チャコリクガメというカメは、輸入数が少なくどちらかというと珍しいリクガメです。

飼育は、環境の変化に敏感なところもありますが、慣れてしまえば体調を崩すこともほとんどなく、それほど苦労することもないでしょう。

生息数が年々減っているため、今後輸入や飼育が禁止されてしまうことも十分考えられますので、飼育したいと考えてる方は、早めの購入をオススメします。

そして、そのチャコリクガメの飼育方法について、これからご紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

生態は?

チャコリクガメの生息地は主にアルゼンチンやパラグアイ、ボリビアなどで、温帯気候の砂漠や藪などが多い地域を好みます。

甲羅はドーム状に盛り上がった形になるのが特徴的で、大きさは25〜30cmと、やや大きめですが飼育が困難と感じるほど成長しないのは魅力的ですね。

地面に穴を掘って巣穴を作りますが、温度の変化や乾燥から身を守るためにもとても重要となっています。

食性は基本的に植物食で、草や果実などを食べています。その他にも多肉植物も食べるので、植物性のものは大抵なんでも食べることができます。

飼育方法や必要なものは?

販売されているチャコリクガメは幼体がほとんどで、飼育を始めたなかりですと、環境に馴染めず体調不良となりやすいため、慣れるまでは、適切な環境をしっかり作ってあげてください。

慣れてしまうと、そこまで徹底しなくても飼育が可能となることがほとんどですので、それまでは、温度や湿度、風通しなどに気をつけて飼育をしましょう。

使用する容器

飼育する容器は、60〜90cm程度の水槽や、爬虫類専用飼育ケージ、衣装ケースなどを使用可能で、成長とともに放し飼いや野外飼育に移行される方もいますが、温度管理などがしやすいため、やはり飼育容器で飼う方が望ましいでしょう。

飼育ケージ内の環境設定

飼育の設定温度は、一般的なリクガメと同じで25〜27℃くらいの温度を保つようにしましょう。

また、それ以外にホットスポットと呼ばれる温度の高い部分を作る必要がありますので、保温球などを使用し、ケージ内温度よりも温度が高くなるように設定しましょう。

その他にも、リクガメは紫外線を浴びさせることが必要ですので、紫外線ライトも併用して、使用するようにしましょう。

紫外線は、日光浴をさせて浴びさせることもとても良いですが、日本での太陽光だと、紫外線量が足らないため、ケージ内には必ず紫外線ライトを使用してください。

多少の湿度も必要ですが、基本的にはチャコリクガメは風通しの良い環境を好むため、風の通る場所にケージを設置してあげると良いでしょう。

飼育ケージ内の設置物

飼育ケージ内の底にはヤシガラなど、水分を含むことができる床材を敷きます。

多少水分を含ませておいた方が良いですが、野生下では乾燥気味な環境で生活しているので、それほど湿度は必要ありません。

乾燥している場所と湿度の多い場所を両方作ってあげると、好きな環境を選ぶことができるので、過ごしやすい環境となるでしょう。

その他には、水入れと身を隠すことのできるシェルターを設置してあげてください。

スポンサーリンク

具体的な餌や与える頻度は?

カメ リクガメ チャコリクガメ



草食性なので、小松菜やチンゲンサイなどを好んで食べ、野草ですとオオバコなどをよく好みます。

リクガメフードも市販されていますが、できれば野菜や果物をメインに与えてあげると栄養バランス的にも良いでしょう。

ただし、野草を餌として与える場合は、除草剤のかかっていないものを食べさせてください。

給餌は1日1〜2回ほどで、幼体でしたら2回与えると良いでしょう。成長すれば、より飼育しやすくなるので、しっかり食事を与えるようにしましょう。

販売価格や販売場所は?

輸入数の少ないチャコリクガメはとても希少なリクガメで、爬虫類専門店や、カメ専門店などでも購入が難しいことも多いようです。

価格も非常に高価で、15000〜30000円程度の個体や、中には10万円近くする個体もいます。

高価ではありますが、今現在、購入することができます。しかし、個体数が減っていくことにより、販売や飼育が禁止となることも考えられますので、購入できるうちにお迎えしておくと良いかもしれませんね。

平均寿命は?

チャコリクガメだけでなく、リクガメ自体は寿命が長く20〜30年ほど生きるとされています。

長寿ですので、最後まで飼育できる、ということが絶対条件ですが、成体となってしまうとそれほど飼育に手間はかからないので苦労することは少なくなるでしょう。

産卵・繁殖は可能?

チャコリクガメの繁殖はかなり難しく、個人で行うのは成功例がほとんどありません。

難しい要因として、幼体では性別の判断が難しくオスメスのペアで飼育しづらく、またペアを作れたとしても必ず交尾するとは限らないため、なかなか産卵まで持っていくことができません。

もし産卵に成功したとしても、卵を孵化させるためには温度管理などで一日中卵とつきっきりで様子を伺う必要があるため、仕事などでなかなか時間を作ることが難しくと思いますので、実質は不可能でしょう。

スポンサーリンク

飼育する際の注意点は?

販売されている個体のほとんどが幼体ですので、慣れるまでは飼育が難しく、死なせてしまうこともあるようです。

高価な個体でもありますので、カメの飼育に不安がある方は、飼育しやすい別のリクガメをオススメします。

生体数自体が減っているカメですので、不用意に死なせてしまうことは極力避けてくださいね。

まとめ

カメ リクガメ チャコリクガメ



実は、チャコリクガメの日本での最適な飼育方法が確立されておらず、中には甲羅がデコボコしてしまう個体もいるようです。

なぜそうなってしまうのか、原因は分かっていませんが、必ずなるというわけではありませんので、綺麗な甲羅を保つ個体もいます。

飼育方法は最初は大変だと思いますが、慣れてしまえば、そう簡単に死んでしまうこともほとんどなくなるので、長い期間飼育を楽しめるでしょう。

長寿ですので、飼い主さんが高齢な場合は、継続して飼育してくれる人を見つけるなどして、飼育環境を整えることも大切ですので、チャコリクガメが残念なことにならないよう、お世話をしてあげてください。

スポンサーリンク

関連記事
ケヅメリクガメの販売価格や飼育方法、寿命について解説