熱帯魚を飼育する場合、水槽のレイアウトなどにこだわる人は多いものです。

奇麗な水草やライトアップなどでレイアウトされた水槽内は、よりリアリティーがあり、その中を泳ぐ熱帯魚は最高に綺麗ですよね。


しかし、様々な水草などで奇麗にレイアウトしてもすぐに枯れてしまい、何日か経つといつの間にか熱帯魚だけが泳いでいる・・・と言う事にもなりかねません。

このように水草の生育環境や増やし方などは意外に難しいものですが、中にはミクロソリウムのようにCo2(二酸化炭素)を特に必要とせず、光が弱くても丈夫に生育する水草もあります。


出来ればミクロソリウムのような水草を大きく増やして美しい群生に感動してみたいと思いますが、その種類や育て方、又は方法などが気になるところです!

今回は、そんなミクロソリウムの種類!活着・増やし方・育て方について解説したいと思います。

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ミクロソリウムの主な種類

ミクロソリウムは、前景層と後景層を繋ぐ中景層に利用される事が多く、水草の中でも名脇約的な存在でもあります。

そんなミクロリウムは、水生シダ類の仲間であり、生長速度が緩やかである事から長期に渡って自然な景観を維持できる為、レイアウトには必須アイテムになります。


また、他の水草のように土壌などに生えるのではなく流木や石などに活着して生長します。

その代表的な仲間として、アヌビアス、ナローハーフ、ウイローモス、ボルビティスなどがあり、近年ではハイグロフィラ・ピンナティフィダなどは人気があります。


更にミクロソリウムの種類には様々ありますが、多くは葉の形で種類が違い代表種としては以下の3種になります。

・ミクロソリウム(プテロプス)

ミクロソリウムの改良品種であり葉の途中からギザギザの葉が出てくるタイプで、ミクロ同様に生長が遅く葉の生え方も様々である為、楽しめる種です。

弱酸性~弱アルカリ性の水質を好みミクロソリウムのように環境適応能力が高いです。

・ミクロソリウム(トライデント)

葉が三又に分かれやや硬度のある水質を好みます。

ミクロよりも細い葉をしており横に枝分かれして広がる特徴があります。

・ミクロソリウム(ナローリーフ)

ミクロソリウムよりも葉が細いタイプで葉の長さも短めで止まる事が多い為、トリミングなどもそれほど必要としません。

また、ミクロソリウムのようにCo2を添加しなくても光が少なくても枯れることが少ない為、人気があります。


この他にも多くの種類がありますが、一番の特徴はやはりCo2をあまり必要とせず光が少なくても枯れる事が少ない為、比較的長い間楽しめる事であり、その他には流木や石に活着して生長する事にあります。

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ミクロリウムの活着に必要なこと・注意点

ミクロソリウム 種類 活着 増やし方



ミクロリウムは他の水草のように土壌に根をはるタイプではなく、石や流木に根を巻き付けて生長する為、活着させるためには石や流木のような物が必要であり、特に表面がザラザラした物は活着しやすいとされています。

その他に必要な物は以下のようなものになります。

・ビ二タイや4号以上のテグス、又は木綿糸
・流木、又は溶岩石(石)
・ミクロリウム適量

また、注意点としてはミクロソリウムをはじめとした水生シダ類の仲間はシダ植物特有のシダ病によって枯れる事が多い為、選ぶ場合は葉の部分よりも茎の状態の良い物を選ぶ事が大切です。

また、奇麗に活着させるには流木はアク抜きと洗浄を済ませてから使う事が大切であり、長く伸びた茶色い根はカットすると新しい根がまた生えてくるため、短く切ってしまいます。

ミクロソリウムの流木への活着!

ミクロソリウムの数の増やし方

ミクロソリウムは、他の水草に比べて特殊な増やし方ができますし、その方法は以外に簡単です。

古くなった葉の裏側に丸い胞子をつけ、この胞子が生長すると茶色い根を出し新芽が出で小株になると言う増え方をする為、ミクロソリウムの数を増やしたい場合は、根茎を分割して増やす株分けの方法や古い葉に小さな子株をつける方法になります。


動画でその様子を解説♪



ごく簡単な方法としては、ミクロソリウムの葉1枚を流木や石などに巻き付けておくだけでも根がはり新芽が出てきますし、子株を切り離して1つの株として増やす事もできます。

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ミクロソリウムを大きく育てるために必要なこと

ミクロソリウム 種類 活着 増やし方



ミクロソリウムの大きさは育成の条件によって変化し、小さ目の水槽で光を弱くあてた場合は小さく、Co2を添加して光を強めにあてると大きく育ちます。


特に大きな水槽にミクロソリウムを巻き付けた流木などを入れ、Co2を添加しながら光をあてた場合は、迫力のある美しい群生が期待できます。

因みに大きく育てる為に必要なものは以下の通りです。

・強めの光
・Co2
・栄養

適切な水温は?

ミクロソリウムは、アジア原産の水シダの仲間であり環境適応能力が高いと言われていますが、高水温や水質の悪化には弱く、28℃以上になると水生シダ植物に多いと言われるシダ病になり枯れる原因にもなります。

その為、22℃~28℃の水温を保つように管理することが大切です。

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枯れないように気を付けることは?

ミクロソリウム 種類 活着 増やし方



ミクロソリウムは、水草の中でも比較的丈夫であり枯れる事も少ないと言われていますが、生き物である以上寿命は付き物ですよね。

どんなに丈夫と言われる植物でもやがて葉が茶色になり枯れてしまいます。


また、寿命以外に枯れる原因としてシダ病があり、これは水生シダ植物が枯れる一番の原因にもなっています。

シダ病の対処法!

主に高水温や葉が密集している事が原因である為、水温22℃~28℃を保つ事と適度な葉のトリミングは重要であり、時々換水も必要です。


また、シダ病に感染した場合は、放置したままだと広い範囲の葉に感染してしまうため、思い切って切り離す事が大切です。

まとめ

ミクロソリウム 種類 活着 増やし方



ミクロソリウムは水生シダ植物の仲間であり、他の水草と違って流木や石などに根を活着して生長しています。

光やCo2、又は液肥など特になくても丈夫に育つ為、初心者には向いていますが、シダ植物に多いシダ病などで枯れる事が多いです。


その為、水温は22℃~28℃を保つようにし、28℃以上にならないように管理することが大切です。

また、枯れる原因には葉の密集も考えられるため、時々トリミングなども必要です。


基本的に生長スピードが緩やかである為、長い間楽しめる水草になりますが、生長を早めたい場合は、光の量やCo2の量を増やすと大きく育ちます。

大きな水槽にミクロソリウムが大きく群生した景観は迫力もあり、熱帯魚なども更に美しさが際立つ為、是非試してみてはいかがでしょうか!


以上、ミクロソリウムの種類!活着・増やし方・育て方についての解説でした。

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