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ミミズの生態は?

ミミズって姿形は知っているけど、その他に関しては意外と知らない事って多いですよね。人によってはあのフォルムが苦手な人もいるとは思いますし、釣りをする方なら餌として重宝している人も多いでしょうね。

畑を耕すとよく出てきますし、雨上がりに道路で干からびてるミミズを見掛ける事とか多いかと思います。今回はそんな、知っているようで知らないミミズに関して項目で分けて色々とご紹介していきたいと思います。

まずミミズは環形動物門貧毛綱と言うグループに属しており、目や触角、手足等が全く表に無い生き物になります。

まあ、皆さんもシルエットはお分かり頂いていると思いますが、そう所謂紐状の生き物ですね。

ミミズと一括りにいっても沢山の種類が存在している事をご存知でしょうか?

まず、陸生のミミズと水生のミミズが存在します。世界中に生息しているミミズの種類は正直な所、種類が把握されていないのが現状です。

研究者により意見がマチマチなのと、新種が発見されたり、ミミズを分類していく上でどの分類に当て込むのか等により、正確な種類が特定されておらずざっくりとして種類数の表記になります。

陸生且つ大型のミミズに関しては日本では約100種程存在していると言われています。

まさしくミミズに関して知っている様で知らないって感じですね。ミミズをよく観察した事がある方なら分かるかと思いますが、ミミズの体の表面って輪っかが連なってるように見えませんか?

あれを「体節」と言い、体節毎に頑丈な剛毛が生えているんですね。

この剛毛があるので動く事が可能になっています。ミミズは先端に口があり、その反対側後端に肛門があります。

その口から土を食べて土の中にいる微生物及び有機物を消化吸収して肛門から糞を排出します。

地面に黒い粒状の塊を見た事ありませんか?それがミミズのフンであり、「ミミズの糞塚」と呼ばれているものです。

では次の項目ではミミズの飼育方法等をお伝えしていきましょう。

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ミミズの飼育方法や必要な物は?

ミミズの飼育?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、意外にもミミズの飼育にチャレンジしている人は多いです。

と言うのも、ミミズは釣り餌になるので、釣りをされる方が釣り餌を確保する為に飼育している方が多いんです。

ではミミズを飼育する際に必要な物は何がいるのか?

飼育方法も併せて記載していきましょう。

①飼育用の容器(発泡スチロール等)

これは無いと始まりませんね。

サイズは15~30㎝前後の物を用意出来れば大丈夫です。

屋外で飼育される場合、ミミズは水に弱いので雨対策として蓋付であれば尚良しです。

②土

土や砂を用意し20㎝程度敷き詰めましょう。

ミミズは土中に生息しているのである程度は深さがあった方が良いです。

一番いいのはミミズを捕まえた所の土を持ち帰る事が出来ればベストです。

③霧吹き

上記で水が苦手と書きましたが、余り乾きすぎてもよくないので適度に湿り気を帯びさせるために霧吹きで噴射するとよいです。

ミミズの飼育に必要な物は以上になります。

水の部分に関して追記すると、必要以上の水が苦手、と言う意味で水分が全くないとそれはそれでダメなので気を付けて下さい。

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ミミズの具体的な餌は?

ミミズ 飼育



冒頭でも少しだけ記載しましたが、ミミズは土を食べる事によりその土に含まれている微生物や有機物を消化吸収しています。

野菜のクズ等を食べるシマミミズと言う種類のミミズがいるのですが、野菜クズなどの生ごみを与え、シマミミズに食させその糞を堆肥として活用するミミズコンポストと言う物をしている方もいらっしゃいます。

ガーデニングをしている方等は結構やっている人が多いみたいで、このミミズコンポストが出来るミミズの種類はシマミミズのみだそうです。

ミミズの平均的な寿命や販売価格は?

ミミズの寿命は概ね1年前後と言われています。

また、販売価格に関して、世に販売されているミミズはざっくり分けて2つです。

1つは釣り餌用のミミズで、これは平均500~1,000円程度で販売されています。

もう1つは上記項目でお伝えした、ミミズコンポスト用のシマミミズです。

ミミズコンポスト用に使用するので相当数のミミズが入ったものですが、こちらなら4,000~5,000円程度で販売されています。

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ミミズを飼育する際の注意点は?

飼育時の注意点ですが、ケース内で飼育する際に脱走する恐れがあるのでその点に関して注意が必要です。

なので、蓋付の発泡スチロールでの飼育が望ましい訳ですね。

他には、飼育時に直射日光の当たる場所は避けましょう。

まとめ

ミミズ 飼育



一部の方からは絶大なる人気を誇るミミズですが、苦手な人の方が多そうですね。

ちなみに、日本で最大サイズを誇るミミズはハッタミミズと言うのがいるのですが、このハッタミミズ、85㎝もあるものが捕まえられたそうです。。。

滋賀県でハッタミミズの長さを競う「全国ハッタミミズダービー」なるものが開催され、優勝者が捕まえたハッタミミズのサイズが85㎝だったそうです。。。
流石にこのクラスになると恐怖でしか無いですね。

ただ世界に目を向けると、オーストラリアにメガスコリデスと言う種がいて、これの最大サイズが3ⅿを超える物もいるとか・・・。
いや、3ⅿてちょっとした蛇より大きいじゃないですか・・・。

色が白かったら洗濯機の排水ホースと見間違うかも知れませんよ。
まあ、流石にそれは言い過ぎか・・・。

以上、ミミズの飼育方法・販売価格・寿命 について解説でした!

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