CMなどの影響もあり、アヒルをペットとして飼いたいと考える方が増えているそうです
真っ白い毛皮に、つぶらな瞳、おしりをフリフリと歩く姿は、とてもかわいらしいです。
なかなかペットとしてアヒルを飼育している人は、とても少なく分からないことも多いですよね。
なので、アヒルについて詳しく解説していこうと思います。
目次
アヒルを飼いたい!
アヒルは水鳥なのは、みなさんご存知ですよね。水鳥なので、水浴びさせることが必須になります。
飼育するに当たり、水浴びをさせてあげられるか、よく考えて下さいね。水浴びといっても、自宅に池がある方などそうそうにいませんよね。
鯉などのための大きめの水槽や、大きいタライ、大きい衣装ケース等、そういったものを利用して水浴びをさせてあげてください。
どうしても周りは水浸しになるので、室内での水浴びは難しいでしょう。水浴びは屋外でも、飼育は屋内、屋外どちらでも可能です。
屋内飼育の場合は、犬用などのゲージやサークルを使うのが便利です。
ただし、アヒルは床が硬いのがとても苦手です。柔らかくするために、人工芝やお風呂マット、わらなどを敷いてあげてください。
屋外飼育でしたら、気負付けていただきたいのが外敵に夜間襲われることです。
柵の中に入れておくだけでなく、扉のある小屋に夜間などは入れておきましょう
アヒルのエサですが、基本的には水鳥用ペレットや鶏のエサが良いでしょう。
栄養面を考えて、そこに緑黄色野菜などに様々な野菜を多く与るとより良いです。ですが、アヒルは雑食なので何でも食べてしまいます。
お菓子などの人間の食べ物は与えると危険なので、食べるからといってなんでも食べさせてしまうのはやめてくださいね。実は「ミミズ」「ドジョウ」「ダンゴムシ」などもアヒルは好んで食べます。
特にミミズはアヒルの好物です。わざわざ庭を掘ってミミズを与えるという飼い主さんもいるそうです。
アヒルの値段の相場は?
アヒルは牧場やふれあいパークで購入が可能です。
値段は一羽につき500~1000円が相場のようです。
また、ペットショップで販売されていることもまれにあり、価格は一羽につき2000~4000円くらいです。
そして、アヒルは種類によりさまざまな毛皮の色があります。
ですがやはり、ペットとして飼育されているのは白いアヒルが多いです。
白いアヒルは「シロアヒル」と「コールダック」という種類のものが一般的です。
シロアヒル
一般的なアヒルで、Mなどで見かけるものは、この種類です。
先ほど紹介したアヒルの価格の相場は、このアヒルの値段になります。
成長すると、大きさは60㎝ほどに成長します。
コールダック
ペット用として品種改良されたアヒルが、コールダックです。
シロアヒルに比べて小型なので、飼いやすくなってます。
体長は成長しても約30㎝ほどで、てのひらに乗せることができる場合もあります。
価格は2~10万円ぐらいで、バラつきがあります。
購入場所も限られているため、高価になってしまいがちです。
必要なものを揃えるための値段は?
サークルや、水浴び用の水槽など必要なものをすべて揃えると、大体3~5万円です。
ものによってはもっと高価になったり、安価になったりするのであくまでも目安です。
材料を買ってきて手作りすれば、より安価でそろえることが可能でしょう。
飼い始めると毎月どのくらいかかる?
エサ代は、2000~3000円くらいでしょう。
エサの種類や、与える野菜によっては、それ以上にかかってしまうことが予想されますのでご注意ください。
あとはアヒルは臭いが強いです。
室内で飼育の場合、臭い対策に消臭剤も必須になります。
屋外飼いよりも、室内飼いの方が、かかる値段は高くなるでしょう。
アヒルを飼う際に気をつけることは?
一般的なシロアヒルはとても大きくなるので注意です。
そのため、広いスペースが必要となります。
雛との大きさの差が大きいので、飼育ゲージは大人になった大きさを見越して購入しましょう。
鳴き声が非常に大きいです。
集合住宅などにお住まいの方は、飼育が難しいと思われます。
できれば、隣の家との距離があるようなところで飼育するのが良いですね。
アヒルはキレイ好きではありますが、フンは水状でしつけは難しいです。
室内で飼育する際は、こまめに掃除をして、消臭剤も必須になるでしょう。
それでも、完全に臭いは取れないと思いますので、臭いはある程度は我慢が必要になりますね。
まとめ
アヒルを飼育するのは、割とハードルが高いです。
飼育する際は、注意点など考慮したうえで購入してください。
ですが、雛の時期から一緒にいると、後を付いて来たり、とても懐いてくれるのは魅力ですね。
CMのようにお手伝いはできませんが、生活の癒しを与えるという点では助けになると思います。
アヒルの子供の可愛い動画
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