ミニウサギをご存知ですか?
ウサギはかわいいですね。ふかふかした毛並みにビー玉のような透き通った目に愛らしいしっぽ。みているだけで癒される方も多いはずです。
では、ミニウサギとはそんなウサギでしょうか?
目次
ミニウサギの生態
ミニウサギは、ミニウサギという種類はありません。あくまでも何かと何かの掛け合わせなのです。つまり、雑種なんです。ミニウサギというから、小さいというイメージですが、ミニウサギだからといってそれは、小さいという意味ではありません。
雑種なので品種の掛け合わせ方次第でかわるため、毛並みや耳の長さ、色や特徴なども変わってきます。
性格は?もちろん掛け合わせた品種が温和なものだと優しい性格になります。ただ、全体的にミニウサギは人懐っこい特徴があるようです。性格は個人差がありますが、さまざまな品種の交配をおこなったために免疫力が強く、病気にも強いウサギが多いです。
他のウサギに比べて性格は温厚?
ウサギは、実は人見知りです。警戒心が最初は強く、なかなかなつくことはありません。ゆっくり関わって信頼関係を築くことが大事です。
しかし、ミニウサギは他のウサギに比べてなつくのが早いです。雑種だからどうかは、わかりません。
ウサギは、本来草食系の動物です。自然の中において、まわりの動物に常に襲われる環境にあることから、警戒心の強い動物なのです。飼い始めても2週間は警戒心が取れません。しかも複数で飼うとけんかをしやすくなります。オス同士は縄張り争いで、メス同士も相性が悪ければけんかになるのです。
それに比べると、ミニウサギは警戒心が少なく、温厚な性格で飼いやすいです。
初めてウサギを飼うとお考えの方には、免疫力が高く、ひとなっつこい、温厚なミニウサギが飼いやすくおすすめです。
そして、ウサギを飼うときは、複数飼うより1匹から始めましょう。それはけんかを避けるためです。
温厚なミニウサギでも、複数いるとけんかする可能性があります。
ミニウサギをなつかせる方法は?
では、ミニウサギと仲良く関係を保つためになつかせるための方法は?何があるのでしょうか?
癒し系のミニウサギです。一緒に遊んだり、膝にのせてスキンシップをはかりたいですね。1日の疲れをミニウサギと触れ合うことでリセットして前向きな自分になりたいですね。
では、なつかせるにはミニウサギを喜ばせることです。ウサギは、おでこや背中をなでられると喜びます。いきなり触ると、びっくりしますのでゆっくり間隔を取って距離を縮めて、おでこや背中を優しくゆっくりなでて様子をみましょう。逃げないでその場にいるようならば、なでることを続けましょう。
そして、えさをあげるとき、話しかけたり目を見つめて、誰が飼い主か?信頼できるか?アピールしてあげましょう。
きっと応ええてくれます。
ミニウサギの飼いやすい所はその性格にあります。
なつかせようとする際の注意点は?
では、なつかせるときに気をつけなければならないことは何でしょうか?
しつこくしない!これが1番です。人間でも一緒ではないでしょうか?嫌がることをしつこくされると、近寄りたくなくなります。ミニウサギも一緒です。話しかけられたり、抱っこされたくないときに無理やりされたら一緒にいたくなくなります。
接するときは無理やりは避けてください。
さらに抱っこですが、いきなり抱っこすることはおすすめしません。ウサギは警戒心が強いとお話しました。ミニウサギも警戒心がないわけではありません。飼いはじめたうちは、えさを手に乗せてそれを食べてもらうことから、背中やおでこをなでて距離が縮まったときにだっこをしましょう。警戒心が強く、ストレスを感じやすいウサギです。いきなり抱っこされたら強いストレスを感じてしまいます。
そして、なでる場所もお腹や耳はやめましょう。実はウサギは、お腹や耳をさわられるのが苦手なんです。
犬や猫のイメージでいくと、つい触りたくなりますが、ウサギは嫌がるのでやめましょう。
まとめ
ミニウサギは、本当にかわいいです。
ネットにかわいいミニウサギの写メを投稿されている方も多いです。愛されるかわいいウサギです。ミニウサギの魅力は、その品種のかけ合せ次第で色や毛並み、姿が変わることです。雑種なのでペットショップでも、他品種のウサギより買い易いお値段です。
そして、ミニウサギの寿命は8年から10年です。
長く一緒にいると、呼んだら近寄ってくれたり、一緒に遊ぼうと誘ってくれるかわいいウサギです。
犬や猫と違って毎日、散歩や糞のことで悩むことはありません。犬や猫を飼う自信がないけど、動物が飼いたい、癒されたいという方におすすめなのがこのミニウサギです。
一緒に焦らず、ゆっくりなついてもらいましょう。