まだ子供の頃、姉に「大きいカエルと小さいカエル、どちらが子供でしょうか?」てなクイズを出され即答で「小さいカエル!」と答えました。

その時の姉のしたり顔を思い出すと臍を噛む思いですが 当時の幼気な私には難しい引掛け問題でした。

皆さん答えはお分かりだと思いますがカエルの大小はいずれも成体であり、カエルの幼生は「オタマジャクシ」です。

この前フリで何について書きたいか存分に伝わったかと思いますので、いまから「カエル」について解説していきたいと思います。

さて「カエル」と一括りに言っても約5,000~6,000種類程存在していると言われる程、色んな種類のカエルが存在しています。

日本国内には43種類のカエルが存在している様です。

一番大きいカエルになると「ゴライアスガエル」と言う物が最大級で足まで全部伸ばしたら約80センチ程の大きさの物が存在するようです。

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目次

カエルが鳴く理由は?

そもそもカエルはオスしか鳴けません。

と言うのも、喉の膨らませる部分(鳴嚢=めいのう)と言い、これがあるのがオスのみになっており、ここの膨らませて鳴いているんですね。

では何故カエルが鳴くのか、理由は複数ありますが主だった理由としては「求愛活動」による為のものです。

繁殖期になるとオスが鳴く事によりアピールをしている訳ですね。種を残す為の必死の叫び、と考えれば「うるさい!」と文句を言いたくなるのをグッと抑えなくてはいけません。

でも夜になると鳴くのはやめて欲しいですよね。

ただこれにも理由があり、メスに対し存在をアピールする為に鳴く、と先程記載しましたが、勿論鳴く事によってアピールは出来ます。

しかしながら、違う生物へのアピールにもなってしまうんですよね。カエルの天敵に対しても存在をアピールしてしまうので捕食される確率があがってしまいます。

それを避ける為にも夜に鳴くのが理由としてあるみたいです。カエルは種類によって鳴き声が違います。

それではこれからは、カエルの種類毎による鳴き方をご紹介していきましょう。

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鳴き声から分かるカエルの種類① ニホンヒキガエル

ニホンヒキガエル

鳴き声

「ククッ・・・クッククックッ(若干高音)」

文面にすると桜田淳子みたいな鳴き声が特徴のニホンヒキガエル。

実際に聞いてみると桜田淳子の「わたしの青い鳥」みたいには聞こえませんので悪しからず。

特徴/分布域

主に西日本を中心に広範囲に分布し、体は茶褐色系の色をしている。

主に昆虫等を食している。生息地の違いで「アズマヒキガエル」がおり、鼓膜の大小で見分けがつくようだが、私には判別が難しすぎました。

鳴き声から分かるカエルの種類② ニホンアマガエル

ニホンアマガエル

鳴き声

「クワックワックワッ・・・」
「This is カエル」ともいうべきか、童謡の「かえるのうた」の歌詞通りの鳴き方ですよね。

ちなみになんですが、「かえるのうた」の歌詞は地域によって違いがあるみたいで、私の地域は「ケロケロケロケロ クワクワクワ」でした。

特徴/分布域

日本全域に生息しているカエル、種類はさておき「カエル」と連想した際に真っ先に思い浮かぶのがこのカエルでは無いでしょうか?

このニホンアマガエルですが、周囲の環境により色を変化する事が可能で、グレーっぽい色に変化したり出来ます。

鳴き声から分かるカエルの種類③ トノサマガエル

トノサマガエル

鳴き声

「ギゲゲゲゲゲ・・・ゲゲゲゲゲ」
文字に起こすとこんな感じなんですが、時折「グヘヘヘ・・・」ってオタクな感じに聞こえる方は私以外他にいらっしゃいますでしょうか?

特徴/分布域

本州(関東~仙台太平洋側は除く)~四国~九州に生息。

主に昆虫やミミズ等を食すが、時には共食いをする事もあるそうです。

ただ、近年その数が減りつつあり「準絶滅危惧種」に指定されています。

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鳴き声から分かるカエルの種類④ ウシガエル

ウシガエル

鳴き声

「ブォーンブボォーンブォーン」
名前の通り牛の様な鳴き声を発しますが、威嚇する際は猫の様な「ミャアー!」っぽい鳴き声を出します。

特徴/分布域

日本の広範囲に生息、元々はアメリカから食用として持ち込まれた外来種です。

大きい物だと20センチ前後迄成長する国内最大クラス。

別名食用ガエルなので食す事は可能ですが、私は食べた事は無いです。

鳴き声から分かるセカエルの種類⑤ カジカガエル

カジカガエル

鳴き声

「フィーフィフィフィフィフィ・・・ピピピピピピ」

鳴き声が非常に美しい事で有名で漢字表記すると「河鹿蛙」で鳴き声がオスの鹿に似ている事からきているそうです。

正直、鹿ってよりかは鳥っぽく聞こえる気がしなくもないのですが。。。


カジカガエルの美しい鳴き声↓

特徴/分布域

本州~四国~九州、山地のある渓流等に生息。

体全体に斑点の様なものがあり、茶褐色~灰褐色系の色が多い。

このカエルも環境に応じて色を変化する事が可能。

まとめ

カエルの種類・鳴き声について色々記載させて頂きましたが、カエルの鳴き声って種類によって違ってくるので聞き分けられたら誰かに話したくなっちゃいますね。

結構色んなキャラクターにもなってるカエルですが、薬局の横に佇んでいるカエル(コルゲンコーワのマスコットキャラクター)が怖くて仕方なかった思い出があります。

ふと思い返すと、色んな所にカエルのキャラクターっているので凄く身近な存在かも知れないですね。

「けろけろけろっぴ」って最近見なくなりましたがまだ存在しているのでしょうか?

カエルキャラクター内の勢力争いも熾烈なのかも知れません。

以上、 カエルが鳴く理由や鳴き声による種類について解説でした。


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