フラワーホーンとは、フラミンゴシクリッドとトリマクラートゥスをかけ合わせて作られた、新しい品種になります。
額にあるコブが特徴の観賞用の魚になります。
成魚になると30センチほどにまで育ちます。
人気の高い観賞用の魚なので、一度は飼育してみたいと思われる方もいるのではないでしょうか。
新しい品種だと飼育方法も変わってくるのでは? そんな不安も持たれるかと思います。
今回はそんな不安に思われるいくつかの項目の中から、餌に重点をおいてまとめていきます。
それと合わせ、フラワーホーンの性格や入手経路なども参考にできるようまとめていきたいと思います。
目次
性格は?
フラワーホーンは気性の荒い魚のようです。
混泳させるとほかの魚に危害を加えることもあるようなので、混泳には向かない種類のようです。
稀に、殺してしまうまで攻撃することもあるようなので、どうしても混泳させたい場合は注意が必要になります。
どこで買える?
インターネットでの通販、オークションをはじめ、中型や大型の熱帯魚を扱っている店頭などでも購入することができます。
価格は高め、見た目などで価格に差がでるようです。
若魚でも3万円ほどする固体も存在し、成魚になりきっていない固体でも数十万円の価格がつくこともあるようです。
体の赤い色が映えることや、コブの大きさ、顔つきなどで価格が高騰していくようです。
餌は具体的にどんなもの?
基本雑食のフラワーホーンです。
与えればある程度のものは食べてくれるようですが、長生きしてもらいたい、病気にはなってほしくないなどを考えますと、魚用に作られた餌を与えるのがよいでしょう。
フラワーホーンフードというフラワーホーン専用の餌があります。
最初はこちらを与えることからはじめるとよいでしょう。
クリルや赤虫、シクリッド スティックなどを与える方もいるようです。
しかし、買い置きが切れた、食べていたのに食べなくなったという時は、与える餌を少し変えるのもよいでしょう。
ソーセージや生ハムを食べるという情報も出ています。
また生き餌(メダカ等)も食べるようです。
食事の頻度や与え方は?
フラワーホーンは肉食系の雑食で、食欲旺盛な魚です。
与えれば与えただけ食べてしまいますので、適切な量と回数を守る必要があります。
フラワーホーンフードを1日2回、だいたい朝と夜の2回に分ける方が多いと思いますが、1回につきフラワーホーンフードを10粒ほどが適量のようです。
しかし成長していく中で、体長に合わせて食事の量も増やす必要がでてきます。
目安がわからなくなったら、お腹の膨らみ加減を見て適度な量を把握していくとよいでしょう。
餌を食べないときはどうしたらよい?
水温が下がりすぎると食欲が減ることがあるようです。
水温は20度を下回らないよう気を付け、冬場などはヒーターを使い調節することによって食欲が戻ることがあります。
また、重複してしまいますが、人が食べるソーセージなど普段与えないもので試してみるのもいいかもしれません。
消化不良を起こしている場合も考えられます。
人工加工された肉食は消化不良を起こしやすいデメリットがありますので、与え過ぎは逆効果になります。
それでも効果が出ない時は病気を疑い適切な処置が求められることもあると、覚えておくとよいでしょう。
与える際の注意点は?
フラワーホーンは肉食系の雑食です。
しかもよく食べるのでついつい求められるまま与えがちですが、それをやりすぎてしまうと消化不良を起こしてしまいます。
その結果、食欲不振にも繋がりますし、食べきれず残った餌が水を汚し、それが病へと繋がることもあります。
与え過ぎは注意です。
少し足りないかな、くらいの量を心掛けるくらいがちょうどいいと思います。
まとめ
フラワーホーンはなんでも食べる肉食系だったのですね。
生き物を飼育していると、なんでも食べてくれる生き物ほど手のかからないものはありません。
しかし、なんでも食べるので餌代がバカにならないこともあります。
ある程度人と同じものを食べることができるようなので、餌代に関しては工夫次第で押さえることができそうですね。
丈夫で飼育しやすいフラワーホーンですが、お迎え価格は高く、手軽とは言い切れませんが、もしお迎えする機会がありましたら、これらのことを参考にしていただけたらと思います。
以上、フラワーホーンの餌の種類などについてでした。
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