なにかペットを飼うとき、気持ちがわくわく、ドキドキしますね。
家族が増えるということは、嬉しいです。ペットも一緒です。あなたは犬?猫?ハムスター?金魚?だれが家族になれたら嬉しいでしょうか?
愛らしいフェレットもおすすめです。
その中でもカナディアンフェレットは、いかがでしょう?
目次
カナディアンフェレットの特徴は?
カナディアンフェレットは、日本では珍しいフェレットです。
フェレットの中でも大柄で筋肉質でがっしりしています。大きさも30センチから40センチで体重は1キロ以上2キロ前後です。オスのほうが大きくなりやすいです。
ただ、あくまでも成長には個人差があります。
性格は、好奇心旺盛のやんちゃな性格です。さらに幼いころから嚙み癖があります。
嚙む理由は、ストレスや運動不足、体調が悪かったり、環境に慣れなかったり、嚙むことの痛みがわからなかったりさまざまです。しつけは、時間と根気が必要ですが、早めの対策が大事です。
しかし、顔は愛らしく、その動きも愛嬌があります。嚙み癖をわかっていても手を差し出して遊びたくなるかわいさです。
愛情を持って接してあげましょう。
飼育環境や飼育方法は?
では、嚙み癖を減らすためにも大事なのが飼育方法ですが、カナディアンフェレットを飼う際にまず必要なのは、
ケージ
ハンモックなどの寝具
トイレ
給水器
餌箱
専用の餌
です。
ちなみにカナディアンフェレットは、寒さに強いです。
大体15度~24度が適温です。ただ、寒さには強いですが暑さに弱いので夏は温度に気をつけてあげましょう。
さらにケージの床材はなくても大丈夫ですが金網やすのこを敷くのもおすすめです。
水は給水器のほうが沢をひっくり返して濡れたりしないのでおすすめです。
知能は、犬や猫よりは劣るかもしれませんが、飼い主を覚えたり自分の名前を覚えます。しかし、視力はあまりよくないので音や臭いで認識します。
ストレスは、嚙み癖悪化につながりますので、落ち着いた環境でケージもゆっくり過ごせるような快適な空間を考えてあげましょう。
年に2回ほど毛が生え変わります。春と秋に変わりますのでそのときは、こまめにブラッシングしてあげましょう。犬や猫のように毛を吐き出すことができません。
具体的な餌や与える頻度は?
カナディアンフェレットは肉食動物です。しかも腸が短く、盲腸がないため、消化は3時間ほどです。短時間に高い栄養素を吸収できるフェレット専用のペットフードがおすすめです。
さらにカナディアンフェレットとの距離を縮めるために、おやつを使いましょう。
これであなたと信頼関係を築くことができます。
おすすめは、チューブに入ったフェレット用のおやつですが、あくまでもおやつですので与えすぎに気をつけましょう。水は、給水器でこまめに変えて新鮮な水を維持しましょう。
餌は、1日にオスで50グラムから70グラム、メスで40グラムから60グラムです。
しかし、体重によって変わってきますので様子を見ながらあげましょう。カロリーで言うと200キロカロリーから300カロリーが理想です。
夜に目覚めて餌を食べることもあります。食事は1度に食べることはありません。調整しながら食べるので夜用に少しお皿に入れておき、朝は朝で新鮮な餌に取り替えてあげましょう。
販売価格や販売場所は?
それではカナディアンフェレットの販売価格はいくらくらいでしょう?
平均的な相場だと2万円から10万円です。毛並みが珍しいと高いですが、通常のフェレットより安くで手に入りやすいです。
カナディアンフェレットは、日本のペットショップで見かけることは少なく、見かけたら珍しいです。
繁殖専門、もしくはフェレット専門店で購入できます。
値段が安いとき、去勢避妊手術やフェレット独特のにおいを消す臭腺手術がされていないことがありますので購入する前に確認しましょう。
平均寿命や病気になったときの対策は?
カナディアンフェレットは、平均寿命が一般的なフェレットより短く、4年から8年ほどです。
体が大きい分、消耗が激しく寿命が短くなっているのかもしれません。
さらにカナディアンフェレットの死因は、がんが一番多いです。老化のスピードが激しい分、細胞に異常から発生するがんがおおいのかもしれません。4年過ぎたら半年に1回の健康診断をおすすめします。
4年を過ぎると食欲も落ちたり、体調を崩しやすいので温度管理や餌の量、検査をしっかりしましょう。
嚙み癖を治すにはどうしたらよい?
カナディアンフェレットは、嚙み癖があることはお話していますが、嚙み癖はほかのフェレットより強いため、価格も安くなっているといわれています。
嚙み癖を治すには、嚙まれたら、大げさに演技して痛みが激しいなどの反応をフェレットに見せてあげましょう。
嚙むことで痛いのだという自覚をさせましょう。
しかし効果のないカナディアンフェレットもいます。
嚙まれたら口に指を入れて嚙んでいる指を入れて、噛まさないようにしましょう。
これが1番効果があるといわれていますが、一番は信頼関係から起こるお互いの思いやりで嚙み癖を押さえることです。
嚙まなかったら、たくさんほめて、嚙んでも根気よく愛情を注いであげましょう。私たちも毎回怒られたらしんどいですよね。カナディアンフェレットも一緒です。
飼育時の注意点は?
カナディアンフェレットを飼う際に気をつけることは、たまに散歩がわりにケージから出してあげる事です。運動とコミュニケーションをかねて遊んであげましょう。
フェレット全般に言えることですが、マーキングをします。ケージにおしっこをつけてマーキングなどをしますので除菌専用クリーナーでケージを拭いたり尿などのついたペットシートをこまめに替えてあげましょう。
こまめにフェレットのケージのお掃除もしてあげましょう。カナディアンフェレットは、においが強すぎてストレスを起こす可能性があります。
ほかには、温度です。特に夏は気温に気をつけることです。暑さに弱いので、冷房などで室温を一定に保ってあげましょう。
カナディアンフェレットの生活の様子
まとめ
カナディアンフェレットは、かわいいです。やんちゃな分だけ愛らしさもあります。
やんちゃな子ほどかわいい、ということです。
だから、嚙み癖をゆっくり治してあげましょう。
愛情は、動物にも伝わります。フェレットは、かしこいです。
仲良く過ごすために最初のしつけが肝心です。
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