ヒメハリテンレックという動物をご存知でしょうか?

名前だけ聞いても、どんな動物か分からない方も多いかと思います。

実はヒメハリテンレックはハリネズミの仲間で、見た目もハリネズミに似ています。

そんな珍しいペットのヒメハリテンレックを詳しくご説明します。

スポンサーリンク

目次

ヒメハリテンレックはどんな生き物?

ヒメハリテンレックの生息地域はマダガスカル島だけという珍しい動物です。

見た目はハリネズミの良く似ていますが、体の大きさは小ぶりで14~18cmほどです。手のひらにちょこんと乗る大きさで、とてもかわいいです。

もちろんハリネズミと同じように丸くなりますが、体に生えている針はハリネズミほど痛くないです。

ヒメハリテンレックの性格はとても温厚で、大人しいのですが臆病でもあります。特にストレスに弱く、体調を崩してしまうこともあるので注意が必要です。

木に登ることができるので行動範囲が広く、回し車で遊んだりもしますので、非常に活動的です。

ハムスターのような顔を洗うしぐさをしたり、ハリネズミにはない特徴的な行動もします。

ヒメハリテンレックの飼育に必要なものは?

ヒメハリテンレック 飼育方法



良く動くので大き目な飼育ゲージが必要です。

目安としてはウサギ用ゲージくらいか、それ以上のものが良いでしょう。

ゲージの底に敷くものは、牧草や小動物用の紙の砂であればアレルギー性皮膚炎を予防することもできるのでおすすめです。

木に登る生き物なので何か登れるものや、高さのあるものを入れてあげるのも良いです。

飼育ゲージでは運動不足になるので、回し車を設置して運動不足を解消させてあげます。

暖かいところに生息している生き物なので、寒さに弱いです。寒くなってきたら、小動物用のヒーターなどがあると便利です。

その他に巣箱や、エサ入れ、水の容器などが問題ないでしょう。

スポンサーリンク

ヒメハリテンレックの飼育方法は?

ヒメハリテンレックの主食はハリネズミ用のフードというものがあるので、そちらを与えてあげれば良いです。

ですが、ハリネズミ用フードは、あまり売っていないこともありフェレットや犬猫用のフードで代用している方も多いようです。

その際、ドライフードは硬いのでふやかしてから与えてあげてください。他には果物や、昆虫ゼリー、ミルワームなどを食べさせてあげると、バランスがとれた食事になります。


食事シーン



昆虫食については、あまり頻繁にあげない方が良いです。2~3日に一度くらいの頻度で良いでしょう。

木に登る動物なので、登り木があると喜びます。少し大きな鉢植えなどに登らせたりしても、良い運動不足解消となりますので試してみてください。

気温変化に弱い動物なので、暑すぎると夏眠、寒すぎると冬眠してしまいます。

夏は30℃以下、冬は10℃以上を保つようにしてください。

夏は風通しの良い場所に飼育ゲージを設置したり、冬は動物用のヒーターを使うなどして環境温度を調節してあげましょう。

ヒメハリテンレックの平均的な販売価格・寿命は?

ヒメハリテンレックは希少な動物ですので、価格は6~7万円ぐらいで高額です。

一般的なペットショップで購入するのは難しいので、珍しい動物を扱っているエキゾチックアニマル専門店などのほうが購入のチャンスが高いです。

そして、ヒメハリテンレックの寿命は約10~13年ほどです。

小動物としては割と長寿で、長く一緒にいられるのは嬉しいですね。

スポンサーリンク

ヒメハリテンレックを飼育する際の注意点は?

珍しい動物なので、診察してもらえる動物病院は少ないです。

具合が悪くなってから探すとなると時間がかかってしまう恐れがあるので、飼い始めた時に調べておいた方が良いでしょう。

臆病な性格なので強いストレスをかけてしまうと体調を崩してしまうこともあります。

ゆっくり時間をかけて飼育してください。飼い始めすぐは、あまり過度なスキンシップは控えた方が良いですね。

まとめ

ヒメハリテンレック 飼育方法



すこし高価ではありますが、珍しいヒメハリテンレックは飼育を始めたらSNSなどに写真を投稿するなどの楽しみもできそうですね。

温度管理や、運動不足などに気を付けていれば、比較的飼育は難しくはないです。

責任を持ってお世話して、長い期間かわいがってあげてくださいね。

関連記事カイロトゲマウスの飼育・寿命・販売価格についてわかりやすく解説

スポンサーリンク



「自分だけのブログ」を作って月に5万円ほど稼ぐための
「健全すぎる」教科書はこちら↓