コザクラインコは鮮やかな羽の色が美しく、カラーバリエーションも豊富なインコで、愛好家も多くいます。
飼育をしている方や、これから飼育を考えている方にとってはどんなインコなのか、病気の有無も心配ですよね。
コザクラインコはどんな鳥なのか、なりやすい病気や性格を重点的にご紹介したいと思います。
目次
コザクラインコはどんな性格?
コザクラインコはスキンシップが大好きなインコで「ラブバード」なんて呼ばれていたりします。
性格は情熱的で一途な面があり、飼い主さんへの愛情表現として、肩に乗ってすり寄ってきたり、撫でてあげるととても喜んだりします。
こういった表現はパートナーとして認めた相手にしかしないため、飼い主さんでもスキンシップしてもらえないこともあるので、愛情を持って接してあげて下さいね。
また「嫌い」と認識した相手には攻撃的になり、噛みついたり突いたりしますので、特に複数飼いの場合は注意が必要です。あまり攻撃的なようならケージを変えてあげた方が良いでしょう。
好きな相手には激しく愛情表現をするコザクラインコですが、構ってあげないと拗ねてしまったりヤキモチを焼いたりしてしまいます。
構ってあげる時間を取れる方でないと、飼育は難しそうです。
コザクラインコがかかる病気にはどんなものがある?
コザクラインコがかかりやすい病気は飼育環境の悪化によって起こるものがほとんどです。普段から衛生状態や、行動やフンの状態など確認して、異変があったら気づけるようにしてください。
「風邪」
飼育環境の温度が低すぎたり、温度変化が激しいと風邪をひいてしまうことがあります。症状としては、くしゃみをしたり、羽を膨らせたまま元気がないなどです。放置しておくと、重篤な症状になりかねませんので、温めてあげるなどの処置をしてあげましょう。
「疥癬(かいせん)」
ダニなどが原因で発症する病気です。皮膚のかゆみや炎症を起こしてしまったり、くちばしや爪が変形してしまうこともあります。ダニが発生しないように飼育ケージは清潔に保ち、小まめに清掃してください。
病気になったらどうしたらよい?
病気の原因は素人だと判断が難しいと思いますので、まずは温めてあげて下さい。飼育ケージを毛布で覆ったり、ヒーターなどを使って温めてあげましょう。
しばらくして元気になってくるようでしたら、そのまま様子をみても問題ないと思われますが、羽を膨らませたまま動かない状況が続くようなら動物病院へ連れて行ってあげましょう。
動物病院によっては鳥類を診てくれないこともあるので、飼育を始めたら診察してもらえる動物病院を調べておくと良いでしょう。
コザクラインコの性別の見分け方は?
コザクラインコの性別の判断は非常に難しいです。購入時に確認してから飼い始めるのが一番良いですね。
ちなみに、メスよりもオスの方が頭が丸く、くちばしの横幅が狭いという特徴があるそうです。しかし、大きな違いは無いのでプロでないと見分けるのは困難でしょう。
コザクラインコが噛む場合はどうしたら良い?
コザクラインコは噛むことがありますが、これは攻撃しているのではなく、興味から噛んでくる場合もあります。
悪意はなくても、噛む力も強いので噛み癖が付いてしまうと怪我をしてしまうほど噛むこともあるので、注意してください。
咬み付いた時に「コラ!」と叱るのは効果的ではありません。無反応でケージに戻したり、フッと息を吹きかけて下さい。噛むと寂しい思いをするということを覚えさせると、自然と噛まなくなってくるでしょう。
まとめ
とにかくスキンシップが大好きなので、時間があれば構ってあげる必要がある、恋人のようなインコがコザクラインコです。
撫でられて喜ぶコザクラインコ
あまり放置すると、ストレスからイタズラをしてしまったりして飼い主さんにアピールしてきますよ。それはそれで可愛い気もしますが、かわいそうなので遊んであげたりして一緒の時間を作ってあげて下さいね。