『海よ~俺の海よ~』、海と言えば「若大将 加山雄三」ですよね。
なんてったって永遠の若大将ですからね。
今回は海の生物に関して書いていこうと思ったのですが、突然若大将が頭の中によぎったのでついつい書いてしまいました。
てな訳で、今回は「ヒトデ」に関して各項目毎に分けて色々とお伝えしようと思います。
ポケモンでいうところの「ヒトデマン」と「スターミー」ですね。・・・すいません、また関係のない話をしてしまいました。
気を取り直して、海の生物って謎多き生物が多いと思いません?
ヒトデと言っても好きな方以外は中々フィーチャする事もないですよね。
星形をしていて海の中で鎮座しているイメージですかね?
目次
ヒトデはどんな生物?
知っている様で知らないヒトデですが、世界的に見ると約2,000種程存在し、日本近海では約200~250種はいるのでは無いかと言われています。
凄い種類がいる事に驚きですが、それに加え分布域も広く地球上のほとんどの海域に生息していると迄言われています。そして浅い海に生息している種もいれば、水深6,000ⅿ以上のかなり深い所に生息している種類のヒトデも存在している様です。
恐るべし、ヒトデって感じですね。
そんなヒトデなんですが、ヒトデと言うのは「棘皮(きょくひ)動物」の一種であり、ウニ・ナマコ等が仲間になります。ヒトデの歴史は古く、約5億年前!から存在しているようです。もう完全に海の重鎮ですよね。。。
ヒトデの特徴の1つとして挙げられるのが、繁殖方法なんですよね。
簡単に分けると2つに分けられ、それぞれ「卵と精子」で増える種類と「分裂」して増える種類に分かれるんですね。
そこから細分化していくと下記の様になります。
【卵と精子で増える種類】
・オスとメスで繁殖していく種類。
・一匹のヒトデが雌雄同体であるので単体で繁殖する事が出来る種類。
・メスしか存在しないのに、卵だけで繁殖する事が出来る単為生殖タイプと呼ばれる種類。
【分裂する事により増える種類】
・読んで字の如く、分裂すると各々が違う個体となる事です。
分身の術が分身じゃ無くなってそれぞれが新たな個体として増殖していくイメージですかね?
ちょっと例えが微妙かも知れませんが、何となくニュアンスを掴んで下さい。
書けば書く程、謎が深まっていきそうな感じがしますね。。。
ヒトデの飼育に必要な物は?
謎に満ちたヒトデを飼育してみたい、と思った方が少なからず居るかも知れません。
ではヒトデを飼育するのに必要な物は何なのかを調べてみましょう。
どの種類のヒトデを飼育するかにもよりますが、必須となるアイテムのみ記載していきますのでご了承下さい。
①水槽
どの種類のヒトデを飼育するかにもより水槽サイズは異なってくるかと思いますが、例えばアカヒトデなら10センチ前後なのでそんなに大きな水槽は必要ないですね。
飼育したいヒトデのサイズにより水槽サイズを選んでください。
②海水
当たり前なんですが、ヒトデは海に生息している生物です。
従って海水が必要になります。
海水が用意出来ない場合は人工海水と言い、自分で海水を作る事が可能です。
アクアショップ等に人工海水を作る商品が販売されていますので(安くて300円前後)そちらを活用して下さい。
③水槽用ヒーター及びクーラー
海水温度をそれぞれのヒトデの適温に保つ為に、いずれかのアイテムが必要になります。
概ね暑さに弱いヒトデが多いのでどちらかと言うとクーラーの方が必要かも知れませんね。
④ライブロック
主にライブロックはサンゴを飼育する際に用いられるのですが、ライブロックに付いている有機物を食す種類のヒトデもいるので、あってもいいかと思います。
後、水槽内の見栄えも良くなると思いますよ。
何もないと殺風景ですからね。
ヒトデの餌は具体的にどんなもの?
ではお次はヒトデの餌に関してですが、こちらもヒトデの種類により餌が若干変わってきます。
上記で少し触れましたが、ライブロックに付く有機物を食べるヒトデは「ビスケットスター」と言う種類のヒトデになります。
他にも藻類を食べるヒトデもいますし、何でも食べる残飯処理班の様なヒトデもいます。
自然下ではアサリやホッキ貝、巻貝等の貝類を好んで食べるヒトデも存在しています。
飼育下に於いてヒトデ用の餌と言う物は存在しません。
ヒトデの飼育方法は?
飼育方法に関しては基本的に上記の「必要な物」で紹介した物を揃えて頂ければ問題ありません。
比較的ショップ等で販売されている種類のヒトデは割と丈夫な種類のヒトデが多いです。
簡潔過ぎる言い方になるかも知れませんが、道具さえ揃えばある程度は大丈夫です。
ヒトデの動く様子
ヒトデの平均寿命は?
ヒトデの寿命ですが、種類により若干異なってくるものの概ね6~7年くらいが平均的な寿命になります。
海外では約40年近く生きたヒトデもいるみたいですよ。
ヒトデを飼育する際の注意点は?
主な注意点ですが、上記で若干記載しましたが水温管理には注意しましょう。
夏場や冬場もそうですが、温度変化が激しい時期は特にそれぞれの種類に合った適温をキープする様にして下さい。
高水温になると弱ってしまう種類のヒトデが多いです。
他に、サンゴを飼育しようと思いその中にヒトデも一緒に飼育したりする場合は一緒に入れるヒトデの種類に注意です。
「オニヒトデ」と言う種類を入れてしまうとサンゴが食べられてしまうので注意が必要になります。
まとめ
ヒトデに関してまとめてみましたが如何でしたか?
種類により、それぞれの特徴が異なるので大枠としてのヒトデに関しての記載になってしまいました点はご容赦下さい。
ヒトデを飼育されている人は他の生物(魚等)と一緒に飼育されている人が多いみたいですね。
魚と一緒に飼育する場合であれば、魚の食べ残しの餌をヒトデが食べるので飼育がしやすい、と言われています。
見た目も結構派手な種類のヒトデもいますし、正直グロテスクな見た目のヒトデもいますので、見る分には飽きないかも知れません。
もし海水生物を飼育されている方がいれば、水槽のアクセントにヒトデを入れてみては如何でしょうか!?
以上、ヒトデの飼育方法・餌・寿命 について解説でした!
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