価格も安く、小さいので可愛らしいミドリガメですが、実はちょっと注意が必要なペットです。

最近では、カメを放流してしまったことにより環境問題にまで発展しています。

安易な気持ちで飼育はおすすめできませんが、ペットとしてキチンとお世話すれば、ミドリガメは可愛い相棒となるでしょう。

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ミドリガメはどんな生き物?

一般的にミドリガメと呼んでいるカメは、ミシシッピアカミミガメのことです。

このアカミミガメの幼体がミドリガメと呼んでいるものになります。実はミドリガメはアカミミガメだったのです。

このミドリガメは安く買えることもあり、安易に飼育し始める人が多く、川などに放してしまう事例がたくさんあります。

その結果、日本国内で爆発的に繁殖してしまい、日本の固有種のイシガメの個体数を減らしてしまったり、農作物を食い荒らすなどの被害が出ています。

そして現在は「緊急対策外来種」というものに指定されています。

この「緊急対策外来種」は、販売や飼育は可能ですので、飼うこと自体は罰せられることはありませんが、放流するなどをしてしまうと罰金などの刑罰があるので、ご注意ください。

ちなみにアメリカザリガニも「緊急対策外来種」です。

ミドリガメの飼育に必要なものは?

ミドリガメ 飼育



ミドリガメを飼育する水槽は大き目なものを用意しましょう。

というのも、ミドリガメは購入時は小さくて可愛らしいですが、すぐに大きくなります。
最大で30cm以上になりますので、大きくなった時の事を考えて大き目のものが良いです。

カメの飼育する水槽には陸地が必要です。
初心者の方でしたら、ペットショップなどで飼育セットを購入すればすべてセットになっていますので便利です。

価格を抑えたい場合は、水槽を衣装ケースなどにすれば、水槽を買うより安価で済みます。

また飼育スペース内の陸地も、100円ショップで小さな台(台所用などの棚など)と、人工芝を利用して作成することも可能です。

やはり水槽の方見栄えは良いですが、衣装ケースなどでも飼育できます。

ミドリガメの水槽は、水量が少ないため水が汚れやすいです。

お掃除を小まめにすれば問題ないですが、ろ過装置などがあると便利でしょう。

ミドリガメは日光浴が必要です。

部屋の中では日光が当たる場所は限られてしまうので、太陽光の代わりになるライトを使う方法もあります。
バスキングライトというもので、ミドリガメの健康のためにも、購入しておくと便利です。

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ミドリガメの飼育方法は?

必ず日光浴をさせてあげてください。ミドリガメは日光浴をすることにより甲羅の変形を防いだり、病原菌の殺菌などを行います。

日光浴ができない場合は、バスキングライトなどを購入して紫外線を浴びることができる環境を作りましょう。

ミドリガメは水中で生活しますので、水槽には水を入れてあげてください。

背中が隠れるほどの水位があれば問題ないです。

とにかく水が汚れやすいので、理想としては毎日水を交換した方が良いです。

と言っても、なかなか毎日は難しいので最低でも3日に1度の頻度で変えてあげてください。

水質維持のために、ろ過装置を設置するのも効果的でしょう。

水槽の水の交換は全部取り替えて、古い水はすべて捨てて、カルキ抜きした水道水を入れてあげましょう。

カルキ抜きをできる薬品はペットショップなどで購入できますので、そういったものを利用してカルキ抜きしてくださいね。

お掃除の際は、水の交換以外にも陸地などもよく汚れを落としてください。

ミドリガメは基本的に何でも食べる雑食性ですが、カメ用の餌というものが売っていますのでそちらを与えてあげてください。

その他にはシラスなどをあげると喜びますよ。

注意していただきたいのは、シラスには塩分が含まれていますので、与える際は塩抜きしてから食べさせてください。
たくさんあげるとすぐに大きくなるので、その点もご注意ください。


ミドリガメの飼育環境

ミドリガメの平均的な販売価格・寿命は?

ミドリガメの平均的な価格は500~1000円くらいです。

とても安く買うことができますが、長生きしますのでよく考えてから購入してください。

そしてミドリガメは約20~30年ほどの生きるとされています。

カメは万年なんて言われる通り、やはり長生きですね。

最低でも20年は生きますので川などに放した場合の事を考えると恐ろしいですね。

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ミドリガメを飼育する際の注意点は?

ミドリガメは、購入時は小さくても必ず大きくなります。

2〜3年ほどで、甲羅の長さが 8〜10cmまで成長し、その後30cm位まで成長を続けます。

購入したときの色から比べると、鮮やかな緑色ではなくなります。

寿命から考えて、可愛らしいミドリガメの時期はほんのひと時ですので、ご注意ください。

ミドリガメは変温動物で、自分で体温の調節をすることができません。なので、日光を浴びることにより、その太陽熱で体温を調節するのです。

体温が低いままだと弱ってしまい死んでしまうこともありますので、日光浴やその代わりになるライトなどを必ず当ててあげてください。

カメは体内にサルモネラ菌を保菌しおり、この菌は食中毒の原因となり、感染すると発熱や、下痢、嘔吐などの中毒症状を起こします。

触ったり、世話をした後は必ず石鹸で手を洗ってください。

まとめ

ミドリガメ 飼育



ミドリガメはペットとして飼育する分には特に問題はありません。

ですが、飼いきれなくなったからといって安易な気持ちで逃がしたりは絶対にしないでください。

生態系に影響があるということは、まわりまわって人間にも影響を及ぼすこととなります。飼育する際は寿命や、飼育方法などよく考えてから、始めてくださいね。

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