手軽に飼育できる小動物の代表といえば、そのひとつにハムスターを思い浮かべる方も少なくないでしょう。

アニメなどで取り扱われたりすることで、知名度も高いです。

はじめは単体で慎重に飼育したと思いますが、比較的安価でお迎えしやすいため複数で飼育したい、繁殖をさせてみたいと飼育の難度をあげたい気持ちもその中で生まれてくることもあると思います。

そんなとき、単体飼育では感じなかった不安や疑問も生じてきます。

今回は、そんな疑問などをまとめてみたいと思います。

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ハムスターを2匹以上飼いたい!

ハムスターを2匹以上飼うことは可能です。

ただ、ハムスターの種類や個体差にもよりますので、同じケージの中で飼えるかとなると、やや難しいのではないでしょうか。

それに関して、次の項目でご説明したいと思います。

ハムスターを同じケージで2匹以上飼える?

ハムスター 二匹以上



ハムスターを同じケージで2匹以上飼うことは、基本的には無理です。

その理由のひとつとして、ハムスターは種類によって性質が異なり、縄張り意識の強さがでてくるためです。

それともうひとつ、個体差があります。

ハムスターは個々で性格が異なっています。温厚な子もいれば気性の激しい子もいます。当然、気性の荒い子を入れてしまえば、その子がほかのハムスターを傷つけてしまう可能性がでてきます。

子供の頃(生後2カ月位)は同じケージで飼うことも可能ですので、その時にハムスター個々の性格を判別し、問題のある固体は別のケージに移すなどの処置が必要となります。

そんなことを言っても、わずかな差だと見落としてしまうこともあるでしょう。

そんな危惧がある場合は、まず別の種類のハムスターの同居飼いを避けます。

次に、ゴールデンハムスターは必ず単体飼育を徹底させましょう。
縄張り意識の強い種類ですので、成長するとほかのハムスターを殺してしまうこともあります。

ロボロフスキーの場合、複数を同居させて飼育される方も多いと聞きます。
しかしドワーフ系のハムスターの複数同居でも避けなければいけないことがあります。

メス同士の同居飼育です。

オスとメスの見分け方については、次でご説明いたします。

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オスとメスの見分け方は?

どの種類でも性別の見分け方は同じで、生殖器と肛門の距離で判別します。

オスには睾丸があるのですぐわかると思いますが、生殖器と肛門の距離が遠いのがオスで近いのがメスになります。

ハムスターを仰向けにして、肛門からお腹にむけてある生殖器を確認します。

2匹飼って繁殖させるために必要な物は?

ハムスター 二匹以上



繁殖させるためのオスとメスが必要になります。

まず、繁殖に適した固体を選択します。

その際、必ず同じ種類のハムスターの中から選んでください。

犬や猫などで見かける別の種類との掛け合わせには向いていません。

繁殖させるハムスターの種類を決めたら、いよいよ繁殖させる固体選びです。生後間もない個体、老いている固体、太めの固体を省きます。
さらに病気や体長の変化などをよく確認しましょう。

どんな生き物にも言えることですが、近親交配も控えましょう。


お見合いをさせるためのケージが必要です。

最初の1週間ほどはオスとメスを別々のケージに入れて隣接させます。

お見合いの成功は、メスがオスを受け入れるかにかかっています。

問題がないようでしたらオスをメスのケージ入れて1週間様子をみます。

1週間経過したらメスの妊娠可否に関わらず、一旦オスをメスのケージから外します。

メスがオスを拒絶するような行動をとれば妊娠している可能性があるので、オスとの同居をやめます。

もしまだ妊娠の兆候が見られないようでしたら、1週間単位でお見合い(ケージで同居)を続けます。

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繁殖後に気をつけることは?

メスが妊娠すると敏感になり、過剰なお世話は落ち着きを無くさせることにも繋がります。最低限のお世話のみに徹して、様子を伺うなどの行為は避けましょう。

またハムスターはメスが単体で出産から育児までをします。

オスは必ず別のケージにいれ、妊娠中のメスを入れたケージは静かな場所へと移動させましょう。

食事は高タンパク質なものに切り替えます。個体差にもより食べるものが変わってきますが、小動物用のおやつとして売られているチーズや煮干しなどを与えるのが代表的です。

ゆで卵の黄身だけを食べる固体もいるようなので、試してみるとよいでしょう。

出産後も2週間ほどで子供も食べるものが変わってきますので、その時まで最低限のお世話だけにとどめておきましょう。


ゴールデンハムスターの交尾

まとめ

ハムスター 二匹以上



ハムスターの種類によっては2匹以上を同じケージで飼育することができません。

またハムスター全体に言えることですが、メス同士も不向きです。

基本、単体飼育が望ましいです。

繁殖を目的とした同居飼育にはいくつかの注意点があり、繁殖に適した固体の選別が不可欠であると同時に、同種同士であることが鉄則です。

メスの妊娠・出産時期は過剰な世話はせずに最低限の餌やりにとどめ、与える餌は高タンパク質なチーズなどが適しています。

ハムスターは種類によって性格が異なり、またさらに個体差もあることがわかりましたね。そのため、繁殖目的以外での同居飼育は難しいかもしれません。

上記では述べませんでしたが、ハムスターの繁殖は数が多いのが特徴です。

うっかりオスとメスを同居させてしまうと、瞬く間に増え続けてしまいます。

単体飼育が望ましい代表的なゴールデンハムスターなどの場合は、生まれた数だけのケージが必要となりますので、あらかじめ里親の目途などをつけるなど、計画性が求められると思います。

それでも2世代のハムスターを飼育や生命誕生の尊さなどを実感できる機会でもあります。

繁殖させられる環境下であるのなら、是非1度経験してみるのもよいでしょう。

以上、ハムスターの同居飼育、繁殖に関してでした。

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