超不定期開催の「知っている様で意外と知らないシリーズ」と題して今回はワラジムシとダンゴムシの違いをワラジムシの飼育方法や餌等の紹介を交えてご紹介していこうかと思います。

このシリーズも前回がいつだったかも覚えていないくらいですが、似ているのは分かるけど違いが分からない微妙な所を掘り下げていきましょう。

ダンゴムシとの違いに関しては後程、お伝えしていくとしてまずは今回のメインテーマであるワラジムシ(あくまでもメインはワラジムシです)の生態から探っていきましょう。

ワラジムシに関しても意外と知っている様で知らない事がいっぱいあるかも知れませんよ!?

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生態は?

まずワラジムシとはワラジムシ亜目ワラジムシ科に分類される生物で、広い意味でのワラジムシとなるとその仲間は世界中で見ると1,000種以上とも言われています。

そしてまず気になるのが、ワラジムシって名前に「虫」って入っているけど昆虫なのか?と言う所も気になりますよね。結論から言うと昆虫では無く、分類上はエビやカニに近い分類をされる生物なので昆虫ではありません。

昆虫の定義としては体が「頭・胸・腹」の3つに分かれ、脚が6本と定義されているのは小学生の頃に習ったので覚えている方も多いでしょう。この定義と照らし合わせるとワラジムシが昆虫では無い事が分かりますよね。

ではワラジムシは普段何をしているのでしょうか?

”何をしている”って言い方も少し変かも知れませんが、ワラジムシは「土壌生物」として森林土壌の浄化の役割を担っている生物なのです。

「土壌生物」と言うのは簡潔に説明すると、落ち葉や枯れ枝等が地表上に堆積した物を食べて有機物を粉砕・分解している小さな生物の事を指します。

ミミズなんかも同様の役割を担っているので、それと似たような感じと思って頂ければいいかと思います。我々人間が気付かない所でせっせとせっせと働いてくれているんですよね。広い意味での「縁の下の力持ち」なのかも知れませんね。

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ダンゴムシとの違いは?

ではここからはワラジムシとダンゴムシの違いについて解説していきましょう。凄く簡単に違いを説明すると、触って丸くなるのがダンゴムシ、丸くならないのがワラジムシです。

これだけじゃちょっと簡潔過ぎるので、体の違い等も見ていきましょうか。正直、体の違いと言ってもまじまじと観察しないとパッと見では分かりにくいのですが、上から見ると少し分かり易いです。

と言うのは、ダンゴムシの方が体高が高くドーム型っぽい形状をしていて、それに反しワラジムシは全体的に扁平で体の前後、頭とお尻の方が少し狭くなっており楕円形っぽい形になっています。

他の見分け方としては、動きが早い方がワラジムシ、それに対し動きが遅い方がダンゴムシ、体に光沢感が強いとダンゴムシ、光沢感が無いとワラジムシ、と言う見分け方も出来ます。

まあ、昆虫や虫が苦手な方からすれば触るのは勿論嫌でしょうし、まじまじと見るのも嫌だとは思いますが、その様な場合は動くスピードを目安にすれば違いが分かり易いのでは無いでしょうか。

どうやって入手する?

ワラジムシの入手方法ですが、これは至って簡単です。

自宅の庭で家庭菜園をされている方であれば、植木鉢やプランターの下を覗いてみるとだいたい居ると思います。

石の下とかにも隠れていますよね。ネット等でワラジムシを販売している事を見掛けますが、あれは爬虫類や両生類の生餌として販売されている物になります。

生餌なのでそれを入手して飼育出来ない事は無いと思いますが、あくまでもあれは生餌用なのでご注意下さい。

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飼育方法や必要なものは?

ワラジムシ 飼育 ダンゴムシ 違い



ではではどっかしらからワラジムシを入手してきたとして、飼育するにはどうすればいいのか?

飼育に関して必要な物及び飼育方法を併せてご紹介しましょう。

①プラスチック製のケース

虫かごの様なプラスチックケースで構いません。

サイズはW20㎝程度もあれば十分です。

②土・腐葉土

土ないし腐葉土をケース内に敷きます。

上記のケースくらいのサイズであれば5㎝くらい敷き詰めれば大丈夫でしょう。

③霧吹き

ワラジムシは基本的に湿った場所を好みます。

適度に霧吹きしてあげ加湿してあげましょう。

④石やレンガ

隠れ家として石やレンガ(レンガが大きくて入らない場合はレンガの欠片等)を入れてあげましょう。



基本的に飼育に関して必要な物は以上になります。
ケースなんかも100均でも販売されていますし、土に関しては捕まえた所の土を使うのも良いかと思います。

具体的な餌や与える頻度は?

ワラジムシの餌に関してですが、落ち葉を与えてあげれば問題ありません。

落ち葉を採取してくるだけなので餌代掛かりません。

ただ、落ち葉を拾ってくる場合は薬剤等が分布されている可能性も0では無いので山中等の薬剤を分布していない所から持ってくる方がいいかも知れません。

桜の葉っぱとかの場合は毛虫避けで薬剤を撒いている場合がありますのでご注意下さい。

与える頻度に関しては、特に気にする事無く飼育用のケースに落ち葉を投入し、目視で少なくなってくるのがわかれば補充すれば大丈夫です。

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ワラジムシの繁殖方法や必要な物は?

ワラジムシの繁殖方法に関してはここまでで記載してきた飼育環境を整え、ある程度の数のワラジムシを飼育していれば繁殖していきます。

数が多ければ多い程、繁殖率は上がるみたいです。

産まれたてのワラジムシは真っ白で数㎜サイズなので目視で確認するのは難しいかも!?

この時、ケース内の土の底部分が湿っている状態をキープし表面は比較的乾いている状態を保つ事が飼育のコツにもなりますし、それに伴い繁殖へと繋がるでしょう。

飼育する際の注意点は?

飼育時の注意点に関してですが、クチキバエと言う土バエの発生及び侵入には注意が必要です。

所謂、コバエなんですがこれが発生しケース内に侵入してくるとワラジムシの餌である葉がすぐに無くなります。

発生してしまうと、気付いたら大量に増加しますし、殺虫剤で退治しよう物なら間違えて全滅の恐れもあります。

ケース内に侵入させない事を注意するしか無いので、ケースの口部分にコバエ遮断シート等で被うしかありません。


ワラジムシの飼育の要素

まとめ

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今回は「知っている様で意外と知らないシリーズ」としてゾウリムシに関して記載してきましたが、ダンゴムシとの違いはご理解頂けましたでしょうか?

まあ、知っているからと言え何の役に立つのか、と言われてしまえばぐうの音も出ないですが、子供に聞かれた時にサッと答えてあげれば尊敬の眼差しを向けてくれるのでは無いでしょうか!?

でもパッと見ただけでは見分けは付きにくいですよね。

触る事が平気な方は一発で分かるんですけどね・・・。

以上、ワラジムシの飼育方法や餌、ダンゴムシとの違いについて解説でした!

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