実は幅広い世代にカブトムシの飼育は人気があります。
夏になると取り扱う店舗も増えて見かける機会も増えますよね。
値段はピンキリですが、比較的安価で購入でき、しかもカッコいいアトラスオオカブトを飼育してはみませんか?
目次
アトラスオオカブトの生態?
アトラスオオカブトはフィリピンやインドネシアなどの熱帯地域に生息しているカブトムシです。
最近はホームセンターやペットショップなどで販売しており、最も流通量が多い外国産のカブトムシです。
アトラスオオカブトの特徴は、やはり3本の角です。
日本に生息しているカブトムシではそのようなものはいませんので、一番の特徴と言えるでしょう。
そして甲羅にある光沢もとても派手でとても魅力的です。
大きさは約4〜11cmほどで、日本でよく見るカブトムシよりも一回り大きいです。
アトラスオオカブトの飼育に必要なものは?
アトラスオオカブトを飼育するときは、20〜30cmの大型のケースが必要です。
ケースの中には、きのこなどの飼育用の土や黒土を敷き詰めます。
土以外では、おがくずでも飼育することが可能です。
その他には、のぼり木や、昆虫ゼリーを配置しましょう。
成虫のアトラスオオカブトは体が大きいので、転ぶと起き上がれなくなってしまうことがあります。
樹皮ブロックや昆虫足場枝などがあると、その点安心です。
基本的にはほかのカブトムシと同じように飼育できますので、初心者ならカブトムシ用の飼育セットなどを用意しても良いでしょう。
その際は、飼育ケースの大きさに注意してくださいね。
アトラスオオカブトの飼育方法は?
アトラスオオカブトに限らす、カブトムシや、クワガタにも言えることですが、乾燥しすぎは良くないです。
適度に霧吹きを行い、乾燥しないようにしてください。
水分量は、湿らせる程度がちょうどよいでしょう。
エサの昆虫ゼリーは、なくなる前には交換してください。
熱帯地方が原産ですが、暑さに強いわけでありません。
温度は25℃ぐらいが適しており、寒すぎるのも、暑すぎるのも良くありません。
高温になりすぎてしまう恐れもありますので、直射日光が当たらない場所で飼育してください。
25℃前後の温度管理さえできれば、とても飼育はしやすいです。
アトラスオオカブトの飼育方法
アトラスオオカブトの販売価格は?
高価なものが多い、外国産のカブトムシの中ではダントツにアトラスオオカブトは安価です。
価格の相場は、約1000~2000円ほどで購入できます。
お店によっては3桁の値段で購入できる場合もあるそうです。
ですが、フィリピン産のものなど、産地が珍しいものは価格が高くなる傾向があります。
アトラスオオカブトの平均寿命は?
成虫のアトラスオオカブトの寿命は、3~4ヶ月ほどといわれています。
ペットショップなどで販売されているものは1~2ヶ月で寿命がくることが多いようです。
成虫の飼育はあまり長い期間できませんが、お子様の夏休みの研究や、カブトムシの飼育にチャレンジしたい方には、飼いやすいのではないでしょうか。
アトラスオオカブトを飼育する際の注意点は?
アトラスオオカブトは気性の荒さも特徴があります。
中でも特に雄は気性が荒く、交尾の際に雌を殺してしまうこともあるぐらいです。
なので、喧嘩もよくしてしまうので注意してください。
初心者の方でしたら、まずは1つのケースに1匹づつ飼育しましょう。
転倒してそのまま起き上がれず死んでいた、という例もあります。
なるべく飼育ケースを覗いてあげたり、転倒した際に掴めるような足場があると安心ですよ。
まとめ
やはり三本角が、とてもカッコ良く魅力的ですよね。
珍しいカブトムシを購入したいけど、高価で手が出せないという方はアトラスオオカブトはいかがでしょうか?
安価で特別なカブトムシを飼育するという経験ができるのでおすすめです。