ドワーフクラブという名前を聞いたことはありますか?
どんな生き物?動物?虫?と、いう方もいらっしゃると思います。
実は、このドワーフクラブは、淡水のカニです。
このドワーフクラブ、ホームセンターでかわいいケースに入れて売られているのを見た肩もいらっしゃると思います。
この淡水のカニは、別名ヴァンパイアクラブ、カーニバルクラブと呼ばれており、大きさは1.5センチから2センチと大変小さなカニです。インドネシアに生息しており、色彩が豊かで黄色い目、紫の体が特徴です。ほかにもさまざまな色を持ったカニがいます。
その色がきれいで人気があります。夜行性でちょっと怖がりです。
目次
飼育方法や必要なものは?
飼育に必要なものは、水槽や飼育ケージです。淡水のカニなので、水槽は、陸地と水中を作ってあげましょう。石を使ったり、砂利を使って水中から陸地に上がりやすい環境を作ります。さらにケージは、脱走を避けるためにプラスチックケースがおすすめです。
ドワーフクラブは、高いところまで登れるので、ケースなどよじ登って脱走をすることがあります。
プラスチックケースは、入り口を蓋でしっかりふさぐため脱走を防ぎます。
ドワーフクラブは、怖がりなので安心して住めるように隠れる場所を作ってあげましょう。
ミズゴケや植物などをレイアウトしてあげると、安心しますし、飼っている私たちもそのレイアウト作りを楽しめます。
温度管理が重要で24度から29度くらいを保つようにヒーターなどを利用しましょう。寒すぎても暑すぎてもいけないのが、ドワーフラグの買い方で難しい点です。
淡水の生き物なので、水質管理も重要です。フィルターを利用して水の循環をさせましょう。餌などで汚れたら、病気になったり、死んでしまします。きれいに洗って砂利を入れましょう。水もこまめにけましょう。
具体的な餌や与える頻度は?
では、ドワーフクラブは、どんな餌を食べるのでしょうか?
餌は、意外ですが雑食性の生き物で人口飼料で大丈夫です。
例えば、ザリガニの餌や、アカムシ、コケ、水草など食べます。餌は、直接渡したりしなくても、餌の容器を準備してそこに餌を入れておくと勝手に食べますので、気を使わなくても安心です。
ただ、ドワーフクラブは食いしん坊で体の割りに食べます。そうすると、餌が元で水が汚れますので、食べ残しはこまめに水槽から取り除いてあげましょう。
そして、餌は毎日あげましょう。餌が少ないと、お腹を減らして共食いをしてしまいます。
気をつけて餌の管理をしましょう。
販売価格や販売場所は?
ドワーフクラブは、ホームセンターに売られていることもあります。
ペットショップやネットでも購入できる幅の広さです。
そのため、価格はさまざまですが大体1000円前後が主流です。
かわいい容器に入れてインテリアのようにして売られていることもあります。
しっかり自分で相性や飼い方を知りたいならペットショップをおすすめします。目で見てドワーフラグの種類、色や表情で決める楽しみがあります。
しかし、便利な世の中でネットで注文したら配送してくれるところもあります。
購入するにあたっては、しっかり飼育セットも準備してあげましょう。
平均寿命は?
では、このかわいらしいドワーフクラブは、平均寿命はどのくらいなのでしょう?
大体4年から5年と言われています。しかし、ドワーフクラブは脱走犯です。
例えば、水槽に流木を入れておいたとき、掃除しようと流木を持ち上げたらその流木につかまっており、そのまま脱走してしまったり、こフィルターや加温ヒーターのコードに登って脱走したりします。
掃除のときは気をつけてみてあげましょう。
さらに水槽の汚れは衛生的にもドワーフクラブによくありませんので、寿命を全うさせるためにもこの2つは気をつけて飼育してください。
繁殖できる?
さらに繁殖はどうしてあげたらいいでしょうか?
この個性的なドワーフクラブ、せっかく飼うなら繁殖させてあげたいですね。
ドワーフクラブは、水槽で繁殖過のですが、幼いときから飼いはじめて繁殖可能な大人になるのに1年から2年かかります。つがいで飼育してメスの脱皮後に繁殖します。
卵で生みます。羽化してもしばらくお母さんカニと過ごします。
この繁殖をするためには通常より大きめのケージで飼うことが理想です。
さらに1ペアでは相性がわからないので2ペアか3ペアで飼うことをおすすめします。繁殖しやすくするために、隠れ家となるシャルターや流木、コケや植物などが必要です。
飼育する際の注意点は?
では、ドワーフクラブを飼う時の気をつける点は?何があるのでしょうか?
まずは、度々お話している、水質と温度管理、脱走させないことです。
水質は、淡水の生き物、すべてに共通しています。餌や排泄物で汚れたままの状態にすることは、避けましょう。さらに温度も夏、冬一定が好ましいです。
夏は、室内はかなり温度が上がります。インドネシアという暑い地域のカニですが、暑すぎてもいけません。温度管理は、冬だけでなく夏も気をつけてください。
掃除も面倒な点が多いですが、一気にするんではなく、水槽の半分ずつ掃除して、カルキも抜いて上げましょう。
ゴミはこまめに取ると水質維持につながります。
まとめ
かわいいドワーフクラブは、人気があります。
色もカニの色にしてはカラフルで、大きさも小さくてかわいい、さらに販売ルートも選べることから、手軽に飼う事ができます。
確かに、かわいいですね。容器に入っていると絵になります。そのかわいさを癒しにされる方も多いはずです。
ただ、生き物です。しかも淡水のカニです。少々、手のかかることもありますが、それもひっくるめてドワーフラグのかわいさです。
ドワーフクラブのケージ作りを楽しみ、癒されましょう。