コリドラスピグミーは性格がおとなしいので、混泳も可能ですが同種のみで群泳させるのも面白い魚です。

飼育するならやはり、長生きさせてあげたいですので、病気についても知っておくと、異変があったときに対処できるでしょう。また、寿命についても気になるのはないでしょうか。

そこでコリドラスピグミーの寿命や病気についてご紹介していきますので、飼育の参考にしてみてください。

目次

どんな生き物?

コリドラスピグミーは最大でも3cmほどという非常に小さな体の魚で、おとなしい性格で混泳させる相手として選ばれることも多いです。

ナマズの仲間ですので、水槽の底面近くをよく泳いでいますが、複数匹を同じ水槽へ入れてあげると群泳し、割と広い範囲を泳ぐため鑑賞性も高いです。

また、野生下のコリドラスピグミーは砂の中の有機物を食べることがという習性があるため、水槽内に底砂を入れてあげると、口の中に含んだり出したりする仕草を見せたり、そこに食べ残しの餌があれば、食べてくれるのでお掃除役としても利用されています。

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平均寿命は?

ナマズの寿命は魚の中では長寿なのですが、コリドラスピグミーに関しては体も小さいこともあり、1〜2年ほどとかなり短めとなっています。また、野生個体は数ヶ月しか生きられない場合もありますが、飼育環境によっては長生きするため、寿命は個体差が激しいです。

以上のことを踏まえると、コリドラスピグミーが1年以上生きているのであれば、飼育としては上々ではないかと思います。

他の熱帯魚に比べて寿命は長いほう?

小さな熱帯魚の代表格であるネオンテトラやアカヒレなどの寿命は3年ほどとですので、それと比べるとかなり寿命は短いです。

混泳させることも多いコリドラスピグミーですが、どの魚よりも先に死んでしまうと思いますので、新しい個体を追加する頻度も高くなるでしょう。

また、同種をまとまった数で飼育している場合は、寿命近くになるとポツポツと死んでいき、水槽が寂しくなっていきます。水槽の鑑賞性を維持するためには、少しづつ新しい個体を追加していくと良いでしょう。

かかりやすい病気は?

コリドラスピグミー 飼育



ナマズ系であるコリドラスと呼ばれる種類の魚と、かかりやすい病気は同じものが多いです。

特に注意すべきなのがカラムナリス菌に感染することによって発症する、尾ぐされ病という病気は名前の通り尾ビレなどを溶かしてしまいますが、それだけではなくヒゲや背ビレなども溶かす症状があらわれます。

一度溶けてしまったヒレやヒゲなどは元に戻ることはありませんので、普段から異変がないかチェックしてあげましょう。

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病気になった場合どうしたらよい?

体の一部が溶けていることに気付いたら、薬浴させてあげると症状の進行を止めることが可能ですので、早めに治療を行うようにしてあげてください。

症状が進行している状態ですと薬浴させても、その後数日で死んでしまうこともありますので、早期発見が治療の鍵です。

また、水槽内の菌によって発症しているので、混泳させている場合は他の魚もよくチェックしてみて、必要であれば薬浴させてあげましょう。

病気にならないよう気をつけることは?

このカラムナリス菌を繁殖させてしまっている要因は、水質の悪化と、急激な水温の変化ですので、普段からの水質の維持や温度管理が非常に重要になります。

また、水質の異常はコリドラスピグミーにとってもストレスとなり、より病気になりやすい状態になってしまいます。水換えや季節の変わり目は水質や水温が特に変わりやすいので、慎重に行うように心掛けましょう。

まとめ

コリドラスピグミー 寿命 病気



寿命が短いコリドラスピグミーは通常でもそれほど長く飼育することができないので、できるだけ病気で死なせてしまうことはさせたいですよね。

そのためにも飼育する水の管理がとても重要ですので、飼育の中で最も重点を置いて飼育してみてください。

コリドラスピグミーは安価ですので、死んだら新しい個体を買えばいいと思われるかもしれませんが、小さくても一生懸命生きている命ですので、なるべく長生きできるように手間をかけて飼育してあげましょう。

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