前脚の大きなカマが特徴のカマキリは、体のシルエットもカッコ良いので人気がある昆虫です。

子供のころにカマキリが好きだったため、カマキリの卵を持ち帰り放置してしまいひどい失敗をしたなんて人もいるのではないでしょうか。

今回は、子供から大人まで幅広く人気のあるカマキリについてご説明いたします。

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目次

カマキリはどんな生き物?

カマキリの名前はいくつかの説があり、1つは前脚が鎌のようになっているから「鎌切」という名前になった説と、鎌はそのままで、「キリ」の部分がキリギリスのキリをとったものという説です。

カマキリはキリギリスに似ている部分もあり、そこから「キリ」が付いたのではないでしょうか。

非常にどう猛なカマキリは肉食性で、自分の体よりも小さい昆虫や小動物を捕食したり、他にもスズメバチやキリギリス、オニヤンマ等の比較的大きな昆虫や、ヘビや、クモ、カエルなどの昆虫以外の小動物も食べてしまう昆虫です。

交尾した後、メスはオスを食べて栄養とするため、悲恋としてお話の題材に使われることも多いです。

カマキリの飼育に必要なものは?

飼育ケースはプラスチック製のもので問題ありませんが、できれば大きなものが良いです。中には止まり木の様なものが必要になってくるので、葉が生えている枝を入れてあげたり草を入れてあげてください。

この時に、飼育ケース自体に草を植えてしまうと、カマキリにとって過ごしやすい空間となるでしょう。

枝を入れる場合は、容器に水を入れてさしておくと長持ちしますが、カマキリが水に落ちて死んでしまう可能性があるので気を付けてください。

それ以外には、カマキリは水を飲む昆虫なの脱脂綿などに水を含ませたものを設置してあげましょう。

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カマキリの餌は具体的にどんなもの?

カマキリ 飼育



カマキリは動かない餌は食べない習性があり、コオロギやミルワームなどを生餌として与えると良いですが、難しい場合は魚肉ソーセージや魚の切り身などを長いものでつまみ口元で動かしてあげれば食べてくれます。

またヨーグルトも食べますので、無糖のものを脱脂綿などに含ませて与えてもよいでしょう。


揚物を食べるカマキリ

カマキリの飼育方法は?

肉食性なので、共食いをしてしまう可能性が高いので同じ飼育ケースに複数のカマキリは入れないでください。

長時間、直射日光に当てているのはあまりよくないですが、日光に当ててあげることは良いので、毎日は難しくてもなるべく日光浴させてあげましょう。

水分がなくならないように、飲み水がなくなってないか、注意してください。

飲み水用の脱脂綿の他に適度に霧吹きをかけてあげても良いですが、かけ過ぎには注意してください。

餌は一日1~2回ほどで大丈夫ですが、与えたら与えただけ食べてしまいます。

食べるからといって食べさせ続けると、食べ過ぎて死んでしまうこともあるので、適量を与えてください。

カマキリの平均的な寿命は?

カマキリの成虫の寿命は、約2~3ヶ月ほどなので、お別れは比較的早く訪れてしまいますね。短い寿命なので、生きている間はカマキリにとって過ごしやすい飼育してあげてください。

ですがまれに、強い個体もおり越冬する場合もあります。

飼育している個体が強いものだと良いですね。

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カマキリを飼育する際の注意点は?

カマキリには寄生虫が付いている場合もあります。

カマキリによく寄生するのはハリガネムシで寄生されると、栄養を奪われるため、餌をしっかり食べている場合でも、栄養失調になってしまいます。

特に野生の虫を生餌として与えている際は、生餌自体が寄生虫を持っている可能性もありますので、できれば野生の虫は与えない方が無難でしょう。

まとめ

カマキリ 飼育



カマキリは強そうなシルエットですが、しぐさが意外とかわいいので、見ているだけでも楽しいですよね。

寿命は昆虫なので短いですが、飼育するならばしっかりとお世話してあげてください。

野生のカマキリを捕まえてきた場合でしたら、観察して楽しんだら元の場所に戻してあげるのも良いでしょう。

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