キリギリスは、秋の虫というイメージが強く俳句などの季語として使われる場合は秋の季語です。

ですが、実際は夏の虫だということをご存じだったでしょうか?

このキリギリスは鳴き声を楽しんだり、見た目がカラフルなのでペットとしても飼う方も多いそうです。

割と身近な存在のキリギリスについて、詳しく説明いたします。

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キリギリスはどんな生き物?

古くから鳴き声を楽しまれていた昆虫で、その声は「ギーチョン」というような鳴き声です。

図鑑などの記載には「チョンギース」とあったり、「ギー」と連続して鳴いていて、合間に「チョン」と鳴くこともあります。

鳴き声を楽しむその一方では、甲高い声で鳴くのでうるさく感じることもあり、キリギリスは好みが分かれがちですね。

地域により若干種類に違いが出ることもありますが、キリギリスは、本州から九州地方にかけて広く分布しており、草むらなどを探せば比較的容易に採集できます。

キリギリスは顎が発達しており、噛むこともありますので採集の際は気を付けてください。

飼育の際はキュウリなどを与えられることが多いキリギリスですが、野生下では肉食で昆虫などを食べています。

体長は3cm以上ほどあるので割と大きく、後ろ足も大きいです。

キリギリスはたくさんの種類がいますが、主に鮮やかなグリーンのキリギリスはヤブキリという種類と、グリーンとナチュラルカラーのニシキリギリスがいます。

その他にも全体的に体が黒っぽいヒメギス、ミヤマヒメギス、コバネヒメギスなどもいます。

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キリギリスの飼育に必要なものは?

キリギリス 飼育



飼育ケースはプラスチック製の虫かごでも問題ありませんし、竹製の虫かごでも飼育が可能です。

プラスチック製の飼育ケースの場合は底に土などを入れても良いですし、入れなくても飼育できます。入れない場合は、足場となる枝などを入れてあげましょう。

土を入れる場合は保湿効果と、体の色がグリーンのキリギリスの体の色が目立つので観察しやすいです。

ただ、この場合は不衛生になりがちなので、一ヶ月ごとに丸洗いした方が良いです

土を入れない場合は底に新聞紙を敷くと掃除がしやすいです。

キリギリスの餌はどんなもの?

キュウリや煮干しなどを食べますが、ドッグフードなども食べてしまいます。

わざわざキリギリスのためだけにドッグフードを購入すると確実に量が余ってしまうので、犬を飼育している場合は与えても良いでしょう。

またスズムシ用に販売されている専用フードも食べますので、そういったものを与えても良いでしょう。

水は与える場合はスポンジなどに含ませたものや、霧吹きで時々かけてあげれば問題ないです。

キリギリスは、たくさんの水分は必要としないのでご注意ください。


キリギリスを玉ねぎで捕獲

キリギリスの飼育方法は?

虫かごは、直射日光は避け風通しの良い場所に置いてください。

生野菜などの餌は新鮮さがなくなってきたら変えてあげるのが良いでしょう。いつまでも置いておくと悪臭がでることもあるので、古いものは交換しましょう。

飼育ケージの中にクズの葉などを入れておくと、キリギリスが隠れ家にしたり、虫を落ち着かせることもできるので、入れてあげると良いでしょう。

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キリギリスの平均寿命は?

野生のキリギリスの寿命は約2ヶ月と、非常に短いです。

環境によって長生きする個体もいますが、どんなに遅くても11月には全ての成虫の個体は死んでしまいます。

飼育の場合はもう少し生きることもありますが、やはり冬が来る前には死んでしまうでしょう。

キリギリスを飼育する際の注意点は?

キリギリス 飼育



キリギリスは肉食なので、同じ飼育ケージに複数匹入れておくと共食いをする可能性が非常に高いです。

なるべく単独で飼育ケージに入れた方がよいでしょう。

キリギリスのメスは鳴きません。そのため、野外で採集するのは難しいですが、キリギリスが全く鳴かないようであればメスのキリギリスかもしれません。

まとめ

キリギリスは非常に短命ですので、採集してきた個体であれば鳴き声を堪能したら元いた場所に放してあげるのも良いでしょう。

アリとキリギリスの童話では、冬に食べ物がなくなってしまうキリギリスですが、実際は冬にはもう死んでしまっていると思うとなんだか切ないですね。

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