東南アジアの繁殖個体であれば25℃前後で保つように設定すれば問題ないでしょう。

温度の維持には水槽にヒーターやクーラーを設置して行いましょう。季節の変わり目や、水替えの際は温度が変わりやすいので変化しないよう特に注意してください。

飼育する際の注意点は?

ラミレジィはがストレスを感じない環境を作ってあげることができれば、自然と体の発色がよくなってきます。

体の色が薄くなってきたら水質がアルカリ性に傾いている場合もありますが、ストレスや過密飼育になってないか確認して、改善していきましょう。

まとめ

ラミレジィ 飼育



ラミレジィは体はそれほど大きくありませんが、体の色が鮮やかなので単独飼育でも十分楽しめますし、水草をイタズラすることもないので、水槽内のレイアウトを楽しむこともでき、ほとんど制限されること無く飼育が楽しめるはずです。

このような点が、初心者から飼育のベテランの人まで幅広く愛されている理由ではないでしょうか。

体の模様は個体ごとに少しづつ違いがあるので、是非店舗に足を運んで自分だけのお気に入りのラミレジィを見つけてみてくださいね。

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