カメは、かわいいですね。

大きな甲羅から顔を出したとき、あの顔の愛らしさはなんともいえません。

しかもカメは長生きの象徴で縁起がいいので、ペットとして愛着を感じる方も多いです。

そんなカメも最近では、外来種も日本でさまざまな種類を見る機会が増えました。

キバラガメをご存知ですか?キバラガメは、アメリカやメキシコに生息しているカメで、別名アカミミガメと呼ばれています。

体長は30センチほどですが、メスはオスの2倍くらい大きさがあります。さらに特徴は、顔に黄色い線のように模様が入っています。甲羅も濃い緑に黄色い模様がついています。

ミュータントタートルズという映画が昔ありました。映画のカメと種類は違いますが、色違いというイメージです。

性格は、ペットとして飼うには最適かもしれません。温厚で人懐っこいからです。カメのイメージ通りののんびり屋さんです。しかもコミュニケーションが取れて慣れてくれると、寄ってきたりするので愛らしさは、かなり高いでしょう。

たまに気性が荒いキバラガメもいますので、飼ってすぐにスキンシップは避けましょう。様子を見て性格を理解してスキンシップしましょう。

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目次

飼育方法や必要なものは?

では、キバラガメを飼うにあたって必要なものはなんでしょう?

まずは、ケージですね。プラスチックケースでも可能ですが、大きくなる上に水をはることを考えると、水槽がおすすめです。大きさは、45センチ以上のある程度成長しても余裕があるものがおすすめです。

さらに温かいところで生息しているため、日光浴は大事です。甲羅干しができるように陸を作るか、大きな石の上で休めるような空間を作りましょう。甲羅干しが難しいときは、トルーライトなどで紫外線の代わりをして甲羅干ししましょう。

寒さに弱いので温度は20度以上を維持しましょう。カメようのヒーターがありますので温度管理をしましょう。

水質が悪くなると、体調を崩すので、健康維持のために思想の掃除や水の入れ替えは、気をつけて管理してください。
こまめに水の入れ替えが難しいときは、ろ過フィルターで水質を維持するのも重要です。

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具体的な餌や与える頻度は?

では、餌は何がいいでしょうか?

キバラガメは、ミドリガメの基亜種です。わかりやすく言うとかなり近い親戚のようなものです。

餌は、ミドリガメ用の餌やミズガメ用の餌、乾燥えびや、アカムシや果物なども大丈夫です。キバラガメの様子を見ながらあげましょう。
幼いときは、1日1回が目安ですが、成長した3年目くらいから毎日、もしくは1日おきです。

餌の残り具合から判断しましょう。餌を与えすぎると食べ残しが起こり、水質悪化にもなりますし、健康に良くないので様子を見ることが大事です。


キバラガメの飼育の様子

販売価格や販売場所は?

キバラガメは、販売は、カメなどを取り扱う専門店やペットショップ、ホームセンターでも販売されていることがあります。

値段はまちまちで、1500円から8000円と幅広いです。成長段階で幼いキバラガメが比較的安い傾向です。
ネットでも購入できます。

繁殖能力が高く、日本で人工的に繁殖するものも多いです。

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平均寿命や病気になったときの対策は?

キバラガメ 飼育



では、平均寿命はどのくらいでしょう?

大体ですが20年から40年です。やはりカメですね。ほかの生き物より寿命が長いです。

ただし、しっかり見てあげる事も必要です。長く付き合う関係です。元気でお互い過ごしたいからです。

先にお話しましたが、水質は気をつけてください。

夏の甲羅干しも直射日光で逆に暑くなりすぎて弱ることもあります。水の場合は、食欲がなくなったり元気がなかったりしたら、変えてあげましょう。

カルキ抜きをして掃除をしっかりすることです。

感染症や細菌、水カビなどが原因で体を崩すことがあります。そのときは、イソジンで消毒して感染のもとを絶ちましょう。

さらに甲羅干し不足からビタミン不足になることもあります。そのときは市販のビタミン剤を水槽に入れてビタミン補給してあげましょう。

冬眠させるにはどうしたらよい?

カメといえば冬眠ですね。

しかし、キバラガメの冬眠は賛否両論です。

特に幼い時期は冬眠は避けたほうがいいです。冬眠がリスクになりますので、25度の温度で冬眠は避けることをおすすめします。

冬眠が可能なのは、3年経っていて12センチ以上の甲羅を持ったキバラガメです。

水温が5度から10度で日の当たらない環境下で冬眠します。冬眠する前後の2週間くらい前から絶食します。2週間はあくまでも最低期間で早い段階で餌を食べなくなります。これは胃の中を空にして冬眠する準備です。水中冬眠が最適なため、充分な水量を準備しましょう。

ただ、冬眠はあまりすすめません。どうしても冬眠から亡くなるリスクがあるからです。たとえ、大きくなってもリスクは変わりません。

ご理解のうえ、冬眠させましょう。

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飼育時の注意点は?

では、キバラガメを飼う際の気をつける点は?

まずは飼ってからすぐは餌を食べないことがあります。それは環境が変わって起きることですが、あまりにも期間が長いときは病院に相談しましょう。

さらに先にお話している水質です。これは感染症や水カビリスクになりますので、掃除をしたりろ過フィルターで水が汚れるのを予防しましょう。餌も与えすぎると、人間同様肥満になります。気をつけてください。

温度もなるべく一定を保ちましょう。暑さに強いからと夏に室温で放置するのは危険です。

まとめ

キバラガメ 飼育



キバラガメは、かわいいですね。

しかし、カメは手軽に飼えると勘違いして、飼ったはいいものの、飼えなくなって池や湖などに放置されることも問題になっています。

外来生物の問題です。

カメは、縁起のいい生き物です。理想と違うことも生きている証拠です。

キバラガメは、一緒に過ごすと、飼い主がわかって寄ってきたりします。

かわいいです。長く生きてくれるキバラガメだからこそ、一緒に長く過ごしたいですね。

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