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アヒルとはどんな生き物?
ここ最近ではありますが、「アヒル」をペットとして飼育している方が俄かに増えている事をご存知でしょうか?他ペットと比べるとかなり限定した数になるので「増えている」と言っていいレベルなのかは不明ですが・・・。
アヒルのイメージとしては大きな公園の池にいたり、動物園にいたり、てな具合のイメージが強いと思います。
他には某テーマパークにいる頭と上半身に青いセーラー服とセーラー帽を身に着け、下半身丸出しの「彼」であったり、某保険のCMに出てきたり、と色んな所で色んなキャラクター化されて登場しますね。
確かにアヒルが歩く姿とか見ていたら可愛いですよね。そんな愛すべきキャラクターでもあるアヒルに関して、皆さんどこまでご存知でしょうか?
まずアヒルに関して基礎知識的な事からご紹介していきましょう。アヒルと言っても以外に種類が多く20数種類いると言われています。
ぜんぶはご紹介しきれないので主だった種類をいまからご紹介したいと思います。
アヒルの種類
①シロアヒル
日本国内に於いて一番よく見る種類のアヒルです。
白い羽に黄色いクチバシの「アヒル」と言えば真っ先にイメージが浮かぶ種類だと思います。
②コールダック
最も小さなアヒルの種類であり、ペット用として重宝されている種類。
シロアヒルと似ているが、サイズが違うのとクチバシが少しコールダックの方が短め。
元来、鴨猟をする時の「囮」として品種改良された悲しきアヒルだが、一発逆転成り上がりを果たし今ではペットとして「ワーキャー」言われる存在に。
③アオクビアヒル
頭から首元に掛けて青緑っぽい配色で首元はリング状に白色で配色されているカラーリングが綺麗なアヒルです。
オス/メスで配色あ異なり、上記はオスの配色なのですがメスは全体的に薄い茶褐色系の色で黒斑があるのが特徴です。
④シキアヒル
全体的にクリーム系統の配色で比較的綺麗な色をしている。
卵をたくさん産む(年間250個程とも言われている)ので採卵用の品種として飼育されている事が多い。
以上、4種類だけ掻い摘んでご紹介しましたがこれら以外にもまだまだ種類はたくさんいます。
恐らくアヒルと言えば上記①のシロアヒルが所謂「アヒル」としてのイメージが強いのではないでしょうか?
実際の所、大きな公園にある池とかではシロアヒルを見る事が多いですもんね。
後、移動動物園てあるじゃないですか?あれとかでもアヒルがいる場合はだいたいシロアヒルですよね。
他の鳥類に比べて寿命は長い?
さてお次はアヒルの寿命に関して調べていきましょう。
アヒルの寿命は一般的に10~20年と言われています。
数値に10年の開きがあるのは飼育環境下により異なるので一概に言いにくい部分があるからでおおよその目安として捉えて下さい。
これに対し他の鳥類はどうなのでしょうか?
身近な鳥類をピックアップして比較してみましょう。
◆ハト・・・10年前後
◆ニワトリ・・・10年前後
◆カラス・・・10年前後
◆スズメ・・・7~8年
◆セキセイインコ・・・7~8年
基本的に野生か飼育下により寿命は異なってきますが、ざっくりと上記の様な年数が目安になります。
実際、私の幼少期にセキセイインコを飼っていましたが、そのセキセイインコは13年程私と共に生活をしていました。平均寿命を軽く超えて長生きしてくれましたね。
少し話が脱線してしまいましたが、上記の鳥類の寿命を見る限り、アヒルの寿命は比較的長い、と見てよいでしょう。
アヒルがかかりやすい病気は?
アヒルがかかりやすい病気と言われているのは「関節炎」です。
シロアヒルは比較的体が大きく、体重を支える足に負担がかかり発症してしまう事が多いようです。
関節の軟骨部分が損傷してしまい、酷くなると腫れが目立つようになります。
症状悪化してしまうと歩行困難になってしまいます。
病気になった場合どうしたらよい?
上記で「関節炎」に関して説明させて頂いたのでその場合どうすべきかを記載致します。
まず足に負担がかかる点が原因の1つと考えられているので肥満は大敵です。
今与えているエサが配合飼料であればそれを見直し、野菜を中心にシフトチェンジした方が良いです。
他に与えているエサに少量の「米ぬか」を混ぜて与えると症状が軽くなったという事例もあるそうです。いずれにせよ、最終的には獣医さんに診てもらうのが一番です。
アヒルを飼う際に気を付ける事は?
まず前提としてマンションで飼うのか一軒家で飼うのかにより状況が異なってくるかとは思います。
と言うのも、アヒルは日光浴や水浴び、土いじり、散歩が大好きです。
ペットとして飼われている大半はコールダックと言う小さいサイズのアヒルがメインだとは思いますが、これら条件を満たそうと思えば庭付き一軒家が適切では無いかと思います。
勿論、実際に室内で飼われている方もいらっしゃるとは思うので絶対ダメだ、とは言い切りません。
室内で飼育される場合はそれらを出来る環境を整えてあげて下さい。
後もう1点、アヒルの鳴き声は結構大きく、ご近所様への迷惑にもなりかねません。その点も踏まえて考えた方が良いでしょう。
アヒルの飼育動画
まとめ
アヒルに関して諸々記載させて頂きましたが如何でしたでしょうか?
雛が卵から出た瞬間に見た物を親だと認識して後をついてくる、って言うじゃないですか?
「刷り込み」と言うみたいなんですが、ヒョコヒョコ後からついてきたら可愛くて仕方ないですね。
でも人間の女性の「アヒル口」は可愛くないと思います。。。
最後、妙に毒づいて〆てしまいましたが、 アヒルの寿命や病気について解説でした!
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