見た目のインパクトも相まって相当な存在感を誇るフラワーホーンですが、そのフラワーホーンの種類や特徴等をご紹介していきたいと思います。

各種類をご紹介する前にフラワーホーンに関してどの様な魚なのか、と言う所をサクッとお伝えしていきましょう。

まずフラワーホーンとは元々どこかの地域に生息している、とかでは無く、人工的に作られた品種になります。

最大の特徴でもあるおでこの大きなコブですが、このコブや色合い、サイズ等を競うコンテストが開催されたりもしています。

個体差が結構あり、所謂「ピンキリ」なんですが、コンテスト出場を目指す場合は幼魚の段階から成長が見込めそうな個体を選別する等の目利きが必要になります。

勿論、大事に育て上げる腕も必要になりますけどね。

観賞魚としても人気がありますし、コンテストに出す為に飼育されている方もいらっしゃるだろうし、様々な楽しみを持った魚であると言えるのではないでしょうか。

幼魚の段階から成長過程がイメージ出来る個体をピックアップするんだろうと思いますが、中々難しそうですね。

ただそこがフラワーホーン飼育の醍醐味でもあるんでしょうね。

日本でもフラワーホーンは人気ですが、とりわけアジア圏内で人気を誇っています。

主にマレーシアやタイ、香港などは盛んな模様です。その理由の1つに風水が関係しています。

まあ、アジアでは風水は数百年前から受け入れられ、三国志に出てくる「諸葛孔明」も風水を兵法に取り入れていたみたいですからね。

若干話が逸れましたが、それら要因が重なり人気がある、と言いたい訳です。余り話が脱線しない内に次の項目へ行きましょう。

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目次

どのくらいの種類がいるの?

そんなフラワーホーンですが、何種類か存在するのでしょうか?

体の色や模様により幅広いので厳密に種類分けされている訳ではありません。

上記でもお伝えした様に人工的に作り出しているので新しい種類がドンドン出てくる可能性が凄く高い訳なんですよね。

とは言え、流通している種類で主だったものをご紹介していこうと思います。

フラワーホーンラピスラズリ

フラワーホーン 種類



特徴:目が赤く体色が淡いブルーをしており非常に綺麗に色合いが特徴です。

体長は平均的に30㎝程に成長します。

寿命:飼育環境により多少の誤差はあると思いますが平均的には10年前後と言われています。

販売価格:1,500円~5,000円台が平均値になると思われます。
尚、個体サイズ等により価格変動がありますのであくまでも参考値として見て下さい。

フラワーホーンショートボディ

フラワーホーン 種類



特徴:全体的に「ギュッ」とした感じの体付をしているのが特徴です(表現が下手くそですいません)。
ただ「ショート」とは言え飼育条件や環境により30㎝程に成長する個体もいますのでその点は頭に入れておいた方が良いかと思います。

寿命:一般的に他の種類と比べると短命であると言われており約5年程度と言われています。
ショートにしている分、内臓器官への負担が大きい事が要因と言われています。

販売価格:平均的な販売価格は5,000円~10,000円の間くらいになります。
勿論、ショップや個体サイズにより変動はありますのでご了承下さい。

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フラワーホーントラシックゴールド

フラワーホーン 種類



特徴:その名の通り「金と赤」と体色は非常に鮮やかで綺麗な個体です。
「エンペラーカバー」なんて呼び方をしている場合もあります。

寿命:おおよその平均寿命は5~6年と言われています。

販売価格:15,000円~20,000円の間くらいが平均的な販売価格になります。

ビッグヘッドフラワーホーン

フラワーホーン 種類



特徴:「これでもかっ!」と言うくらいおでこのコブが大きい個体の事を指します。
体色は個体によりけりなので一概に言えませんが、見た目のインパクトは大です。

寿命:おおよそ5~6年と言われています。

販売価格:15,000円前後が平均的な価格になります。
ただ、ある程度成長し個体サイズもそれなりでコブの大きさも立派だと価格は高額になってきます。

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フラワーホーンキングカムファ

フラワーホーン 種類



特徴:中々、位の高そうな名前をしていますが、メタリック系のギラギラした感じの色味が特徴になります。

寿命:5~6年前後が平均的な寿命と言われています。

販売価格:50000円前後が平均値になるかと思いますが、個体サイズやコブの大きさ、色合いの良さのグレードが高い個体になると価格はもっと高額になります。

まとめ

色々な種類のフラワーホーンをご紹介させて頂きましたが、少し補足させて頂きます。

「ショートボディー」に関してはそれぞれの種類でも「ショートボディー」タイプは存在していますが、個別で紹介するには多すぎるので、ざっくりとまとめた形で紹介しています。

と言うより、今後どんな種類が出てくるのだろうか、と言う楽しみはありますよね。

品種改良が行われている状況なので、凄い個体が出てくる可能性は0では無いですもんね。

その「凄い個体」って言う言い方が漠然過ぎていますが・・・。

フラワーホーンの飼育の楽しみは、どんな個体に育つであろうか、育てようか、と言う楽しみを味わう部分もあると思います。個体により千差万別ですからね。

ショップでじっくりとフラワーホーンを見て、選んで成長していく過程を見て楽しむのもいいですよね。

以上、フラワーホーンの種類やそれぞれの特徴 について解説でした!

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