今回はチンアナゴについてです。

チンアナゴは地面から生えているように見えるので、遠目からは植物ににも見えてしまいますよね。

どうしてあのような体勢でいるのでしょう。

とても謎が多そうなチンアナゴ、その実態と種類についてまとめていきます。

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目次

どんな生き物?

インド洋などの熱帯地に生息しています。日本では高知から南にかけて生息しているようです。

全長は40センチほど、白に近い灰色の体に、黒ないし暗色の斑点が特徴です。

まるで立っているような感じ、または植物が生えているような感じに見えるあの動きは、流れてくる動物プランクトンを捕食している時の動きなのです。

そんなチンアナゴにはいったいどのくらいの種類がいるのでしょうか。

どのくらいの種類がいるの?

それなりの種類がいるようですが、はっきりとした数まではわかっておりません。

そんなチンアナゴ、いくつか種類をピックアップしてみたいと思います。

ホワイトスポッテッドガーデンイール

チンアナゴ 種類



チンアナゴの種類の中では大きい部類に入ります。

全長70センチほどにまで成長する固体もいるようです。

ほかの種類より口が大きく、より長く体を出して捕食するのが特徴です。

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ニシキアナゴ

チンアナゴ 種類



チンアナゴの亜科、日本では琉球列島あたりでみることができます。

オレンジと白の縞模様が特徴で、チンアナゴと比べるととても鮮やかな体をしているのが特徴です。

ゼブラアナゴ

チンアナゴ 種類



全長は最長でも30センチほどで、あまり大きい種類ではありません。

シマウマのような体の模様が特徴です。

このゼブラアナゴ、沖縄では絶滅危惧種に指定されています。

ガラパゴスガーデンイール

チンアナゴ 種類



体の側面に白い点々がずっと続いているのが特徴です。

全長は50センチ弱、チンアナゴの平均的な長さになります。

シンジュアナゴ

チンアナゴ 種類



八丈小島の宇津木で発見され、今では台湾でも確認されています。

体にある白い斑点が真珠のように見えることから、この名前がつけられました。

全長1メートルにもなるので、この種の中ではかなり大きい部類になります。

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なぜ砂の中で生活しているのか?

体のほとんどを地上に出して捕食するのに、なぜ砂の中に体の一部を入れたままにするのでしょうか。

さらに、なぜ彼らは砂の中で生活をしているのでしょうか。

その理由は至ってシンプルなものなのです。

チンアナゴはとても警戒心が強い生き物なのです。

簡単に言ってしまえば、臆病ということですね。

そのため、敵の気配を感じるとすぐ砂の中に入ってしまいます。

捕食すめ時も体の一部を砂の中に残しているのは、すぐにでも砂の中に隠れることができるようにするため、でもあるようなのです。

まとめ

チンアナゴの名前、これは日本名のようです。なんでも犬の狆の顔に似ているから、チンアナゴと命名されたのだとか……

別名ガーデンイールとも呼ばれているようで、こちらは捕食している姿が庭に生えている草に似ているから……というところからつけられたようです。

どちらが適切かといえば、後者のような気がしますが、みなさまはどうでしょうか。

価格や寿命などがあまり明確に出ていないことから、購入できる場所が限られているように感じました。

チンアナゴでさえ、1000円から3000円と価格の幅がありましたので、入荷数や種類、大きさでかなりの幅がでるようです。

寿命の平均は3年から5年くらいのようです。

さらに、個人での飼育がやや難しいらしく、初心者には厳しいかねしれませんね。

しかし水族館などで見てしまうと、動きのかわいらしさから飼育できるものならしてみたいと思われる方もいらっしゃると思います。

その時は販売しているお店の店員などに詳しく話を聞くなどして、しっかりとした下準備が必要かもしれませんね。

自宅で可愛らしい姿を毎日観賞できる、それはとても夢のようなことになるのではないでしょうか。

以上、チンアナゴの種類などについてでした。

関連記事チンアナゴの飼育方法・販売価格・餌について解説

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