夏場になると川で泳いだり魚を捕まえたりした記憶があります。

祖母の家が田舎だったので近くに綺麗な川があり、よくそこで色々遊んでいました。

あまり深く思い出すと涙腺が崩壊しそうな年齢に差し掛かっているので思い出に浸るのは止めますが、そんな経験がある方なら魚以外にも「サワガニ」を捕まえた事がある方も多いでしょう。

少し大きな石をひっくり返したら結構な頻度で捕まえられるんですよね。

今回はそんな昔の懐かしい記憶が甦りそうな「サワガニ」に関して各項目毎に分けて皆様にお伝えしていこうと思います。

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目次

サワガニはどんな生き物?

まずサワガニとは日本固有種の淡水性のカニです。

分布域は青森県からトカラ列島(屋久島と奄美大島の間です)辺りまで生息しています。

体長は脚迄含めると5~7センチ程度で体色は甲羅部分が黒褐色系の色で脚部が朱色の様な色をしています。

ただ、青っぽい色の個体や紫っぽい色の個体も存在しています。

名前の通り沢(渓流)や小川に生息していて綺麗な水でしか棲む事が出来ないので指標生物にもいるんですね。

また雌雄の見分け方は雄の方が右のハサミが大きい傾向があり、見た目ですぐにわかります。

他にも食用として利用されているのでもしかしたら食べた事がある方もいらっしゃるかも知れませんね。

スーパーでも食用のサワガニが売っているみたいですが、私の最寄りのスーパーでは見た事がありません。

サワガニの飼育に必要な物は?

サワガニ 飼育



サワガニを捕まえて飼育しようと思った時に、何が必要なのか?

下記にまとめますのでご参考下さい。揃える物は多くないので簡単ですよ。

①水槽

特別大きくなくてもいいのですが、高さがあるタイプより底が広いタイプの方がオススメです。

水槽でなくても昆虫を入れる様なプラスチック製のケースでも大丈夫です。

②砂利・石

上記で用意した水槽及びプラケース等の底面に敷きます。

砂利がある事によってサワガニの移動がスムーズになります。

砂利を入れる時に高低差をつけ、陸地部分も作ってあげるのも良いでしょう。

③水草など

アクアテラリウムの一環として考えるなら水草を入れて観賞するのも良いと思います。

サワガニの生態観察も出来るのでは無いでしょうか。


以上がサワガニを飼育する際に必要な物になります。

比較的すぐに用意出来る物ばかりなので簡単に飼育出来ますね。

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サワガニの具体的な餌はどんなもの?

サワガニは基本的に雑食性なのである程度の物は食べます。

人工飼料としてザリガニの餌を与えても大丈夫です。

沢に生息しているサワガニは昆虫やミミズ、苔・藻等を食べています。

上記でも記載した様に雑食性なので特別「これじゃなきゃダメ」と言う物はありませんが、体長を見て分かる様に食べる量は少量なので一日に何度も餌を与える必要はありません。

サワガニの飼育方法は?

ここまでに飼育する際に必要な物と何を食べるのか、と言う点はご理解頂いたと思います。

では次は飼育方法はどうなの?と言う点ですが、まずは用意した水槽に水を5センチ前後入れます。

この際に水が浅すぎると水温変化が激しくなってしまうので注意が必要です。

サワガニは暑いのが苦手です。

水温が上昇してしまうと死んでしまう恐れがあるので夏場は特に注意が必要になります。

他、注意すべき点は下記にて記載致します。


サワガニ飼育の様子

サワガニは販売されている?

ペットショップで販売している所もあるみたいですね。

ネットでも500円前後でオークションサイト等で販売されています。

他には、販売されているという観点で言うと冒頭で食用として販売されている、と記載しました。

パックになっていて数十匹入って販売されているのでその中から生きているサワガニをピックアップする方法もありますね。

これなら食べられるし飼育も出来るので一石二鳥?(言葉が合ってるかわかりませんが・・・)かも知れませんね。

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サワガニを飼育する際の注意点は?

サワガニ 飼育



サワガニ飼育時の注意点は上記で少し伝えた水温管理と併せて水質管理が挙げられます。

サワガニは綺麗に水にしか棲めない、と少し触れましたが水が汚れてきたらすぐに水替えしましょう。

餌のあげ過ぎによる水質悪化には注意しないといけないので、こまめなメンテナンスは必要です。

サワガニが泡を吹いていると水質悪化や酸素不足のサインなので日々観察していく中でこれらサインを見逃さない様、また水は常に綺麗に保つ様にしましょう。

他注意点は、サワガニは脱皮をします。

脱皮した時は甲羅が非常に柔らかくなっていますので触らない様にしましょう。

まとめ

サワガニに関して色々と記載してきましたが、こうやって見るとアクアテラリウムの一環としてサワガニを飼育するのもいいかも知れないですよね。

注意すべき点が無い訳ではありませんが、比較的飼育は容易な方だと思いますし、ずっと見ていると癒されそうな気がします。

そんな話をしておきながら恐縮ですが、サワガニは食用でもあると伝えましたが、生食は非常に危険なので注意しましょう。

私はかつて中国に旅行に行った時に中国の料理屋さんでサワガニみたいなの(姿形はほぼ同じ)を生で食べた事がありますが、今考えたら非常に恐ろしいです。

若気の至りと言うか無知が為せる業かわかりませんが、一緒に同行していた友達もそれを食べたのですが翌日げっそりとしていたのは言うまでも無いです。

その件以来私は仲間内で「鉄の胃袋を持つ奴」と言う異名を頂戴致しました。生食は本当に危険みたいなので絶対にやめましょう!

以上、サワガニの飼育方法・餌・販売価格について解説でした!

関連記事サワガニの寿命や冬眠のさせかたについて解説

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