皆さんの中で「昆虫」と言えば真っ先にどの種類の昆虫が思い浮かびますか?

私の中での「King of 昆虫」は「バッタ」か「カマキリ」ですね。

子供の頃、バッタとカマキリを探しに原っぱ等に虫かご携えて捕まえに行っていたのが懐かしいです。

カマキリは比較的捕まえやすいんですが、バッタは飛翔能力が高いので良く逃げられた記憶があります。

昔懐かしい思い出に浸るのはこれくらいにして、今回ご紹介するのは「バッタ」なんですが、その中でも「トノサマバッタ」についてご紹介していきたいと思います。

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目次

どんな昆虫?

そう、仮面ライダー1・2号のモチーフにもなったバッタです。

正面から見ると仮面ライダーにしか見えないですよね。

(モチーフになってんだからそりゃそうなんですが・・・)

そもそも名前からして「トノサマ」ってのも平伏してしまいそうな名前が付いていますが、別名も「ダイミョウバッタ」って言います。
別名でさえ「大名」って地位高めなバッタですね。

名前の由来ですが、諸説あるみたいですが、サイズが大型である点や色・模様が派手に見え殿様に似ていた事等が挙げられます。

サイズが大型と書きましたが、トノサマバッタは3.5㎝~6㎝強、とバッタの中では大き目の部類に入ります。

オスとメスではメスの方がサイズが大きい傾向です。

分布範囲も日本各地の原っぱや河川敷等、色々な所で見る事の出来るバッタの中では一番メジャーな種類ではないでしょうか。

バッタの特徴として面白い点が、形は一緒でも色が違う個体を見た事は無いでしょうか?

一般的に普段見る事が多い色は緑色ですが、茶色バッタを見た事がある方もいると思います。

その色の違いと言うのが、周りの環境により色が変化したり、はたまた行動・性格等も変わってくるんですね。

大きく分けて2種類あります。

それぞれ記載していきましょう。

①孤独相

幼虫時に周囲にあまり仲間がいないと緑色のバッタになります。

基本的に1匹で飛び跳ねて生活し、大人しく用心深い性格になります。

②群生相

幼虫時に周囲に仲間が多い場合は茶色のバッタになります。

他の仲間と連れ立って遠くまで飛んで行動します。

その為、体も全体サイズは少し小さくなりますが、翅が体より大きい傾向にあり、飛びやすいシルエットになっています。
性格は荒く攻撃的、その上大食漢。

大量発生する事により農作物への被害が甚大になる場合もあり、中国の歴史小説とかを読んでいると「蝗害(こうがい)」に関する記述を見る事があります。


蝗害と言うのが、群生相のトノサマバッタ等が大量発生し農作物を一晩で食べ尽くしてしまう減少の事です。

育った環境により色・形、それに性格迄異なってくるという点は非常に興味深い点ですよね。

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飼育に必要な物は?

さてお次はトノサマバッタを飼育する際に必要な物をお伝えしていきましょう。
揃える物は非常に少ないので捕まえたら簡単に飼育可能ですよ。

①飼育ケース

トノサマバッタは上記でも記載した様に大型なバッタです。

大きいサイズのケースを用意した方がいいでしょう。

②土

絶対必要か、と言われるとそうでもないんですが産卵を目的として飼育をする場合にはトノサマバッタは土の中に卵を産みますのでその際に必要になってきます。
ただ、オスしか捕まえられなかった場合、土を入れると掃除の時に少し手間になると思うので状況に応じて土を入れる・入れない、の判断をして下さい。

③小瓶

餌を入れる為の小瓶。
トノサマバッタが食す餌入れとして使います。
餌に関しては後述致します。

④霧吹き

土を入れた場合には感想を防ぐ為に必要になります。
他、餌が枯れない為に噴射するのも良いでしょう。


以上がトノサマバッタを飼育する際に必要な物になります。

極端な話、飼育ケースと餌さえあれば飼育は始める事は可能です。

そう考えたら簡単ですよね。


トノサマバッタの飼育動画

具体的な餌はどんなもの?

トノサマバッタ 飼育



トノサマバッタはイネ科の植物を好んで食べています。

種類でいうと、ネコジャラシ・ススキ等を主に食しています。

飼育時はそれらを取ってきて飼育ケース内に入れてあげましょう。

新鮮な状態の物を好むので枯れていたりしたら交換してあげましょう。

時期的にイネ科の植物が手に入らない場合はレタスやキャベツ等で代用可能と言われています。

飼育方法は?

飼育方法としては日常的に行う部分は餌やりとトノサマバッタが糞をした際の清掃が主に挙げられます。

トノサマバッタは大食漢なので餌の減りが早い場合もあるので定期観察して状況を見ながら対応していきましょう。

飼育場所は直射日光の当たらない風通しの良い場所が望ましいです。

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平均寿命は?

平均的な寿命は3~4か月、長くても半年くらいが寿命になります。

決して長くはない寿命です。

飼育する機会に恵まれれば、キチンとお世話をしてあげましょう。

飼育する際の注意点は?

主な注意点としては飼育ケース内で餌変え時にトノサマバッタが脱走しない様に気を付けましょう。

上記でも記載しましたが、トノサマバッタは飛翔能力が高いので隙があると飛んでいってしまいます。

他には上記でも記載しましたが、糞の清掃はマメに実施しましょう。

まとめ

トノサマバッタ 飼育



トノサマバッタに関して各項目毎に記載していきましたが、如何でしたでしょうか?

飼育自体は比較的容易なのでお子様と一緒に飼育して生態観察等出来るかも知れませんね。

見た目はカッコいいので捕まえて飼育すると観察するのが楽しくなりそうですね。

以上、トノサマバッタの飼育方法・餌・寿命 について解説でした!

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