ヤモリと聞くと、古くから家を守る縁起のいい生き物としてのヤモリを思い浮かべますね。

昔から家の外や中をすばやく動くヤモリ、びっくりするけど家に害を与える害虫を食べてくれる私たちの家を守る(家守)ヤモリ。

そんなヤモリですが、ヤモリは世界でさまざまな種類がおります。

その中で、ロボロフスキースキンクヤモリをご存知ですか?

名前だけでかっこよく、私たちが知っているヤモリではない・・・そんな感じがしますね。

その通りです。

ロボロフスキースキンクヤモリは、目がくるっとしてうろこが体を覆っており、体長も10センチから20センチと大きいヤモリです。ユーラシア大陸に生息しています。

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目次

飼育方法や必要なものは?

飼う際の飼育方法は、まずはケージです。通気性のいいものを選びましょう。大きさとしては31センチ×31センチ×33センチほどのケースでゆっくりできるスペースも確保してあげましょう。横や天井に穴があり通気性がいいものなら、なおさらおすすめです。

ほかには、土にもぐるので5センチから10センチほど床材を敷きましょう。

砂漠の砂や人工砂がおすすめです。シェルターやバスキングライトも準備します。

適温は25度から32度です。日本の冬は寒すぎます。

パネルヒーターを準備して一年の温度管理をしましょう。温度計や湿度計も温度管理に必要です。

水飲み場も確保しましょう。

乾燥を好み、夜行性ですが、乾燥しすぎるのもよくありません。たまに霧吹きで湿度調整しましょう。

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具体的な餌や与える頻度は?

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ロボロフスキースキンクヤモリの餌は、普通のヤモリと変わりません。

餌はコオロギデュビアなどの昆虫類です。食べやすい大きさにしてピンセットで与えます。

週に2回~3回、デュビアを5匹から7匹前後食べます。コオロギはトカゲの頭ほどの大きさにして与えて、週に1回から2回です。

餌にはカルシウムビタミンなどをつけて与えましょう。病気予防になります。もちろん、食べる様子を見ながら、量を調節してあげましょう。

しかし、幼いうちは、毎日餌をあげます。水分は霧吹きで壁を湿らせると、壁の水滴を飲んだりします。

ミルワームも食べるよ♪

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販売価格や具体的な購入場所は?

では、愛らしい顔のロボロフスキースキンクヤモリは、どこで購入できるのでしょう?

もちろん、トカゲやヤモリなどの専門店が近くにあるとベストですが、ロボロフスキースキンクヤモリは、動物愛護法により対面販売が基本なので、ネットで価格や写真を見ることができますが、購入の際は実際に足を運ぶ必要があります。

ペットショップも同様です。

さらに価格は4000円台から8000円までさまざまですが、人気も高く5000円ほどでしたらすぐに売り切れてしまいます。

平均寿命や病気になった時の対策は?

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では、ロボロフスキースキンクヤモリ、寿命はどのくらいなのでしょうか?

寿命は大体5年から10年と言われています。

先にお話しましたが、餌にカルシウムやビタミンを塗ります。それは、ロボロフスキースキンヤモリがカルシウムや栄養不足にならないようにするためです。

カルシウムなどが不足すると、クル病といい、背骨が曲がったり、足の骨が弱くなり、死に至りますので気をつけましょう。

うろこも取れやすいので傷をつけないようにしましょう。

傷口から化膿することもあります。元気なときは免疫で治りますが、ひどくなると病気になりますので、うろこが剥がれないように餌やりやケージの掃除のときは気をつけてください。

脱皮も餌をしっかり食べないと不完全な脱皮になります。もし不完全な脱皮になったら、無理にはがそうとせず、獣医さんに相談しましょう。

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スキンクヤモリの種類は?

スキンクヤモリには、ロボロフスキースキンクヤモリのほかにトルキスタンスキンクヤモリプシバルスキースキンクヤモリテラトスキンクヤモリなどがいます。

トルキスタンスキンクヤモリ↓

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プシバルスキースキンクヤモリ↓

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テラトスキンクヤモリ↓

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どのスキンクヤモリもかわいいですよ。

雄雌の見分け方や繁殖方法は?

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実はロボロフスキースキンクヤモリの雄雌の見分け方は難しいです。

排泄部分でかすかな違いを見つけることが一番ですが、ペットショップでも識別が分かりませんといわれることがあります。

繁殖させたいときは、何匹か飼って様子を見ることがおすすめです。

繁殖は、1回に付き2個の卵を産みます。

卵は乾燥から守るように別容器に移すことをおすすめしますが、卵の向きが変わるだけで生まれなくなりますので、上に印をつけたりしましょう。

移動させたらバスキングライトなどでライトを当てて孵化させます。無精卵もありますので、すべての卵が生まれるとは限りません。

大体1週間から2週間で孵化します。

しかし、繁殖が難しいロボロフスキースキンクヤモリ。情報も少ないです。水を程よく湿らせて30度くらいの温度で管理して様子を見ましょう。

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飼育する際の注意点は?

ロボロフスキースキンクヤモリは、飼育する際、まずはうろこを剥がさないようにすることです。触るときは注意してあげましょう。

基本的に飼いやすいヤモリで餌や掃除、温度ができると大丈夫です。

先に話しましたが、カルシウム不足にならないように気をつけてあげましょう。

温度と湿度も大事です。特に寒くなる冬は温度管理を気をつけて様子を見てあげましょう。オス同士で飼うとけんかしてしまいますので、飼い方も大事です。

まとめ

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ロボロフスキースキンクヤモリ、見た目通り、ペットとして日本では人気が高いです。ほんとにあの目で見つめられたら?癒されますね。

ヤモリとしてはとても愛らしいヤモリです。しかし、外来種です。日本での気候に慣れていませんので、温度管理や怪我のないように飼ってあげましょう。

日本の家に住んでいるヤモリと違ってうろこもありますので、剥がしたりはげたりしすぎないように見守ることも重要です。

長く一緒に愛らしい顔を見ていたいですね。


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