突然ですが、一昔前と比べると爬虫類が好きな人ってかなり増えているイメージがあります。

それこそ「爬虫類カフェ」なる物が数年程前から出来だして、繁華街等に行くと見掛けた事がある方も多いかも知れませんね。

もしかしたら皆さんの周りにも爬虫類が好きな方がいるのかも知れないですよね。

そこで今回は「サバクイグアナ」と言う種類のトカゲを皆さんにご紹介していきたいと思います。

サバクイグアナの飼育方法等に着眼点を置き、ご紹介しますので少しだけお付き合いくださいませ。

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目次

生態は?

ではサバクイグアナの生態から迫っていきましょう。

サバクイグアナとはイグアナ科サバクイグアナ属と言うグループに分類されるトカゲであります。

主にアメリカのアリゾナ州・カリフォルニア州・ネバダ州やメキシコ北西部に分布しており、体長は30~40㎝程のトカゲになります。

他種に比べるとそこまでサイズは大きくないので比較的飼育しやすい、と言われています。

サバクイグアナの特徴としてよく言われる点が「丸顔で可愛い」と言う点です。

あくまでも個人的な意見ですが、確かに「シュッ」とした顔立ちでは無いですよね。

名前が表す様にアメリカ大陸の砂漠地帯等に生息しており昼行性です。

食性に関しては詳しくは下記の項目をお伝えしますが、基本的には雑食です。

繁殖に関しては卵生で一度に8個程の卵を産みます。

この項でのポイントとしては他のイグアナと比較するとサイズが小ぶりであると言う点が挙げられます。

即ち、飼育スペースがべらぼうに広くとらなくて済む、と言う事ですね。とはいえ、決して小さくは無いのであしからず。

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飼育方法や飼育環境は?

さてここからの項目ではサバクイグアナの飼育方法及び飼育環境についてご紹介します。

サバクイグアナを飼いたいけど何を揃えたらいいのか分からないと言う方は参考程度に見て頂ければ幸いです。

①飼育用ケージ

上記でもお伝えした様にサバクイグアナは大きい個体で40㎝程になります。

90㎝クラスのケージを目安として用意して頂ければいいのですが、ベビー期には少し大きすぎます。

成長に伴いケージサイズを変更するのが一番理想的なのですが、なかなかそうもいかないですよね。

ひとまず、成長サイズでの飼育ケージのサイズが90㎝クラスは必要、と言う点を覚えておいて下さい。

②ヒーター

本来サバクイグアナは野生下では暖かい所で生活をしています。

従いまして、その環境に近づける為にケージ内の温度管理をしてあげなくてはいけません。

温度の目安として昼間は約30℃前後、夜間は25℃前後をキープ出来る様に調整してあげましょう。

③バスキングライト

上記のヒーターとは別にバスキングライトと言う物も必要になります。

バスキングライトとはケージ内の一部分を局所的に暖かくする為のライトです。

この暖かくした場所をバスキングスポットやホットスポットと言います。

概ね、このエリアの温度は40℃オーバーになります。

④紫外線ライト

もう1つライト関係で必要な物があり、紫外線ライトと言う物が必要になります。

昼行性の爬虫類は紫外線を浴びる事により「ビタミンD3」を生成しています。

飼育環境下で紫外線を浴びさせる為に紫外線ライトと言う物が販売されています。

⑤加湿器

サバクイグアナは高温多湿な状況を好みます。

乾燥には余り強くないので適度な湿度をキープしなくてはいけません。

ケージサイズによりどれくらいの加湿器を選ぶか、と言う点もあるのでケージサイズに合った物を選びましょう。

⑥床材

床材とは飼育用のケージの底面に敷く物です。

爬虫類用の床材が販売されており、ヤシガラ等であれば吸水性に優れており、交換時に燃えるゴミとしても捨てる事が出来るので便利です。



上記内容が飼育環境を整えるにあたり必要な物になり、飼育方法になります。

ポイントはライト関係は必須アイテムであると言う事です。

また、ケージサイズも決して小さくは無いので部屋で置くスペースの事も考えなくてはいけませんよ。

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具体的な餌や与える頻度は?

サバクイグアナ 飼育



サバクイグアナは基本的には草食寄りではあるものの雑食です。

野生環境下では植物の葉や昆虫、果物等を食べています。

飼育される際も同様に野菜(小松菜等)や果物(バナナ)等を与えましょう。

与える時は細かくちぎって食べやすいサイズにしてあげるようにしましょう。

また餌を与える頻度ですが、基本的には毎日餌はあげましょう。


サバクイグアナの食事シーン

販売価格や販売場所は?

販売価格に関しては販売店等により様々なので一概には言えませんが、平均的な価格として高くて10,000円前後が1つの目安となる価格になるでしょう。

尚、個体サイズ等にもより価格は異なってきますのであくまでも目安として捉えて下さいね。

販売場所に関しては爬虫類専門店や大型のペットショップで販売している事もありますが、サバクイグアナは犬や猫の様に流通数が多い訳ではありません。

どうしても欲しい場合は最寄りの専門店やペットショップで問い合わせてみる方がいいでしょう。

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平均寿命や病気になったときの対策は?

サバクイグアナの寿命は7~8年が平均的な寿命と言われています。

勿論、「平均」なのでその限りではありません。

他種のイグアナは15年前後が寿命となるので、それと比べると少し短いですね。

とは言え、飼育されるとなったらそれなりの年数は供に過ごす事になりますので長く飼育出来る自信が無い場合は飼わないと言う選択肢も頭に入れましょう。

他に、飼育するとなった際に起こり得る事は病気に関してですよね。

病気になった場合は動物病院に連れて行けばいい、と思われるかも知れませんが、その考えが全て正解とは言い切れません。

と言うのも、一般的な動物病院は主に「犬・猫」等をメインに診察しているので、爬虫類となると診察出来ない動物病院が多いです。

なのでご自宅の近くの動物病院が爬虫類も診察出来るのか否か、また診察してくれる動物病院はどこにあるのか、を事前に把握しておく事が大切になります。

飼育する際の注意点は?

飼育時の注意点としては上記でもお伝えしているので重複しますが、大事な点なのでもう一度記載しておきます。

やはり温度管理に関しては注意を払ってください。

他にも注意点と言っていいのか微妙な所ですが、飼育に係るお金は結構な額になります。

初期費用もそうですし、その後の維持費(光熱費や食費等も含め)も発生します。

ある程度経済的にゆとりが無いと飼育するのは難しいかも知れません。

まとめ

サバクイグアナ 飼育



ざっとではありますが、サバクイグアナの飼育方法を中心にご紹介していきましたが如何でしたか?

サバクイグアナの魅力を最大限にお伝え出来ていない部分もありますが、ペットとしての魅力は非常にあると思います。

しかしその分、経済的な面等も含めてハードルは決して低くないので飼育を検討されている方は諸々検討し熟考してから飼育する様にして下さいね。

以上、サバクイグアナの飼育方法や販売価格、寿命について解説でした!

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