人間の生活の中に溶け込んでしまったとも言える鳥の鳴き声・・・

そんな鳥の鳴き声には、アヒルやカラスのように決して奇麗とは言えない鳴き声もあれば、十姉妹や鶯のように奇麗な鳴き声でメロディーを奏でるように囀る鳥もおり、種類によっても様々です。

中でもキンカチョウなどは猫を思わせるような珍しい鳴き声であり、その愛らしい鳴き声から人気があり、古くから飼育されてきました。


また、3種類の鳴き声を使い分ける事でも知られており、それにはちゃんとした意味があるようです。

さて・・・その意味とはどんなことでしょうね!

ちょっと気になりませんか?

今回は、そんなキンカチョウの鳴き声に意味がある?その種類・遺伝・求愛を解説したいと思います。

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キンカチョウの生態

キンカチョウは、スズメ目・カエデチョウ科・キンカチョウ属に分類される小鳥です。

原産国は、オーストラリア、インドネシア、東ティモールで、比較的乾燥した地域に生息します。


大きさはスズメよりやや小さめで、約10cm~11cm程度で、特徴としては嘴が光沢のある赤褐色をしており、「七宝鳥」の別名を持ちます。

また、頬が赤褐色でメスよりもオスの方がカラフルであり、オスの上半身の縞模様から、英名で「ゼブラフィンチ」とも呼ばれています。


主に群れで移動しながら地面に落ちた草の種子や穀物、又は小さな昆虫などを食べており、日本には明治時代の頃に持ち込まれ古くから飼育されてきました。

その品種は約50種類以上とも言われており、観賞性があり雛から飼育すると人間に良く懐き手乗りもすると言われています。

キンカチョウの鳴き声には意味がある?

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人間の場合は、要望や自分の考えを言葉にして相手に伝える事ができますが、多くの生き物達は、人間ほど多くの言葉は持たず、極限られた意思表示として鳴き声などを使って表しています。

森の中には様々な鳥がすんでおり、耳を澄ませると鳴き声も様々で、何かを絶えず話しているようにも感じる事があります。


普段は楽しそうにお話をしているように「キュークルクル」とか「チュッ、チュッ」、「チッ、チッ」と言うように聞こえていても、危険を感じた場合は何か切羽詰まる感じにも聞こえたりと、様々なバリエーションにとんでいます。

このように、鳴き声にはその時の状況などを仲間に知らせる意味もあり、一つのコミュニケーションの役割と考えられます。


また、生き物の根源でもある子孫繁栄と言う事にも繋がり、オスがメスを誘う求愛の意味で鳴く場合もあり、中には求愛のダンスを踊る鳥もいるようです。

特に小鳥などを番で飼育した場合は、オスがメスに絶えず何かを語りかける仕草がみてとれ心が和む事もあります。


キンカチョウの鳴き声♪

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キンカチョウの鳴き声の種類

キンカチョウの鳴き声は、鳥類の中でも美しいと言われており、よく鳴きますが騒音と呼ばれるほどは煩くないようです。

また、その鳴き声を大きく分けると「地鳴き」、「さえずり」、「呼び鳴き」の3種類ある事が分かりますが、主な物をあげると以下のようになります。

(1) 求愛

求愛の時に鳴く声を「さえずり」と表し、普段よりも大きくて激しい感じで、「ミッ、チチ・・・キュルキュル・・・」と言うように絶えずメスに対して口説いているようにも聞こえ、まるで愛を奏でるような歌声にも聞こえます。

最近の研究でわかったことですが、キンカチョウのオスの脳内では求愛行動の囀りを行う際、麻薬効果のある脳内物質が分泌されている事が分かり、一種の恋愛依存症と同じ状態が起きていると言われています。

その為、この時期は普段よりも鳴き声が激しくなり、中には鳴き声だけにとどまらずダンスをする鳥もいる事から、鳥の求愛はかなり熱烈な物と言えそうです。


また、このさえずりは求愛のとき以外にも鳴くことがあり、「ニャ、ニャ」はご機嫌な時であり、オス同士の縄張りを主張する時は「キュルルル」と激しく鳴く事があります。

(2) その他

キンカチョウは、良くなく鳥としても知られており、求愛時以外では「地鳴き」と表し、普段良くなく声として「ミッ、ミッ」や「プッ、プッ」と言うように短くつぶやくように鳴きます。

また、寂しさのあまり飼い主やペアを呼ぶ「呼び鳴き」もあり、「ミー、ミー」や「メーメー」と大きく長めに繰り返し、甘えるように鳴くこともあります。


この他にもキンカチョウの鳴き声は種類によっても違いがありますが、注意して聞いていればその主張も分かる事ができて飼育もより楽しいものになると思います。

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鳴き声が遺伝するってホント?

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人間は親から譲り受けた声の質は似ており、電話に出るときの声が良く似ていると言う事はありますよね。

このように声の質や間合い的な物は遺伝が大きく左右すると考えられており、これは人間以外でも同じことが言えます。


実際に、生まれたばかりのキンカチョウのヒナを十姉妹が育てると鳴き声はどうなるか・・・と言う研究が沖縄科学技術大学で行われたそうです。

その結果、鳴き声の質やテンポはキンカチョウのままですが、鳴き方は十姉妹同じように不思議な結果が出たようです。


つまり、鳴くテンポ、間合いのような物は生まれる前から体で覚えていた事であり遺伝的要素が強く考えられ、その後の鳴き方に関しては学習するものと考えられます。

声の質よりもその後の学習が大きなキーポイントになるとされ、現在も研究が進められているようです。

動物はどんなに離れた場所からでも自分の子供の鳴き声は分かると言われています。これは声の質やテンポなどが自分とよく似ている為に分かる事であり、DNAによる絆とも言えますよね。

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キンカチョウの鳴き声がうるさいときの対策は?

キンカチョウは良く鳴きますが、普段の鳴き声は決して騒音と言うほど煩い物ではなく、話し好きな小鳥と言うイメージ程度です。

しかし、求愛の時や縄張りを主張するときは、一段と声が大きくなり繰り返す事から、集合住宅や近隣の迷惑になる事も考えられます。


その為、オスはメスに対して懸命に求愛宣言をしている訳ですから、その恋が成就しない場合は、離す事も必要です。


また、多頭飼いした場合はオス同士が縄張の主張をする為に大きく鳴いている為、離して飼う事で鳴き声を鎮める事ができます。

その他の場合は、寂しさの為に呼び鳴きをしている為、側に行ってコミュニケーションをとってあげる事で静かになると思われます。

まとめ

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キンカチョウは、スズメよりも一回り小さく体色がカラフルで猫のような愛くるしい鳴き声からペットとして高い人気があります。

また、小鳥に限らず多くの生き物は鳴き声で自己主張を表し、仲間とのコミュニケーションもとっているため、鳴き声には様々な意味も持っています。


特に求愛の場合は、メスに対して愛を奏でるかのようなメロディーとなって囀り、メスの返事が返ってくるまで繰り返されます。

また、寂しいときは猫のように鳴いて飼い主を呼ぶことから飼い主としてもこの上ない幸せと言う感じにもなるでしょうね。


そんなキンカチョウは、小さいながらも比較的丈夫であり飼育しやすい鳥ですが、臆病なうえにストレスを受けやすいとされています。

特に鳥類は、免疫機能が人間とは違い、一度体調を崩してしまうと他の機能にも影響することから長引くことにもなる為、毎日の健康チェックは重要です。
その為、一日一回はコミュニケーションをとり相手をしてあげながら健康チェックを行うようにしましょう。

以上、キンカチョウの鳴き声に意味がある?その種類・遺伝・求愛についての解説でした。

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