コオロギが鳴き始めると、秋だなぁと感じますよね。

きれいな鳴き声を楽しむために飼育している方や、その他にも爬虫類用の生餌としても飼育されていることもあります。

今回はさまざまなところで利用されているコオロギの飼育についてご説明いたします。

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目次

コオロギはどんな生き物?

コオロギは枕草子にも名前が出てくる昆虫で、古くから日本人の身近にいたことがうかがえます。

大抵のコオロギは夜行性なので、暗くなるまでは草のたくさん生えている場所や石などの下に潜んでいることが多いです。

コオロギは雑食なので色々なものを食べます。植物や動物の死骸、小さな昆虫といったものを食べたり、時には共食いもしてしまうこともあります。

飼育の際は、野菜などの植物系のものと煮干しなどの動物系の餌をバランスよく与えた方が良いでしょう。

野生のコオロギの天敵はカマキリや、カエル、鳥類などがいます。

また、水面に落ちても浮くことができ、とても速い速度で平泳ぎのように泳ぐ種類のコオロギもいるそうです。

コオロギを飼育している方の大半は、爬虫類の生餌として飼育しており、ペットショップなどで購入するよりコストが安いため繁殖させている方も多いです。

コオロギの飼育に必要なものは?

コオロギ 飼育



飼育ケースは簡単に手に入るプラスチックケースタイプのものを使用すれば問題ないです。

ケースの底にいれるものも、砂でも土でも問題ないので、手に入るものを下に敷いてあげましょう。

その他には隠れ家になるようなものも必要です。暗くて狭い場所の様なもので、新聞紙を丸めたものや、紙製の卵パックなどを入れてあげる方が多いです。

ツルツルした素材ですと登ったりできないので、そういった素材は避けた方が良いでしょう。

餌用に飼育している方は、飼育環境にあまりこだわらず、安いコストで繁殖させているようですが、鳴き声を楽しむために飼育しているのであれば、やはり見た目も良い飼育環境にしたいですね。

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コオロギの餌は具体的にどんなもの?

コオロギは雑食なので何でも食べてしまいますが、飼育するうえでエサとして与えるならばナスやキュウリなどの野菜や、煮干しなどが良いでしょう。

ペットショップなどには「コオロギのエサ」というものが市販されてもいますので、そういったものを利用したり、スズムシや金魚のエサでも代用できます。

生餌として飼育しているならば、コオロギの餌は栄養が豊富なものを与えた方が良いです。

みかんを剥いてコオロギに与えると、栄養も十分ですし、水分も同時にたっぷりと与えられます。

その他には、ニワトリのエサや昆虫ゼリーを与えてる方もいるそうです。

コオロギの飼育方法は?

日常のお世話は餌やりの他に乾燥防止のために霧吹きなどを行ってください。

コオロギは乾燥が苦手で、水分が少ないところにずっといると死んでしまいます。

乾燥しないように気を配り、スポンジなどに水を含ませたものを置いておくのも効果的でしょう。


コオロギの飼育シーン

コオロギの平均的な販売価格は?

コオロギ 飼育



コオロギをペットショップなどで購入する場合、そのコオロギのほとんどは爬虫類の生餌用です。

お店により価格の変動はありますが、大体一匹あたり数十円で購入できます。

ペットとして飼うなら、これ以上安いペットはいないのではないかという安さですね!

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コオロギを飼育する際の注意点は?

餌に生野菜を与える場合、夏場などは特に腐りやすいので注意してください。

悪臭の原因にもなりますので、悪くなったらすぐに新鮮なものと交換してあげましょう。

マスクをして飼育ケースを掃除するようにした方が良いでしょう。

というのも、コオロギのフンなどには人間にとって害になるカビやダニがいますので、それを吸い込んでしまう危険性があるのです。掃除の際はご注意ください。

野外でも採取することが可能なコオロギですが、生餌として利用する場合は購入したものを使うのが良いでしょう。

野外のコオロギは農薬などが付着したものを食べている可能性も高いので、注意が必要です。

まとめ

コオロギの飼育で臭いが困るという場合も少なくないですが、大抵は飼育ケースが不衛生になっているから悪臭がしてしまっているのです。

ザリガニ同様、コオロギも臭い生き物ではありません。飼育環境を清潔に整えて、お世話してあげてくださいね。

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