爬虫類をはじめて飼育するとき、大きいものより小型のものを選ぶ方もいると思います。

しかし飼育に慣れていくと、小型より中型、そしていつかは大型の爬虫類を飼育してみたいと思うことも少なくないと思います。

思ってみても現実問題としていろいろ不安などもあるかと思います。

そもそも中型・大型ならどのあたりから始めればいいのだろう……そんな疑問に当たるのではないでしょうか。

そんな方のために、少しでもお役にたてるよう、今回はグリーンバシリスクというトカゲをご紹介したいと思います。

緑色の体色が鮮やかなトカゲです。

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目次

生態は?

グリーンバシリスクはパナマなどに生息しており、全長60センチから70センチほどです。

尾が長く、全長の半分以上を尾が占めています。

成体になると青味がかった緑色になるため、鮮やかさがとても映えます。

水辺の森林に住み、張り出た枝などにいることが多いようです。

浮力を利用して少しだけなら水面を走ることができるとのこと、飼育していれば実際に見ることができる確率があがりそうですね。

食事は肉食よりの雑食、小型の爬虫類や昆虫、哺乳類や鳥類、果物を好むようです。

飼育方法や必要なものは?

ケージが必要になります。

グリーンバシリスクは驚くと走り出す性質があるため、相応の広さを求められてしまいます。

幼体から飼育していけば人に慣れたり人の生活環境に慣れる可能性もあるようですが、必ずとはいえないので、ケージを覆う暗幕用の布などもあるとよいでしょう。

生息環境に似せるため、体を濡らすための水溶器、木の枝、ケージ全体を保湿するためのものなどがあるとよいでしょう。

湿度は60パーセントを下回らないよう気を付けるためにも定期的に霧吹きなどでケージ全体を湿らすようにしましょう。

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具体的な餌や与える頻度は?

グリーンバジリスク 飼育



昆虫を食べるので、コオロギなどを与えます。

幼体からだいたい50センチくらいまで育つまでは毎日与え、それ以上に成長したら週に2から3日置きに与える感じで大丈夫です。

個体差にもよりますが、必ずしもこれを食べるというわけではないようなので、果実などいろいろ試してみるのもよいでしょう。

食べても吐き出してしまうなどしたものは避けるなどして、飼育しているグリーンバシリスクの好みを知ることも大事です。

販売価格や販売場所は?

爬虫類を扱っているペットショップやネット通販などで購入が可能です。

価格ですが、幼体30センチほどで8000円くらいからが相場のようです。

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平均寿命や病気になったときの対策は?

平均寿命は約10年くらいといわれているようです。

基本、グリーンバシリスクは丈夫で飼育しやすいトカゲとして人気のようですが、もし病気や疑いが感じられましたら、爬虫類の診察をしてくれる獣医さんの指示を得ましょう。

爬虫類の病気は素人にはどうすることもできないという意見もあります。

そのため、お迎えする前に爬虫類外来を受けてくれる獣医の有無を知ることが大切です。


グリーンバシリスクに餌を!!

雌雄の見分け方や繁殖方法は?

幼体の時の性別判断は難しく、素人には不向きのようです。

どうしても知りたい場合は成体になるまで待つか、専門の獣医に診断してもらいましょう。

そして繁殖についてですが、これといって成功例の記述があまりないというのが現実です。

繁殖に成功したという方の多くは、たまたまオスとメスを同じケージに入れたらいつの間にか産卵していた……という程度のものです。

繁殖させてみたい場合は、オスとメスを同じケージにいれて様子を伺ってみる――という方法しかなさそうです。

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飼育する際の注意点は?

グリーンバシリスクは基本、人には慣れない生き物です。

そのため、グリーンバシリスク側にストレスを与えないようにするということが唯一の注意点かと思います。

先にも記しましたが、暗幕などをケージにかけてグリーンバシリスクの周辺を薄暗くすることで落ち着きますので、そういった気配りを心掛けましょう。

まとめ

グリーンバジリスク 飼育



哺乳類や鳥類は見た目でだいたい性別がわかることが多いですが、爬虫類は難しいとのこと……言われてみれば本当にそうですね。

性別に拘ってお迎えしたいときは、しっかりと確認する必要がありそうです。

爬虫類は匂いや鳴き声がなく飼育しやすいとも聞きます。

反面、人に慣れないため、触れ合いを求めることは困難かもしれません。

しかしグリーンバシリスクは丈夫で初心者にも飼育しやすいトカゲとのことですので、迷ったときはぜひグリーンバシリスクも選択肢の中にいれてみてはいかがでしょうか。

以上、グリーンバシリスクの飼育方法などについてでした。

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