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テトラの生態は?
テトラというと、熱帯魚の定番で小さな体に鮮やかなカラーがとても人気です。
このテトラは飼育も比較的容易なので、初心者向けの熱帯魚として紹介されることが多いです。しかし、いざ購入を決意しても、どれにすればいいか悩んでしまうほど、意外に種類が多いのも特徴です。
オススメのテトラをいくつかご紹介したいと思いますので、購入の参考にしてみてくださいね。
テトラという魚はカラシン目という種類に分類されるので、魚の説明ではカラシンと呼称されることもあります。
生息地は主に南米で、体長は数cmほどの小さな体です。
一匹の大きさは小さくても、たくさんのテトラを群泳させる非常に見ごたえがあり、大型魚にはない楽しみ方ができます。
水槽内の水草などの相性や見栄えも良好なので、飼育されている方も多い熱帯魚の種類です。
テトラの種類① 【カージナルテトラ】
頭から尾まで伸びたブルーのネオンカラーで、体の下半分は赤く染まっており、色の対比が非常に美しい熱帯魚です。
体の色と、水草の緑の相性が良いので、まとまった数を群泳させてあげると非常に見栄えのする水槽となるでしょう。
逆に単独飼育ではストレスが溜まりやすくなるので、カージナルテトラを飼育する場合はやはり群泳させてあげてください。
ネオンテトラと非常に姿が似ていますが、どちらかというとカージナルテトラの方が群れて泳ぎやすいです。
テトラの種類② 【ネオンテトラ】
カージナルテトラに似ていますが、ネオンテトラの方は全体的に色が少し薄いです。
頭から尾へブルーのネオンカラーはありますが、体の下半分は頭からお腹までがシルバー、お腹から尾までがレッドとなっています。
ネオンテトラも群泳させて楽しむ熱帯魚ですが、実は環境に慣れるとバラバラで泳ぐことが多くなります。
ネオンテトラはカージナルテトラよりも安価で購入できることが多いので、練習として熱帯魚をまず購入したいのであれば、ネオンテトラがちょうど良いでしょう。
テトラの種類③ 【グローライトテトラ】
体は半透明で、オレンジのラインが頭から尾まで伸びているのが印象的な熱帯魚で、大きさは最大でも4cmほどなので、とても小さく可愛らしいです。
性格は穏やかなので、他の魚に危害を加えることはほとんどないので混泳も安心です。
ある程度まとまった数を同じ水槽に入れると、群れで泳ぐこともあります。体は丈夫な方なので、熱帯魚に慣れていない方でも飼育しやすいです。
テトラの飼育の様子
テトラの種類④ 【レッドテール・イエローファントムテトラ】
別名は「ロゼウステトラ」ともいい、赤い下半身の斑点が特徴的で、大きさは3cmほどで小さいですが、若干縦に長さがあり、ずんぐりした印象です。
弱酸性の軟水で飼育すると、赤色の斑点模様の発色が良くなります。
臆病な性質なので単独飼育よりは、5匹くらいのまとまった数で飼育した方が良いでしょう。
水草をレイアウトした水槽では魚の体の色との対比が美しいので、飼育の際はグリーンの水草を入れるのもオススメです。
テトラの種類⑤ 【ブラックファントム・テトラ】
名前からすでにカッコいいですが、体は黒色で、光が当たると青く光ったり、立派な背ビレと腹ビレもとてもクールな熱帯魚です。
体の大きさは、最大5cmなので、少し体は大き目です。
体が黒い魚はオスで、メスだと赤っぽい見た目でヒレもそんなに立派ではありません。名前は同じなので購入するときは間違えないように注意してくださいね。
まとめ
テトラというとネオンテトラのような魚をイメージしがちですが、色も大きさも様々な種類がありますので、今回ご紹介したのは、まだまだほんの一部です。
テトラと呼ばれる熱帯魚はどれも飼育が容易で、比較的安価なものが多いので色々な魚の飼育にチャレンジしてみても良いですね。