ゆっくりした動作で癒してくれるカメは、昔からペットとして人気のある生き物です。最近では外来種の放流が問題となっていますが、責任をもって飼育すれば誰でも飼育ができる一般的なペットです。

カメの飼育に興味のある方は、まずどんなカメにしようか?と考えてしまうくらい、カメの種類はとても多いですよね。そこで、今回は飼育にオススメのカメをいくつかご紹介したいと思います。

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目次

亀は何種類ほどいるの!?

カメの種類は世界で300種ほどの種類がいるとされ、中には絶滅してしまった種類や、新しく発見された新種のカメなどもいます。

ペットショップなどで販売されているカメの種類は、およそ30種ほどですが、一店舗あたり数種類ほどしか販売されていないので、流通量を考えると実際購入できるのは30種には満たないでしょう。

またカメは、完全に水中の中で飼育するタイプのものと、水場と陸が必要なカメがおり、陸が必要な場合、少ない水量となるために、水質が悪化しやすく臭いが出やすいです。

そういった点も踏まえて、飼育しやすい、自分の生活スタイルに合ったカメを選んでみて下さい。

亀の種類① クサガメ

亀 種類



ペットとして流通量は非常に多いのですが本来は日本固有のカメで、野生の個体もいますが生息数が激減しています。

幼体は「ゼニガメ」と呼ばれ、主に日本の川や池に住んでいます。成長すると、オスは体全体が真っ黒になるのが特徴的で、元々あった模様も成長とともに消えてしまいます。一方メスはそのようなことはなく、体の模様もそのままです。

販売されているのは、主に幼体のゼニガメで500~2000円ほどで販売されており、寿命は20年ほどと言われています。値段が安いので思わず買ってしまいそうですが、寿命はとても長く、小さなカメの時期はあっという間に過ぎてしまうので、よく考えてから購入してください。

亀の種類② イシガメ

亀 種類



イシガメもクサガメと同じく日本に生息している固有種です。大きさは成体で15~25cmほどで、甲羅の色は決まっておらず個体差があり、黄色や赤っぽい色などのイシガメがいます。

イシガメはほとんど泳がないので、飼育する際は陸地がメインとなり水場は水が飲める程度で大丈夫です。水槽内の水の量が少ないので、汚れやすいので掃除に手間がかかるでしょう。

価格は3000~4000円ほどで、寿命は15~20年くらいと言われています。15年でも十分長い期間なので、じっくり飼育できる反面、とても長い期間飼育しなければなりません。

当たり前ですが、飼育はただ餌を与えれば良いだけではないので、10年、20年同じことが続けられるかよく考えてから購入してくださいね。

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亀の種類③ ミシシッピニオイガメ

亀 種類



とにかく小さくて可愛らしいミシシッピニオイガメは、成体のサイズでも15cmほどと大きくならないのが魅力のカメです。

一般的なカメは幼体のうちは可愛らしかったのに、すぐに大きくなってしまった、なんていう話はよく耳にしますが、ミシシッピニオイガメならそのようなことはありません。

小さいので水槽もコンパクトなもので済みますし、餌も少量で、水も汚すスピードが遅いので、比較的お世話が楽です。ですが、低温に弱いので水温が20℃を下回らないよう注意してくださいね。

価格は2000~3000円ほどなので、購入しやすい価格です。しかし、寿命は30年と非常に長いのがネックになります。可愛い見た目のままでいてくれるのは嬉しいのですが、30年はとても長いので、注意が必要です。

亀の種類④ ホシガメ

亀 種類



ホシガメはリクガメの仲間で、ちょっと飼育が難しいカメでもあります。星のようにも見える甲羅の模様が美しく、観賞用のカメとして非常に人気となっています。

カメの飼育に慣れてきて、ちょっと難しい個体にチャレンジしたい方にオススメです。ただ、ベビーの個体は更に飼育が難しいため、まずは成体飼育から始めた方が良いでしょう。

価格は15000~25000円ほどで、大きさによって価格に違いが出るようです。また、寿命は40年ほどなのでとても長寿です。人生を共にする覚悟で飼育に臨む感じですね。

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亀の種類⑤ アカアシリクガメ

亀 種類



アカアシリクガメは足に赤い斑点模様があるのが特徴的で、更に成長したオスは甲羅が盛り上がり下の部分が細くなるため、ひょうたんのような見た目に変形します。

多湿な環境を好みますが、乾燥にも耐えることができるため、日本の気候でも飼育しやすいです。餌も雑食性でなんでも食べてくれるので、食べ物で困ることは無いでしょう。

価格は20000円前後で、寿命は30~40年です。少し値段は高めではありますが、その分寿命は非常に長いので十分飼育を楽しむことができるでしょう。

ただ、高齢の方ですと、カメより先に自分が死んでしまうことも有り得ますので、続けて飼育してくれる人がいない場合、購入は控えるべきでしょう。

まとめ

やはり、カメは全体的に長生きな種類が非常に多く、飼育を始めるのは簡単でも続けるのは誰でもできるとは限りません。

何気ないしぐさや行動で癒してくれることもあれば、掃除などの手間がかかることもあるので、すべて含めて長い期間続けられるか考えてみて下さい。それから、カメを家族として迎えてみて下さいね。

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