目次

フクロウの生態は?

数年前くらいから都心部でジワジワと人気が出た「フクロウカフェ」なるものをご存知でしょうか?

女性客を中心とし、賑わっているみたいですね。

いまはだいぶ色んなフクロウカフェが出店され、もしかしたら行かれた方もいらっしゃるかも知れませんね。


フクロウカフェ


今回はそんなフクロウに関して、各項目毎にまとめてご紹介していきたいと思います。

まずはフクロウの生態から迫ってみましょう。

フクロウはフクロウ目フクロウ科フクロウ属に分類される猛禽類の一種です。(いま何回「フクロウ」って言ったかわからないくらいフクロウを連呼しましたね)

日本では九州より北で四国・本州・北海道に分布しており、森林・農耕地・草原等に生息しています。

フクロウは夜行性であり(一部日中に活動する種もアリ)昼間はほぼ休息時間に充てられており、樹洞や木の枝に留まり目を閉じて休息しています。

夜になると狩りをする為に日中は上記の様に休息し狩りの時に使うエネルギーを蓄えている訳ですね。

フクロウの目は人間の目と比べて感度が100倍もあると言われています。遠くの物を見る能力は凄く、対象物に対しての距離感を把握する事が出来ます。

その反面、視野が狭い点と近くの物は見えにくいと言った特徴も持ち合わせています。

目同様に聴力も優れており、両耳の位置は左右対称では無く奥行も違っています。左右非対称なので音がする位置の方向と距離が立体的に認識出来るみたいです。

またこの時、顔の羽毛が小さな音も集音しており聴覚を補助している役割を果たしています。

基本行動として、群れ等のグループで生活をする種では無く基本的のは単独かペアで行動及び生活をしています。

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フクロウの性格は?

フクロウの性格に関しては種類や個体によりけりになってしますので一概には「大人しい」だとか「荒い」だとかは言いにくい部分もあります。

ただ大枠として捉えてざっくりと言うと比較的、温厚で大人しい感じの種類及び個体が多いかと思います。

フクロウは何種類くらいいるの?

フクロウ 飼育



先程から「フクロウ」と一括りにして言っていますが実際には世界中で見ると約200種類程存在しています。
その中から数種ピックアップし、上記の「フクロウの性格」の項目の補足として種類による性格等もご紹介していきましょう。

①モリフクロウ

特徴・・・名前の通り森に棲み夜行性。
大きさは概ね40センチ前後で中型のフクロウに位置付けられる。
性格は温厚で大人しいとされている。

②シロフクロウ

特徴・・・ハリーポッターに出てくるフクロウとしても有名。
その名の通りオスは全体がほぼ真っ白ですがメスは黒や茶褐色っぽい斑点があるのでオスメスの判別が容易です。
体長は60センチ前後と大型のグループになります。
性格は若干荒め。

③メンフクロウ

特徴・・・個性的過ぎる顔立ちが特徴。
名前から察する様にお面を被っている様な顔立ちをしています。
体長約40センチ前後で中型のフクロウ。
性格は温厚ですがデリケートな一面も持ち合わせています。

関連記事:メンフクロウの値段・飼育方法・寿命について解説

④シマフクロウ

特徴・・・アイヌの守り神として崇められてきたフクロウで国の天然記念物に指定されています。
体長60~70センチと大型なフクロウで、他のフクロウと異なり魚を食べるフクロウとしても有名です。
生涯、同じペアで行動し同じ場所に定住しています。

⑤メガネフクロウ

特徴・・・名前の通りメガネをかけている様な見た目が特徴的なフクロウです。
目の周りが白く縁どられた様になっている点がメガネっぽく見えるのが由来です。
体長40~50センチで中型のフクロウです。
性格は好奇心旺盛で人懐っこいと言われています。

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⑥アナホリフクロウ

特徴・・・アナホリフクロウとの名前から察するに穴を掘りそうなのですが、自分で穴を掘るのは稀だそうです。
プレーリードッグやスカンク等が堀って使わなくなった巣穴を利用しています。
フクロウは夜行性が多いがこのアナホリフクロウは日中に活動する珍しい種類です。
体長は20~30センチ前後で性格は比較的好奇心旺盛。

⑦コキンメフクロウ

特徴・・・目が金色の輪があるのが名前の由来です。
体長は20センチ前後と他種と比べて非常に小型なフクロウです。
性格は少し神経質な面と警戒心が強い面を持っています。

⑧スズメフクロウ

特徴・・・フクロウの中で最も小さいと言われているフクロウで体長が15~20センチ程度です。
夜明けと日没時が活発な活動時間帯。
性格は臆病で神経質な性格をしています。

⑨カラフトフクロウ

特徴・・・顔が切り株やバウムクーヘンに似ている特徴的な顔をしているフクロウです。
ただこの顔立ちのお蔭で音を効率よく集音していると言われています。
体長は60~70センチと大型なフクロウに部類されます。
性格は比較的温厚で人懐っこい部分も持ち合わせています。

⑩オオフクロウ

特徴・・・クリッとした丸く黒い目が特徴的なフクロウ。
体長40~50センチと中型クラスのフクロウです。
性格は比較的温厚でマイペースと言われています。



以上、10種類をざっくりとですがご紹介させて頂きました。
ただ、性格に関しては個体差はありますので参考程度と認識して見て下さいね。

フクロウはなつく?

上記にて種類毎のフクロウに関して紹介し、性格等も一緒に記載してお伝えしましたが、懐くかどうか、と言われると基本的には難しいと思います。

勿論、人懐っこい種類のフクロウもいますが懐くより「慣れる」と言う表現の方が適しているかも知れません。

まず「懐く」と言う表現をどの様に捉えるか、で変わってくるかと思いますが、犬と同じ様な懐き方を期待するのは少し酷であると思います。

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フクロウの餌は?

フクロウは基本的には肉食なので主にマウスやウズラ、ヒヨコ等が餌として挙げられます。

フクロウの種類により魚を食べたり昆虫を食べたりする種類のフクロウも存在します。

やはり大型のフクロウ程、哺乳類を捕まえて食べる肉食傾向が強いです。

まとめ

フクロウ 飼育



フクロウと一口に言っても種類により様々ですね。

大型のフクロウともなると羽ばたいている姿を見ると圧巻でしょうね。

ペットとして飼育する場合になると大型のフクロウになると場所の兼ね合いもあるのでおいそれと飼育は出来ないと思いますが。。。

冒頭でも触れましたが、フクロウカフェなる物も存在しており、従来と比べるとグッと身近な存在になった事は間違いないですよね。

自分で飼育したいけど場所の兼ね合い等で飼育迄は難しいと思われる方にはそのようなカフェがある事と非常にいいですね。

以上、フクロウの生態・性格・種類について解説でした!

関連記事:マキゲマウスの飼育方法・寿命・販売価格について解説

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