今回はミミズについてです。

ミミズといえば釣りの餌や温かくなるとよく道端で遭遇したりというイメージが強いと思います。

個人的には食用ミミズを肉の代わりに……という話を聞いたことがあり、かなりトラウマです。さらに、ミミズを調理して食べるというシーンがある漫画が今も色濃く記憶に残っているのです。

――とまあ、個人的なイメージは別にして、なにかと謎の多い生き物であることは確かです。

ミミズについてまとめてみたいと思います。

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目次

どんな生き物?

土壌の中で生息しています。

ミミズには目がなく、「目見えず」というところから言葉が変化して、ミミズとなったと言われているようです。
西日本ではメメズと呼ぶ地域があるようです。

骨格のないミミズの正確な体長を知ることは難しいとされていますが、1ミリ以下のものから数十センチ単位まである大きなミミズも目撃されているようです。

アフリカなどでは数メートルの長さのミミズが観測されている……さすがにこの大きさを目の当たりにしたら目を疑いそうですね。

雌雄胴体で、単体のみで繁殖が可能です。

ミミズは釣り餌のほかに、野鳥やイノシシなどが食すほか、飼育しているペットや家畜の生き餌としても使われます。

意外なところでは漢方薬にも使われているようです。

繁殖させるために必要なものは?

ミミズは雌雄胴体のため単体で繁殖が可能であることを、前の項目で話しましたが……実際はそうでもないようなのです。

別の単体と交接をするようなので、ミミズは最低2匹用意しましょう。

土壌の中で生息するので、砂や土も必要でしょう。
ただの土よりは腐葉土などがいいと思います。

あとはそれらを入れて飼育するケースも必須ですね。
適しているのは発泡スチロールのようですが、なければ飼育ケースでも大丈夫です。

ほかにあればいいのは、霧吹きや落ち葉です。

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繁殖の方法は?

ミミズ 繁殖



土を25センチくらいまで入れます。
飼育ケースには深さが必要となりますね。

種類にもよりますが、比較的柔らかい土を好むミミズの方が多いようです。
あまりぎゅうぎゅうに入れないようにしましょう。

ミミズは土の中の有機物を食べます。

しかしただの土だけでなく腐葉土や、もし手に入れられるようなら牛糞を入れてあげるといいみたいです。

しばらく様子を見てから、枯れ葉などを入れてあげるとよいでしょう。

入れた土が乾かないよう、表面が乾き始めたら土全体の表面が湿るように水を与えます。

時折、土を掘り返したり腐葉土や牛糞、枯れ葉などを足してあげるようにしましょう。

巣穴を壊さないよう、表面だけ掘り返すのがポイントです。

こうして問題なく飼育していれば、自然に繁殖していきます。

卵はどんなもの?

茶色の米粒に似ていると言えばいいのでしょうか……少々言葉で説明するには難しいです。

繁殖する際の注意点は?

ミミズは脱走しますので、土壌の中にいるからといって安心はせず、かならずしっかりと蓋をしましょう。

また直射日光がよく当たる場所は避けましょう。

風通しのいい日影が最適な場所です。

まとめ

ミミズ 繁殖



ミミズを繁殖なんて……と思ったのですが、釣り餌を自前で育てて繁殖されている方がいらっしゃるのですね。
納得です!

調べていると、ほかの生き物に比べてミミズの繁殖はやや難しい部類に入るようです。

確かに、腐葉土などの管理は難しそうですし、カビが生えた! という相談も見かけました。

家庭菜園などをされている方に腐葉土の管理などを聞くのも、ミミズ繁殖に役立ちそうです。

逆に、飼育道具を揃えるのが大変なわけでもないですし、観察目的で飼育してみるのもいいかもしれません。

子供の自由研究などにいかがでしょうか。

ちなみに、ミミズをどうやって手にいれるのかと思いましたら、野生のミミズを捕獲して飼育するそうです。

その辺からもとても手軽さが感じられますね。

繁殖目的でなければ、誰にでもできそうな印象を持ちました。

以上、ミミズの繁殖についてでした。

関連記事:ミミズの飼育方法・販売価格・寿命について解説

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