金魚ってお祭り等の金魚すくいで手に入る事もありますし、ペットショップにいけば500円程度で買えます。

逆に高価な物は本当に高価でウン万円とする金魚もいたりします。

品評会等で選ばれし金魚達にはそれくらいの高価格がつくみたいですが、自分がペットとして飼っている金魚に対して生命の価値は価格では無いですよね。

さて今回は金魚を飼っていく上でいずれは経験するであろう、金魚の病気に対して解説していきたいと思います。金魚を飼うにあたって病気等は避けては通れないですし、何かあった場合は飼い主である私たちが対処しなくてはいけません。

動物病院やペットショップに持って行っても治療はしてくれません。

(治療法の相談くらいはしてくれるかも知れませんが)

ではまず、金魚に白い膜や斑点が出来る病気の原因・対策について解説していきます。

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目次

金魚に白い膜ができる原因は?

金魚を飼っている水槽を眺めているといつもと少し様子が違う。。。

体の一部分に白い膜の様な物が線状にモヤっとした感じで入っていて、白く覆われている気がする。

もしご自宅の金魚がこの様な状態であれば想定される病気は「白雲病」です。

読んで字の如く、白い雲で覆われれいる様な状態になっていきます。この白い膜(白雲病)が出来る原因ですが、「コスティア・キロネドラ」と言う寄生虫が原因と考えられます。

コスティアとは鞭毛虫でキロネドラが繊毛虫でいずれも金魚に寄生する事によって白雲病が引き起こされます。そもそもこの白い膜はこれら寄生虫が寄生した事によって金魚の粘膜が異常分泌されてこの様な症状が見受けられます。

この粘膜をエサとして増殖していくのですからタチが悪いですよね。「水質低下」「水温の不安定」がそもそもの病気の根底にありますので、まずはここを気を付けたい所ですよね。

白い膜が出来た時の対策は?

かんたんな金魚の飼い方



白い膜が出来た原因の特定はある程度出来ました。

では飼い主としてペットの金魚に対して何をしてあげられるのか、対策を考えていきましょう。

先程も記載致しましたが、一番の対策としてはやはり「水質低下を防ぐ」事と、寒暖の差が激しい時期の「水温調整」が肝要だと思います。

他にも「塩水浴」「薬浴」といった方法もあります。濃度0.5%程度の塩水で塩水浴させる方法が対策として挙げられます。

薬浴の方はメチレンブルー等が主に挙げられます。

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金魚に白い斑点ができる原因は?

次は金魚に白い斑点が出来た時の原因を探っていきたいと思います。

金魚の模様がいつもと違う、体の表面若しくは尾ひれに白く点々とした模様で覆われている。

もしそうなっていた場合に考えられるのは「白点病」と言う病気が考えられます。

この「白点病」の原因もまた寄生虫によるものであり、「白点虫」と言う寄生虫が起因しています。

この白点病ですが、進行スピードも早く、最初は少なく点々としていても数日もすればあっと言う間に広がってしまうので注意しなくてはいけません。

この病気はかゆみを伴うので金魚が底砂等に体を擦っていると発症している可能性大なので気を付けましょう。

白い斑点が出来た時の対策は?

まず一番は「水質低下を防ぐ」事ですね。

先程と重複していますが、やはり清潔に保つ事が何よりの対策である事は間違いありません。

とは言え、発症してしまった物はどうしようも無いので対策しなければいけません。

まずは、この「白点病」は他の金魚にもうつってしまうので、複数匹飼われているなら発症している金魚は別容器なりに移してあげて下さい。

そして水温を28℃~30℃に保つ事を心掛けましょう、この白点虫は25℃以下の環境を好みますので温度を上げる事が対策になります。ただ、水温を上げる際は温度調節できるヒーターを用いれば可能です。

一気に水温を上げる事は金魚への負担になりますので少しずつ上げていきましょう。

他にこちらも上記記載の様に「塩水浴」「薬浴」といった方法もあります。


白点病の発症〜治療までを動画で解説↓

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日常的に気を付ける事は?

金魚 死因



大事な金魚が病気に罹らない様に気を付けたいですよね。

それに伴い日常的に気を付ける事と言えば金魚が快適に棲める環境を常に整える事ですよね。

じゃあ何が快適なのか?って事になりますが、上記にも記載した様に水質ケアであったり寄生虫対策での水温管理が挙げられると思います。

様々な要因で金魚の病気は引き起こりますので、全部の対策は難しいにしろ割と金魚が罹りやすい病気の原因に対しての知識を持ち合わせ、それらが発症しない様に気を付ける事が大事ですよね。

まとめ

金魚の病気に関して記載させて頂きましたが、金魚をペットとして飼育しているなら金魚も立派な家族の一員ですよね。

少しでも長く生きて欲しい、快適に棲まわしてあげたいと思い、日々共に暮らしていると思います。

でもいくら対策をしていても病気に罹ってしまう事もあるとは思います。

その時には出来る限りの対応をしてあげたいものですね。

まずは、病気に罹らない様に日々しっかりと観察してあげて変化を見逃さない事が一番の予防法かも知れないですよね。

例えるなら長続きしているカップルは互いに相手の変化を見逃さず相手の様子がおかしい時にはすぐさま色々な対応をしていると思います。変化を見逃さない、と言う事は日々の観察や相手への思いやりの表れじゃないかと私は考えます。

ちょっと強引に例え過ぎた感は否めませんが、言いたかった事は「何事も愛情を持って接する」と言う事です。

以上、 金魚に白い膜や斑点ができる病気の原因・対策について解説でした。


金魚の死因にはどんなものがあるか解説

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