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ミニウサギはどんな生き物?
ここ数年、ウサギをペットとして飼う人が増えている様ですが、その背景にはマンション/アパート住まいでペットを飼育出来ない住宅事情や犬と違い鳴かない/散歩要らず、と言った点が挙げられるそうです。
ただウサギと言っても種類は多種ありますが、今回はウサギを初めて飼う方にオススメの種類「ミニウサギ」をご紹介したいと思います。
ミニウサギと言うのは色々な種類のウサギを掛け合わせたもので所謂「雑種」であり、それらを総称して「ミニウサギ」と呼んでいます。
特定品種と異なる為、毛色や耳の大小等様々であり尚且つ、成長するとどのくらいのサイズなるのか分からない部分もあります。
これは上記でも説明した様に、何と何を掛け合わせているかによって色/大きさが異なってくる為です。
名前に「ミニ」とつくので単純にミニサイズな訳ではありませんのでその点は注意が必要になりますね。勿論、個体差はありますので一概に言い難い部分もありますが。。。
色々な種を掛け合わせた結果、免疫力が強く体が丈夫な子が多いのも特徴の1つで、その点が初めてウサギを飼う方にオススメであると言われる所以ですね。
体が丈夫と言う事もあり寿命も比較的他種比較では長めで、8~10年程と言われています。
他種になるとだいたいですが、5~7年程が平均寿命となるのでそう考えると寿命は長いですね。
飼育時に必要な物は?
次にミニウサギを飼う為に必要な物は何があるのかご紹介していきますね。
①ケージ
ミニウサギに限らずウサギを飼育する上でケージは必要になってきます。
ただここで注意が必要な点がありまして、先程もミニウサギの場合は成長した場合のサイズがマチマチである、とお伝えましたがベビー期は勿論小さいのでケージのサイズも見通しがつきますが、
成長した際に予想を超えて大きくなってしまうとケージサイズが合わなくなってくる可能性もある点を認識しておかなくてはいけません。ペットショップ等で購入する際に店員さんに何と何を掛け合わせているのか教えてもらい、おおよその成長サイズを確認しておくのもいいかも知れませんね。
②エサ入れ用の容器
様々な種類がありますが、ケージ内に固定出来る物を選んだ方が良いでしょう。
咥えてひっくり返されない為です。
同時に牧草入れも用意してあげましょう。
③給水器
平らな容器に入れるよりかはボトルタイプの給水器の方が衛生的に見ても良いので人気です。
お水は毎日交換してあげて下さい。
④トイレ周りアイテム
ミニウサギはトイレをしつけると覚えてくれるのでミニウサギ用のトイレとそれ用の砂を用意しましょう。
⑤かじり木
ミニウサギに限らずですが、よく色んな物に齧ります。
そして何かに齧っていないと歯が伸び続けてしまう為、それを抑制する意味合いも含めてかじり木は置いてあげましょう。
他にも色々必要な物はありますが、代表的な物を掻い摘んで記載させて頂きました。
後は必要に応じて揃えていけばいいかと思います。
ミニウサギの飼い方は?
ミニウサギを飼う為には何が必要なのか記載させて頂きました。
これで必要な物は何があるのか把握して頂いたと思うので次はどうやって飼うのか、ですね。
基本的には毎日のエサやり・ケージ/トイレ清掃・お水の交換等は毎日のルーティンとして必須になりますね。
他にも定期的なブラッシングをしてあげる事でスキンシップも図れるので定期的に行ってあげましょう。
ちょっとだけ注意点ですが、ミニウサギを自宅に迎え入れた時~飼育初期は過度なスキンシップは控えた方が良いでしょう。
余り環境に慣れていない状況からベタベタ触りすぎるのもストレスでしかないので、時間を掛けてゆっくりと打ち解けていく様にしてあげて下さい。
ミニウサギの販売価格は?
おおよそではありますが、10,000円以下で購入出来るでしょう。
一番安価帯で3,000円台では無いでしょうか?
価格に関してはペットショップ等でも勿論統一価格ではありませんし、諸々発生した経費を上乗せしての価格表示なのでお店により若干異なる点はご理解下さい。
ただミニウサギに関しては「雑種」扱いなので他種に比べると幾分お安くはなっています。
ミニウサギを飼う際の注意点は?
飼育時の注意点として挙げられる点は、ベビー期の飼育に関してです。
元来、ミニウサギはウサギの中では丈夫な方ですが、ベビー期は幾分注意が必要になります。
暑さ寒さに強く無いので適度な温度管理が必要になり、適温が24~26℃前後をキープするのが望ましいと言われています。
成長した個体は丈夫なのですがベビー期から飼育を始める方はその点に気を付けて下さい。
他、初めて飼育される方は複数飼育では無く単体飼育から始めた方が良いでしょう。
相性合わずで喧嘩したり存在がストレスになってしまう事もあるので複数飼育はより注意が必要になります。
まとめ
成長するにつれて色んな一面を見せてくれるミニウサギ。
何も知らずに「ミニ」ってだけでサイズが小さいと思い飼い始めたのはいいが、成長したら大きくなりすぎた、なんて事がある可能性は否定出来ませんが。。。
でもとても愛嬌のあるルックスで大きさも異なり、色も異なってくるミニウサギに凄く愛着が湧きますよね。
変な言い方になってしまうかも知れませんが、どんな大きさ等に成長していくかの過程を楽しむ、って飼育方法もあるかも知れませんね。
いずれにせよ、毎日のお世話を怠らず愛情を持って育てていく事を飼い主様にはお願いしたいです。
以上、ミニウサギの飼い方についてわかりやすく解説でした!