皆さんはどんな生き物を飼いたいですか?

生き物の中でも飼いやすくおすすめなのはカメ!!

カメにもいろいろいますが、カメは散歩をする必要はないし、餌もがつがつ食べるわけではなく、冬は冬眠します。

しかし、あの愛らしさで私たちを癒してくれます。そんなカメ、種類は多いです。

その中でもキボシイシガメをご存知ですか?石亀と聞くと日本のカメと思われがちですが、キボシイシガメはアメリカ中心に生息しているカメです。

甲羅が15センチくらいで育てやすい大きさです。小型で寒さに強く、日本の気候の中でも育てやすいカメです。

今回はそのキボシイシガメについてご紹介します^^

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目次

飼育方法や必要なものは?

飼育方法、必要なものとしては、まずは水槽です。

45センチほどの水槽で飼っていらっしゃる方もいます。先にお話しましたが、15センチ前後の成体ですので水槽も一般的な大きさで購入できるのはありがたいですね。

水槽に水を入れますが、深さは首を伸ばして息ができるくらいが好ましいです。きれいな水を好み、日光浴をするので、甲羅干しはしっかりしてあげましょう。

水場と陸場を作って隠れられる石なども作ってあげましょう。

温度は25度くらいを維持できるようにヒーターを準備してください。さらに清潔な環境を好みますので、フィルターで水をろ過してきれいな状態を保ち、掃除をこまめにしてあげることが必要です。

甲羅干しの話をしましたが、紫外線ライトやバスキングライトで日光浴の環境を整えることも大事です。

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具体的な餌や与える頻度は?

では、キボシイシガメはどの位の頻度でどんな餌をあげればいいのでしょか?

キボシイシガメは偏食があるといわれていますが、主に昆虫(ミミズやメダカなど)やフルーツや野菜(チンゲンサイや小松菜)などを食べます。

ペットショップのカメ専用の餌でも大丈夫ですが、たまに昆虫や野菜を与えるのが理想です。

餌の頻度は1日もしくは2日に一回くらいで充分です。ただ、キボシイシガメの状態を見ながら餌をあげましょう。与えすぎにお気をつけください。

販売価格や販売場所は?

キボシイシガメ 飼育



キボシイシガメは、絶滅危惧種です。

乱獲や環境変化でキボシイシガメは、数が減ってきました。そのため、キボシイシガメは国内繁殖により販売されているものがほとんどです。

さらに数が減っていることもあり、販売価格は年々高くなっています。

例えば、5センチほどの幼初期のキボシイシガメでも2万円から3万円と決して安くはありません。

販売は、ペットショップやカメの専門店、ネットでも販売されますが、希少価値の高いカメです。どこにでも売っているとは限りません。

さらにネットでは、健康状態をみることが難しく、リスクがあることを理解して購入をしましょう。

平均寿命や病気になったときの対策は?

キボシイシガメの平均寿命は20年から40年ほどです。

先にお話しましたが、きれいな環境を好むのでしっかり掃除をしてあげて、温度管理をすることが大事です。しかし、カメも生き物です。病気になることはあります。

そんなときはどのように対応することが必要でしょうか?

例えば、感染症、細菌がキボシイシガメの体内に入ってしまったとき、清潔に掃除をする

と同時にイソジン塗布で消毒して乾かした後、キボシイシガメを戻してあげましょう。

さらに皮膚病のリスクもあります。一般的に甲羅を乾かせば治るようにいわれていますが、なかなか治らないこともあります。

自力で治らないときは、動物病院に行きましょう。抗生剤や注射などでしっかり治してあげるのも1つです。

悪化してしまっては治療に時間がかかる上に命のリスクもあります。無理せず、専門で見てもらうことをおすすめします。

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繁殖方法やオスメスの見分け方は?

では、希少価値の高いこのキボシイシガメ、繁殖させて増やしてあげたいですね。

キボシイシガメのきれいな模様に魅せられる方は多いです。きれいなキボシイシガメを増やして癒されたい方も多いです。

繁殖方法は、冬眠などしっかりさせてあげて自然と同じ環境に近いことを行うと繁殖の成功率が高くなるといわれています。

さらに成体が条件ですが、メスは8センチくらい、オスはメスより小さいので8センチより小さめで成体です。つまりからだが比較的大きいのがメスで小さいのがオスになります。オスは目の色が赤く発色して、メスは発色しないのも見分ける方法の1つです。メスは下あごが、黄色やオレンジなのも特徴です。

繁殖には、成長期間で3年から4年経過していることも必要です。繁殖は秋から始まります。先にお話しましたが、冬眠やクーリング前に栄養を体に蓄えます。

そして冬眠させて産卵期は5月から7月なので準備をさせてあげましょう。必ずしも、繁殖がうまくいくわけではありませんが、じっくり待つことも大事です。

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飼育時の注意点は?

ではキボシイシガメの飼育の際の気をつけることはなんでしょう?

度々お話していますが、掃除、温度管理、甲羅干しです。

掃除は感染症や皮膚病などを予防するのに大変重要です。毎日掃除をしている方もいます。週に2回~3回はしてあげましょう。餌が残っていたり、排泄物で水が汚れやすいので気をつけて管理しましょう。

温度も25度前後ですが、繁殖には冬眠が必要なので、繁殖の際は温度も意識してください。

神経質になる必要はありませんが、餌や水槽の様子を見ながらキボシイシガメが不調でないか見てあげることも大事です。


餌を食べるキボシベイビー

まとめ

キボシイシガメ 飼育



キボシイシガメは、小柄なかめでかわいいです。斑点模様がなんともいえずきれいで、成体も飼うには大きすぎず、飼いやすいサイズです。

ただ、絶滅危惧種です。飼う際は責任を持ってしっかり育ててあげましょう。

20年以上一緒にいられるカメです。長い時間を一緒に過ごしたいですね。

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