目次
カミキリムシはどんな生き物?
昆虫を飼うとしたら、何を想像するでしょうか?
バッタ?チョウチョ?カブトムシ?コオロギ?
いろいろな虫がいます。
しかし、カミキリムシを飼うとしたら?
まず、カミキリムシはご存知ですか?女子には不人気な昆虫の1つでしょう。
代表的なカミキリムシは黒い体に水玉模様が特徴です。さらにその模様は個性があり、模様の魅力に飼う方が多い昆虫です。長い触角を持っていて雑木林などに見られます。
種類はなんと2万種類以上いるといわれていて世界中でさまざまなカミキリムシが存在します。
キューキューと鳴くカミキリムシもいます。それは日本で見られる代表的なゴマダラカミキリムシです。他にも灰褐色が特徴のシロスジカミキリなど黒い色ではなカミキリムシもいます。
どれも手のひらに入る大きさです。クヌギやクリなどの木に生息しています。触角が長く、スリムボディなカミキリムシは、木の中で目立つので、捕まえやすいでしょう。
水色のカミキリムシもいて、その色はとても美しいです。そのため、さまざまなカミキリムシを集める方も多いのです。
では、カミキリムシの飼い方は一体どんな飼い方なのでしょうか?
カミキリムシの飼育に必要なものは?
カブトムシなら、土に木を置いて、昆虫ゼリーで・・・なんて想像つきますが、カミキリムシはどんな飼育をすればいいか?想像できにくいですね。
カミキリムシを飼うための必要なものは、まず、ゲージです。昆虫用のプラケースで十分です。なぜなら、カミキリムシは、脚に吸着性があり、プラケースでもズルズル落ちたりしにくいからです。
昆虫用のケージもあります。蓋は丈夫なものにしましょう。
カミキリムシというくらいです。噛み砕くことだできますので、通気口が多いと噛み切って逃げてします可能性があります。気をつけましょう。
さらに週に2回ほど掃除が必要です。丸洗いがおすすめですが、そう考えるとプラケースが丸洗いしやすいですね。壁についた汚れもしっかり落としやすくするケージがおすすめです。
カミキリムシの飼い方は?
では、カミキリムシはどうやって飼うのでしょうか?
餌は、樹液やフルーツを食べますが、1番手にはいりやすいのは、昆虫ゼリーです。カミキリムシも昆虫ゼリーを食べるんですね。さらに、キャベツやレタスなどを食べるカミキリムシもいるので良かったら、チャレンジしてみてください。
カミキリムシは、木の上で生活するので、飼育ケースには土や腐葉土は入れないで、栗や柳の小枝、葉を一緒に入れてあげましょう。カビや寒さに弱いので湿気の少ない風通しのいい場所で飼いましょう。
できればクーラーを避けて直射日光も当たらないようにしてください。湿気はあまりよくありませんが、乾燥しずぎもおすすめできません。たまに切り吹きで飼育ケースに水気を与えましょう。
カミキリムシを捕まえ方は?
カミキリムシは、その名の通り、噛み切ります。気をつけて捕まえなくてはいけません。
まずは軍手をしましょう。1枚ではなく2枚重ねることをおすすめします。
クリの木やクヌギの木を見つけていきましょう。
さらに虫取り網を準備します。しかし、せみやチョウチョのように虫取り網で取れるものではありません。
カミキリムシが木の枝にいるのを見つけたら、網に縁で枝ごと覆って捕まえましょう。
カミキリムシは、捕まえるのは昆虫としては難しいです。しかも怪我をする可能性があります。捕まえる際はくれぐれも気をつけましょう。
暴れるので、想定してかごや網を使ってください。
カミキリムシの飛翔シーン
カミキリムシの平均寿命は?
では、カミキリムシはどのくらい生きるものなのでしょうか?
カミキリムシは羽化してから2ヶ月が平均寿命です。カブトムシと同じくらいです。しかし、先にお話したゴマダラカミキリは、1ヵ月から4ヶ月と幅が広いです。
さらに、カミキリムシは卵から羽化するまでは1ヵ月くらいで、トータルすると3ヶ月くらいの寿命になります。
カミキリムシは意外と短命なんです。その美しさがはかなさを物語っているのかもしれません。
カミキリムシを飼育する際の注意点は?
カミキリムシの飼うときに気をつけることは、他の昆虫となるべく混同しないことです。温和な昆虫です。カミキリムシ同士は、同じケースでも問題はありませんが、カブトムシなどと混合して飼育することは避けたほうが寿命を全うできるでしょう。
さらに、先に述べたように、風通しが重要です。湿度管理を気をつけて、掃除のしやすいケースにしましょう。
ゼリーもこまめに変えて腐らないようにしてあげましょう。短命なことはお話しましたが、できるだけ長く生きて欲しいですね。
温度、餌、湿度、掃除をすることでカミキリムシに快適な空間をあたえましょう。
まとめ
カミキリムシは、その種類から模様や色から多くのコレクターがいらっしゃいます。
本当にきれいです。
しかし、カミキリムシはその美しさより噛み付くことに気をつけなければなりません。
捕まえるときも飼う時も嚙まれないように気をつけましょう。そして、その美しさを鑑賞してみましょう。
関連記事:ミヤマカミキリの飼い方・寿命・販売価格についてわかりやすく解説