オケラは童謡の歌詞に出てくることもあり、知名度は非常に高いのですが、その反面見たことが無いという方も多いです。

そんな謎の多いオケラを飼育して観察してみるのも面白いですよね。

今回は、オケラの飼育や生態について詳しく説明していきます。

スポンサーリンク

どんな生き物?

実は「オケラ」という名前は日本での俗称で、正式名称はケラという名前の昆虫です。

オケラの見た目は、上半身はザリガニのようで下半身はコオロギとった不思議な姿をしています。

体の大きさは成虫で約4cm程なので割と大きく、体全体を覆うように毛が生えていて土や水を弾く役割をします。

オケラの生息している場所は、田んぼの畔や畑など水分をある程度含んだ土地を好み、そこで穴を掘って地中で暮らしています。

最近は、こういった柔らかい土がある場所が少なくなっており、オケラ自体も見かけることが少なくなっていることが、姿に関して認知度が低い原因ではないのでしょうか。

土の中に生息しているオケラですが、水の中では泳ぐこともできて、さらに飛ぶこともできてしまうスゴイ昆虫です。見た目がザリガニとコオロギというだけでなく、機能も同じように備わっているのですね。

ちなみに泳ぐスピードはとても速く、それにも驚きです。

飼育に必要なものは?

オケラ 飼育



飼育ケースは深めのものを用意しましょう。中には湿らせた腐葉土を15cmほど敷き詰めて、オケラは地上に出てきた際に日除けとなるものが必要になるので、隠れ家になる割れた鉢などを設置してあげてください。

その他は餌となるミミズやキャベツの芯、かつおぶしを用意すれば飼育することは可能です。

スポンサーリンク

オケラの餌は具体的にどんなもの?

先ほどエサにはミミズやキャベツの芯、かつおぶしと言いましたが、実はオケラは雑食なのでそれ以外のものも大抵食べてしまいます。

植物の根も食べますし、昆虫ゼリーなども食べてしまいます。その他には小動物用の配合されたミックスフードなども食べるので与えやすいものを餌にすればよいでしょう。

注意して欲しいのは、何日もの間、同じ餌を置いておくとカビなどが発生することがあるので、特に野菜などは毎日交換した方が無難でしょう。

飼育方法は?

基本的に土の中に潜っていることが多いため、飼育していてもなかなか観察できないことが多いです。

掘り返して、姿を確認したくなるかもしれませんが、ストレスがかかり、弱ってしまうこともあるので、あまり掘り返さない方が良いでしょう。

細かいお世話はありませんが、オケラはとても良く食べる昆虫なので、エサが切れないようによく観察して、無くなっていたり悪くなってきたらすぐに新しいものと交換してあげましょう。

その他には、オケラの潜っている腐葉土が乾かないように、適度に霧吹きなどで湿らせてあげてください。その際に、かけ過ぎにはご注意ください。湿ってる程度で大丈夫です。


オケラの潜る様子

平均的な寿命は?

オケラは長いときで2~3年ほど生きることもあるそうです。

飼育環境が適度に湿っていて、栄養が行き届いていれば長く飼うことも可能なので、特にオケラは珍しい昆虫なので大事に飼育してくださいね。

スポンサーリンク

飼育する際の注意点は?

オケラ 飼育



オケラを複数匹同時に飼育すると共食いの危険性もありますし、縄張り意識も強いので、あまりたくさんの数を同じ飼育ケースに入れるのは控えた方が良いでしょう。

同じ餌ばかり与えていると飽きてしまい、食べなくなることもあるので、少しづつ変えて与えてあげても良いでしょう。

まとめ

飼育は難しいとされていますが、正しくお世話してあげれば長生きしてくれる個体も多いので、餌や湿気、ストレスをかけないように飼育しましょう。

なかなか飼育しても姿が見えないのが気になるようであれば、オケラのためにも飼育は避け、たまに地中にいる野生のオケラを観察するだけにとどめておきましょう。

無暗に飼育して、人間の都合で死なせてしまうのだけは避けるべきです。

関連記事イトトンボのヤゴの飼い方・餌についてわかりやすく解説

スポンサーリンク