寿命が短いペットはお別れがすぐ来てしまうので、寂しいと感じてしまいますよね。小さな動物でも1匹いなくなるだけで物悲しいものです。
できれば寿命が長いペットが飼いたい、と思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は寿命の長いペットについてまとめてみました。
長いと言ってもその年数は色々なので、自分の生活に合うペットを見つけてみてくださいね。
目次
寿命が長いペットを飼いたい!
ペットロスという言葉を聞いたことはありますか?人は大切な人を亡くしたとき、深く悲しみます。その相手がペットだとしても同じように悲しいのです。毎日側にいてくれた大切な家族にもう会えないのですから、とても辛いものです。
そんな思いをなるべくしないようにと、寿命の長い動物を飼いたいと考える方もいます。確かに、長い期間失う悲しみは感じることはありませんが、長くいればいるほど離れる辛さは増すものです。
そのことも頭の片隅にでも入れていただいて、長寿の動物を飼育してください。
生き物ですので必ず死は訪れます。ですが、その死があったから新しい命に出会えるという事もあるのです。前向きな気持ちでこれから出会うペットとの思い出を作っていきましょう。
寿命が長いペット① 【カメ】
基本的にカメはどの種類も長生きです。たいていは20~50年くらい生きるとされていますが、100年近く生きることも十分あり得る生き物です。
ニホンイシガメやヘルマンリクガメはペットとして人気のあるカメです。
ニホンイシガメは雑食性なので、魚や甲殻類、ミミズ、その他にも野菜や果物など何でも食べます。ヘルマンリクガメは草食性なので、チンゲン菜や小松菜といった野菜を主に与えます。
カメは爬虫類なので昆虫が餌になると思われがちですが、ニホンイシガメは昆虫も食べますが、無理に与えなくても済むので、昆虫が苦手な方でも飼育できますよ。
ニホンイシガメは6000円くらい、ヘルマンリクガメは15000~30000円くらいの値段で販売されていることが多いようです。甲羅の模様や大きさなどで値段に差が出るようです。
どちらのカメも20年以上は生きますので飼育の際は良く考えてから購入しましょう。40~50年生きると見越して飼育した方が良いですね。
かなり長生きなので、失礼ではありますが年配の方には飼育は向きません。
寿命が長いペット② 【オウム】
大きな体がカッコいいですし色もカラフルで見栄えも良いオウムは、ペットとしてとても魅力的です。根気よく教えれば、おしゃべりなどの芸も覚えるので、一緒に生活していて楽しい動物です。
ただ、雄叫びをするので、集合住宅などでは飼育が難しいでしょう。
餌はオウム用のペレットが市販されていますので、それをメインで食べさせてあげてその他にナッツや果物を与えると良いです。
価格は種類によってかなり差が出るため、金額としては1万~200万となっています。それにしても200万円のオウムにはビックリです。それだけあれば車買えちゃいますよ!
寿命は30~50年と言われていますが、100年生きる個体もいるので、50年以上生きる可能性は高いです。オウムもとても長い寿命のため、継続してお世話してくれる人がいない場合は飼育するのは難しいでしょう。
寿命が長いペット③ 【フクロウ】
ふわふわの体に目がまんまるで可愛いフクロウも長寿な動物です。ペットとして人気も高く、一般のペットショップでも販売しているのを見かけます。
フクロウは猛禽類のため餌が特殊で、ピンクマウスやウズラをバラして与えます。こういった動物を与えないと栄養不足となり死んでしまうので、他のもので代用はできません。
価格は大体20~30万円くらいです。それ以外も飼育ケージなども必要になるので、フクロウを飼育する場合、初期費用としてある程度まとまったお金が必要となります。
寿命は体の大きさで違いはあり、小型だと10~15年、それ以上ですと20年近く生きます。大型のフクロウは腕に乗せたときにカッコいいので憧れますよね。
ですが、体が大きい分餌もたくさん食べますので、飼育を始める前によく考えて下さいね。
寿命が長いペット④ 【犬、猫】
とてもポピュラーな動物で、飼育している方もたくさんいます。種類も豊富で、性格もそれぞれに違いがあり、飼育していて非常に面白いです。
一般的な動物なので、専用の餌は豊富にあるので、簡単に購入できますが、種類があり過ぎて悩むということもありそうです。
価格は血統書のあるものなら数十万~何百万という値段ものもいますが、雑種であれば里親募集などのところから引き取れば無料でお迎えすることもできます。
寿命は15年前後くらいでしょう。餌によって若干寿命に違いが出てくるので、なるべく添加物が入ってないものを選ぶと良いでしょう。
寿命が長いペット⑤ 【コイ】
コイの飼育は観賞用の錦鯉などが主になります。鯉はたくさんの種類があり、また体の大きさは入れ物によって成長をセーブするので、水槽で飼育も可能です。
コイの餌は、専用の人工飼料が市販されているので、そちらを与えれば大丈夫です。色々用意する必要もないですし、人工飼料は長期保存もできるので便利です。
価格は錦鯉となると高いものはビックリする値段のものもありますが、安いものだと12cmくらいのサイズだと1匹500~1000円ほどで購入することができます。
寿命は水槽飼育だと20~30年くらいだといわれています。ちなみに池などの広い場所で飼育すると100年も生きることがあるそうです。
まとめ
寿命が長いというのは裏を返せば、長い間お世話をし続けなくてはいけないということです。家を長く空けられないため旅行に行けない、というペットもいます。
そういったことも考えたうえで、飼育を始めてください。途中放棄はできませんので、安易に飼い始めるのはやめましょう。責任を持ってお世話をして、ペットとの楽しい毎日を一日でも長く過ごしてくださいね。
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