目次
ピラニアの生態は?
ピラニアは意外とポピュラーな熱帯魚で、飼育している方も多いです。また、種類も豊富で様々な特徴があるピラニアがいます。
その中から、よく飼育されている人気のピラニアについてまとめてみましたので、購入などの際に参考にしてみてください。
ピラニアは獰猛な人食い魚のような想像をされる方もいますが、常に攻撃的な魚ではなく、肉食で鋭い牙があるため、恐ろしいイメージが先行しているだけなのです。
通常は他の熱帯魚と変わらない普通の魚です。水質の悪化にも強く、初心者でも飼いやすいのも特徴です。
色鮮やかな熱帯魚とはまた違った肉食ならではの魅力がピラニアにはあり、捕食シーンもその一つです。
寿命は比較的長く、最低10年くらいは生きるので長く楽しめますが、飼いきれなくなったということが無いよう、購入は慎重にお願いします。
ピラニアの種類① 【ピラニアナッテリー】
最もポピュラーなピラニアで、流通量も多いです。全体的に丸い形をしており、体の下の部分が赤くなっているのが特徴です。
性格はピラニアの中では一番温厚で、単独飼育をすると物陰に隠れて出てこないくらい小心者な一面もあります。
大きさは25~35cmくらいになります。餌は人工飼料も食べますし、メダカなどの生餌ももちろん食べます。
販売価格は1匹あたり400~700円くらいなので、お財布に優しいピラニアです。
ピラニアの種類② 【ジャイアントイエローピラニア】
体の上部が光に当たるとキラキラ光り、下の部分は黄色をしているピラニアです。大型で50cmくらいの大きさになります。
性格は獰猛なので、混泳は絶対に無理ですし、基本的に単独飼育が望ましいです。
ジャイアントイエローピラニアの捕食シーンは迫力満点ですので、カッコいい肉食の熱帯魚がお好みの方にはオススメです。
価格もジャイアントで30000円前後で取引されている個体が多いです。サイズが小さいものは10000円弱で販売されていることもあります。
ピラニアの飼育
ピラニアの種類③ 【ホワイトピラニア】
体全体に薄く斑点があり、尾びれが黒っぽく縁どられているホワイトピラニアは、確かに白っぽくはありますが、どちらかというと銀色という感じです。
25cmほどの大きさに成長し、人工飼料も食べてくれます。
7000円くらいで購入できます。ピラニアンナッテリーと同じくらいのサイズですが、値段は倍です。種類によってこんなにも値段が変わってきてしまうことにビックリですね。
ピラニアの種類④ 【ピラニアピラヤ】
ピラニアの中では一番大きく、最大で50cm以上になり、とても迫力があります。お腹の中心に黄色なっており、それがグラデーションのように広がっています。
水槽内ではあまり動かず、餌のときぐらいしか動かないので、泳いでいる魚を観察したい方にはちょっと物足りなく感じるピラニアです。
値段は10cmほどのサイズで20000円くらいで販売されています。
ピラニアの種類⑤ 【ブラック ピラニア】
ブラックピラニアも大型で、気性も荒いピラニアです。名前の通り体の黒いピラニアです。
基本的に単独飼育が望ましいです。獰猛なので、水槽内のメンテナンスなどをする際は厚手のゴム手袋などを着用した方が良いでしょう。
価格は1~3万円前後となっており、高額ではありますが、ある程度育った個体は人工飼料に慣れていたり、長生きをしてくれる確率も高くなります。
まとめ
ピラニアの種類は意外と多く、これ以外にもまだまだたくさんいます。
ピラニアは初心者でも飼育しやすいとされていますが、高額な種類が多いので大抵はピラニアナッテリーを飼育している方がほとんどです。そして、ピラニアの魅力を知ってその後、他の種類のピラニアを飼うという流れが一般的ですね。
購入時は小さくても大きく成長するものばかりなので、水槽なども考えて購入してくださいね。