名前の通り、ジャンプ力が高いトビウサギですが、ウサギではなくどちらかというとネズミの仲間です。

見た目はウサギのように長い耳が頭の上についていて、とてもかわいらい動物です。

今回はトビウサギについて詳しく説明いたします。

目次

トビウサギはどんな生き物?

ウサギというと、前足と後ろ足をついている状態のものが一般的ですが、トビウサギは基本的に後ろ足だけで立ち上がったようなスタイルです。

そして移動も、その体制のままジャンプして移動するので、カンガルーにも似ていますね。

サバンナや半砂漠地帯などに生息しており、夜行性で、日中の明るい時間は地面に掘った巣穴にいることが多いです。

トビウサギは嗅覚や、聴覚、視覚などが特に優れており、外敵が迫ったときや驚いたときなど、すばやく巣穴に飛び込むことができます。

そのような場合の跳躍力は高く、ひと跳び2~3mほど、飛び上がることができます。時には6~9mにも達するほど飛び上がることもあるそうです。

トビウサギは雑食性なので何でも食べてしまい、トウモロコシや麦などの農作物を荒らすこともあり害獣として駆除されることや、その他にも食用として狩猟されることもあります。

トビウサギの飼育に必要なものは?

トビウサギ 飼育



トビウサギは行動範囲も広く、ジャンプ力も高いため、かなり広めの飼育スペースが必要です。飼育ゲージはかなり広いものを用意した方が良いでしょう。

こういったことからも、広い庭などで飼育してあげた方が理想的なので、誰でも気軽に飼えるペットという感じではありません。

飼育ゲージ内に必要なものを揃えるというよりは、外などで逃げないように工夫して放してあげて、それ以外はゲージに入れてあげるという方が良いでしょう。

問題なのが、トビウサギは夜行性のため昼間はほとんど寝ています。

放してあげるのは夕方以降の方が良いでしょう。

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トビウサギの飼育方法は?

市販のミックスフードやペレットではなく、リンゴなどの果物や、サツマイモ、青草などが主食となります。

雑食性なので、なんでも食べてしまいますが、健康のためにも人間の食べ物は与えないようにしましょう。

また、砂漠地帯に生息してることもあり、飲み水はあまり必要としません。

穴を掘ったり、砂遊びすることが好きなので、そういった砂や土で遊ばせてあげると喜びますし、ストレス解消にもなるので掘れる環境を用意してあげましょう。


トビウサギの食事シーン

トビウサギの平均的な販売価格は?

トビウサギの購入は非常に難しいですが、大体20~40万円くらいで販売されているのが相場なようです。

かなり高額なので、この点から見ても気軽に飼えるペットという感じでなく、ペットショップで見かけても、飼育も含めて考えると、衝動買いというのは難しいでしょう。

トビウサギの平均寿命は?

野生のトビウサギは7年ほど生きるとされています。

ペットとして飼育する場合は、外敵に襲われる心配もないので13年ぐらい生きます。

小動物としては長生きなので、家族として迎え入れたトビウサギが長くいてくれるのは嬉しいですね。

ですが、その反面、長い間お世話をしていくことになります。

責任を持って飼育できるのか、よく考慮してから飼い始めてください。

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トビウサギを飼育する際の注意点は?

トビウサギは珍しい動物なので、病気になった場合に診察してもらえる動物病院が少ないです。

なりやすい病気として皮膚病や内臓の疾患にかかりやすく、その他にも腸がおしりから出てきてしまう直腸脱という病気になりやすいです。

異常がでてから、診てもらえる動物病院を探すのは大変なので、病気になる前に診てもらえる動物病院を探しておいた方が良いでしょう。

まとめ

トビウサギ 飼育



高額で流通量もあまりなく、一般の家庭で飼育するのは難しいため、あまりデータがないトビウサギですが、動物園などに行けば見ることはできます。

かわいいという理由だけで、飼育するとトビウサギにとって不幸になる結果になることも考えられます。

動物園などの管理が徹底した所で飼育してもらうのが良いのかもしれませんね。

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