「パンダマウス」と聞いて一瞬でパンダなのかマウスなのかどちらかの判断が付いた方、なかなかの動物好きですね。
そう今回は、時として中国の外交アイテムとして用いられる事もある(語弊があったらすいません)パンダ・・・、では無くマウスの方のパンダマウスについてご紹介していきたいと思います。
まずパンダマウスに関して簡単に説明していきましょう。
その名前の通り、パンダの様な柄で白と黒のバイカラーが特徴のパンダマウス。
耳から首元に掛けて黒色で胴体は白色、そしてお尻の方が黒色になっていて、「黒/白/黒」ってな感じの配色になっています。
非常に学習能力が秀でており、個体によっては迷路をクリアする賢い子もいたりするそうです。
ハツカネズミの改良品種であり、古くは江戸時代(!?)から日本人によって飼育されていたみたいです。
ただ当時の種はその後絶滅してしまった様なのですが、海外から再度輸入する事によって日本国内で改めて広がっていきました。
このパンダマウスですが、黒白のバイカラーが可愛いだけではなく、体長も大きい子で12センチ(尻尾を含んで)くらいで平均して9~10センチくらいが標準サイズになってくる様です。
ちなみにハツカネズミで15~6センチくらいなので、如何にパンダマウスが小さくて可愛らしいかが伺えますね。
目次
パンダマウスの寿命は?
では次に寿命に関してお伝えしていきます。
寿命は1.5~3年程度と言われています。
一緒に過ごせる時間は決して長くないので短い間に濃密な時を過ごしてあげたいものですね。
寿命が長ければ希薄に過ごしてもいいんかい!ってツッコミはご勘弁下さいね。
他のネズミに比べて寿命は長い?
他の種類のネズミも概ね平均寿命としては2~3年と言われていますのでパンダマウスだけ取分け寿命が短いと言う訳ではありません。
逆に凄く長寿なネズミもいるそうで、その名も「ハダカデバネズミ(裸出歯鼠)」と言う種類のネズミで30年以上生きる個体もいたりするんだとか。
今回はパンダネズミに関してなのでこのハダカデバネズミに関しては触れませんが、一度も見た事が無い方は名前をグーグルで検索して下さい。
私はもうそれ以上は言いません・・・笑
かかりやすい病気は?
飼育しているケージ内が不衛生になってしまっていた為に皮膚病等の病気に罹る事はあるようです。
ただアレルギー性皮膚炎の場合はケージ内の床材にチップを用いていた場合、アレルギー反応を示す場合もあるみたいです。
他には腫瘍や癌が挙げられます。
病気になった場合はどうしたらよい?
上記でも記載しましたが、マウスを触っていてしこりを見つけた場合、それは腫瘍の可能性が高いですよね。
飼い主さんが獣医さんである事は非常に稀だと思うので、そんな場合は素直に動物病院に連れて行きましょう。
ただ、動物病院でもマウスを診察してくれる病院なのかどうかは事前に確認した方がいいかと思います。
この点はマウスを飼い始めた段階で事前知識として調べておく事も大事かも知れないですね。
他の病気の場合、衰弱して元気が無い状態とかであれば脱水症状かも知れないのでその場合はスポーツドリンクを少量与える事で改善される可能性もあるそうです。
病気になった場合の最善策としては自宅の近くにマウスを診察してくれる動物病院があるか、若しくは探す事が出来たか、かも知れないですね。
飼う際に気をつけることは?
気を付けなくてはいけない点は何点かあるとは思いますが、主だった点を挙げていきましょう。
まず、上記でも少し触れましたが「ハツカネズミ」の改良種になるので繁殖力が強いマウスです。繁殖を望まないのであれば単体飼育する事に努めましょう。ペアで飼育してるとあれよあれよと言う間に増えてしまうかも知れません。
他には、歯が伸びてしまうので伸びすぎるのを防がなくてはいけません。かじり木と言う物があり、この木を齧る事により歯が擦れて伸びない様になります。
後は、ケージで飼う場合はパンダマウスは非常に小さい為、網ケージでは隙間から脱走してしまう恐れがあります。
ケース等で飼う場合でも天井が低い物だと上部の蓋部分を開けて脱走する恐れがありますのでその点は気を付けましょう。
パンダマウスの飼い方動画↓
まとめ
小さくて特徴的な毛色をしたパンダマウス。
販売価格も相場的に2,000円前後なので比較的安価帯ですね。何より比較的人に懐いてくれる点も飼育したいポイントが高くなりますね。
ペットとして人気が高いみたいですが、その反面一部ペットショップでは販売されていない事もあるそうです。
勿論、ペットショップの規模にもよるかとは思いますが。。。
もし購入する場合は、飼育する心構えとしてその様な点(身近なペットショップに売っているのか、病気の際に診察してくれる動物病院はあるか)も踏まえ全てをリサーチして迎え入れてあげて下さい。
余談ですが、かの有名な「ミッキーマウス」のモデルになっているのがこのパンダマウス説があるそうです。真偽は不明ですが、「信じるか信じないかはあなた次第」。(どこぞの都市伝説大好き芸人みたいになってしまいましたね)
以上、パンダマウスの寿命や病気について解説でした!
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