一昔前までは、クマが人里におりてくる事などなかったものですが、近年では町の中を平然と歩く姿を目撃することも多くなり、ツキノワグマが人を襲うと言う被害も相次いでいます。

特にツキノワグマは日本の本州、四国に生息するクマで、北海道だけに生息するヒグマよりも遭遇する機会が多く、大きさもヒグマと同じような体格なら尚更恐怖を感じてしまいますよね。

しかし、ツキノワグマの主食はドングリや木の実、又は蜂蜜である事から、イメージ的には森のくまさんと言う感じを受け、人を襲うような凶暴性は考えられませんが、実際のところはどうなのでしょうね!

今回は、そんなツキノワグマの最大の大きさは?寿命・性格・懐くかどうかなどを解説いたします。

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ツキノワグマの性格

日本のツキノワグマはニホンツキノワグマとも呼ばれ、食肉目・クマ科・クマ属に分類される哺乳類になり、胸に三日月形の白いマークが月の輪に似ている事が名前の由来にもなっています。

近年、里山や集落におりて民家の周りを歩くツキノワグマがニュースでも頻繁に流れており、山菜を採りに山に入った人が襲われたと言う話は記憶に新しいところです。

しかし、基本的にツキノワグマは臆病であり、どちらかと言うと平和主義者的な生き方を好む事から、穏やかな性格と言えます。

また、社会性があり食物の多い所では複数のツキノワグマが集まり、あまり行動圏を変えない保守的な性格でもあり、獰猛さなどは微塵にも感じられませんが、臆病な性格であるが故、刺激を与えるとパニックを起こして向かってくると言う事も考えられます。

最大でどのくらいの大きさになる?

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クマで最大級と言えば北海道に生息するヒグマは有名であり、立ちあがった体長は3mを超える事もあると言われています。

また、ツキノワグマもヒグマと同じように人に恐れられていますが、大きさは最大でも180cm程度で、過去には体重が220kgのツキノワグマが捕獲された例があります。

しかし、平均的には体長、120~140cm、体重は50~150kg程度と他のクマに比べて小さく、食べ物や棲んでいる環境によって体の大きさも変わるようです。


これは・・・でかい

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ツキノワグマの食べ物

クマと言えば川でサケなどを豪快に捕らえるイメージがありますが、ツキノワグマの食性は、雑食性でありどちらかと言えば植物食の傾向が強いです。

中でもドングリや栗、又は木の実、ハチミツなどは大好物であり、タンパク質は蜂の巣やアリを食べ、稀にシカなどの死肉を何日もかけて食べる場合もあるようです。

その為、積極的に獲物を襲う事がないので平和主義者的な生きものと言えます。

ツキノワグマの寿命

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クマの寿命は食べ物や環境などでも違いがあり、もちろん野性と飼育下でも違いがあります。

ツキノワグマの野生下での寿命は、約24年~30年と言われており、動物園などの飼育下では、ツキノワグマのメスで最長39年も生きた個体が確認されています。

また、ツキノワグマの食性は雑食であり、腐った死肉も食べられる事から、どんな環境の中でも食べ物に困らないで生きて行ける為、この先40年、50年と更に寿命が伸びてもおかしくはありませんよね。

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ツキノワグマが懐くこともある?

かつて、ライオンのような猛獣を飼育する人もいると紹介したことがありますが、イヌやネコのように猛獣も人に懐いたら心強いですよね。

同じくツキノワグマも猛獣ですが、はたして人間に懐くのかは定かではありません。

ただ、目が開かないうちに親から離した場合は懐くことはありますが、普通にじゃれているつもりでも鋭い爪が当たった場合はひとたまりもありませんよね。

そんな事から考えるとやはり危険である事は間違いないようです。

実際、生まれたばかりのツキノワグマの赤ちゃんを8年間育てた人が、腕を噛まれて死亡したと言うニュースが話題になりました。

やはり、猫や犬のようなわけにはいかないのが現実のようです。

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遭遇時の対策

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近年では頻繁にクマ出現・・・とか、山菜やキノコを採っている最中に襲われたと言うニュースが多いですよね。

本来のクマは人間に対して臆病、慎重、神経質で暗い所に潜むはずだったのが、最近では、大胆、無警戒、無神経に観光道路に出現するような、人を恐れないクマが増えている事に驚きを感じます。

昔は、クマよけに鈴を腰に付けたり、ラジオの音を高くして人間の存在をアピールすることで、クマの方でよけてくれると言われていましたが、近年ではこれだけでは安全とは言えないようです。

また、クマは動物の死肉を食べる生き物なので、俗に言う「クマと遭遇した場合は死んだふりをするとよい」と言うのは間違いのようです。

では、クマと遭遇した場合はどうすれば良いのでしょう・・・

その対策としてはクマの習性を知る事で襲われる事態を回避できるようです。

・落ち着く

クマと遭遇した場合は誰でも恐れてパニック状態に陥ってしまいますが、クマを刺激しない為にも先ずは落ち着くことが一番です。

・背を向けず静かに後ずさりしながら距離をおく

クマは背を向けて逃げる獲物を追いかける習性がある為、ツキノワグマから視線を逸らさず、静かに後ずさりして距離をとります。

・クマ対策グッズを用意する

クマ対策として効果的な唐辛子スプレイなどを手に持つ事で精神的にも余裕が持てます。

クマが近づいてきた場合は、目と鼻の近くめがけてスプレイすると逃げていくようです。

しかし、これは襲われそうになった時の場合で、むやみにスプレイを放つと危険な場合もある為、何はともあれクマから静かに離れる事が一番です。



また、なかなかクマが離れない場合は、リュックや食べ物を地面に置いて離れます。

それでも近づいてきた場合は、戦う事も必要であり、クマの弱点でもある鼻先を棒か石などで叩き込むとあっさり逃げてくれるようです。

有り得ないことですが、これで助かったと言う人も多い事は事実のようです。

このように様々な対策がありますが、クマも人間と同じように人を恐れている事は確かです。

その為、出来るだけ刺激しないようにしてクマと向き合ったまま背を向けず後ずさりして離れるのが基本中の基本だと言えます。

まとめ

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クマと聞けば全てが獰猛で攻撃型とイメージしてしまいますが、ツキノワグマはクマの中でも比較的小型で、人間よりも少し小さ目であり、性格的にも臆病で平和主義的な生き方を好む事から穏やかな性質だとされています。

その為、人を恐れている事からむやみに人里へおりてくる事は無かったのですが、山の環境が荒れた状態のままになり、人が入らなくなった事で人を恐れないクマが増え、餌を求めて街に出没するようになりました。

近年では、人間がハイキングや山菜採りなどで山に入った際、ゴミを捨てるなどした事で、クマが学習してしまい人里へおりてゴミを漁る事をするようになったと考えられます。

また、地球温暖化の影響から山の自然環境も変わり、クマの大好物でもある木の実や植物が少なくなり、結果的に餌不足となり人里へ降りざるを得ないと言う事になります。

そんな事態を招いたのは全て人間であり、クマは生きるためにただ餌を探し求めているだけ・・・

先日は、母グマと子グマが歩いている中、クマは凶暴だと言うレッテルから母グマが殺されてしまうと言うニュースが流れ、とてもショックを受けました。

何とも理不尽なことですよね!

他に良い方法はなかったのかと悲しい気持ちになったのは私だけでしょうか!

以上、ツキノワグマの最大の大きさは?寿命・性格・懐くかどうかについての解説でした。


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