アカハライモリはとても安価で購入できるので、飼育にチャレンジしてみたいという方もいるでしょう。飼育には、もちろん餌が必要ですので、とても気になるところですよね。
アカハライモリはどのようなものを与えれば良いのかをまとめてみたので、飼育の際は参考にしてみてください。
目次
アカハライモリの性格は?
アカハライモリは基本的に警戒心が強く、水の底や草の陰に長い間隠れていることが多いです。また、スキンシップもあまり好まないため、必要以上に掌に乗せたり触ったりするのは控えてください。
どちらかというとアカハライモリは観賞用ペットという感じですね。餌を食べている様子や泳いでいる所を眺めて楽しみましょう。
アカハライモリはどこで買える?
アカハライモリはペットショップでの取り扱いも多く、比較的入手しやすく、しかも200~300円という安価で購入することができます。
ただ、アカハライモリの愛好家の間では背中の色が通常のものと違って灰色や緑や赤などのレアな個体を求める方が多く、そういう場合ですとオークションや、野外で採集してくる方法を選ぶ方が多いようです。
初心者であれば、簡単に購入できるペットショップやインターネット通販で十分でしょう。
アカハライモリの餌は具体的にどんなもの?
アカハライモリの餌ですが、ペットショップなどでイモリ用の餌が販売されていますので、そちらを利用すると良いでしょう。
どうしてもイモリ用の餌手に入らない場合はカメの餌でも代用できますし、生餌としてメダカやエビ、イトミミズなども食べます。
特に生餌は喜んで食べますので用意してほしいのですが、毎日与えるのはコストもかかりますので、メインはイモリのエサなどの人工飼料にして、おやつのような感覚で生餌を与えるのが丁度良いでしょう。
アカハライモリに餌をあげる頻度や与え方は?
アカハライモリの餌の頻度は1日1回で十分です。
与えすぎは水質の悪化を誘発しますので、食べ残さない程度に与えてください。
先ほどは主食として人工飼料をオススメしましたが、より健康的に育てたいのであれば冷凍のアカムシを主食にしてあげると良いでしょう。
人工飼料などの乾燥餌は消化不良になる場合もあり、そうするとお腹に空気が溜まってしまい、水に潜れなくなってしまいます。
この原因が人工飼料なのかというのはまだハッキリと解明されていないのですが、今現在ではこの説が有力となっています。
アカムシは冷凍されているものを利用して、適量を水槽に入れてあげれば食べてくれます。
アカハライモリの食いつきも良いですし、体も大きく成長させることが可能です。
ただし、アカムシは水質を汚染しやすい餌なので、頻繁に水の交換が必要になり、掃除を小まめにしなければなりません。これだと、とても手間がかかるので、特にこだわりがなければ人工飼料でも良いでしょう。
餌を与える際の注意点は?
アカハライモリは爬虫類なので変温動物です。自分で体温調整ができないので、寒い季節は代謝が下がり、たくさんの餌の量を消化できなくなってしまいます。
気温が低下してきたら、食べる様子を見て、量を調節すると良いでしょう。逆に暖かくなってきたら徐々に量を増やしてあげて下さい。
また、アカハライモリは口に入るサイズの物なら何でも食べてしまうので、異物を誤飲してしまうこともあるので、飼育ケージ内にはそういったものを入れないようにしてください。
アカハライモリの捕食シーン
まとめ
「イモリの餌」というイモリの餌が売っているそうなので、飼育の際は利用して見てはいかがでしょうか。
また、冷凍アカムシですが、家族と同居されている方など冷凍庫に入れる際、家族が気持ち悪いと嫌がることもあります。
突然購入してきて冷凍庫に入れるのではなく、確認を取ってからの方がトラブルもなく飼育ができるでしょう。