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どじょうの生態は?

どじょうは、ちょっととぼけたような顔がかわいらしく、食用としても昔からなじみのある生き物です身近な存在なのに、どじょうについて意外と知らないという方も多いでしょう。

今回は、どじょうをペットとして飼育する方法などを、重点的にまとめてみました。


どじょうは日本全国の湿地や、水田といった水の流れが淀んでいるような場所に多く生息しており、野生のどじょうは、主に糸ミミズやアカムシ、動物性プランクトンを食べています。

どじょうは日本以外にも朝鮮半島や、台湾、中国などのアジア各国にも分布しており、日本でも食用の文化がありますが、同じく外国でも食用として利用されており、養殖も盛んに行われています。

食用以外にも、観賞用のどじょうとして品種改良されたものもあり、オレンジ色の体をしたヒドジョウなど、水棲生物を扱うペットショップなどで販売されていたりします。

最近では、どじょうの姿はあまり見られなくなってきおり、その原因としては農薬を頻繁に使っていたり、自然自体が減ってきていることが影響していると考えられます。

元々身近な存在であったどじょうですが、輸入したり、養殖などが主に流通しているようです。

淡水魚であるどじょうは、泥の中でエラ呼吸をしていますが、酸素が足りなくなると水面まで上がってきて酸素を吸います。しかも、皮膚呼吸や腸で呼吸をするなど、一般的な魚とは違った面があり、面白いですね。

どじょうの特徴として、口元にあるひげのようなものは、餌を探すのに使われているものです。やはり、意味があって付いていたのですね!

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どじょうの飼育方法や必要なものは?

どじょう 飼育



オススメの水槽のサイズは45cm×30cm×30cm以上のものが良いでしょう。小さくても飼育は可能ですが、水質が悪化しやすいので頻繁に水替えが必要になります。

ちなみに、このくらいのサイズでしたら10匹くらい一度に飼育が可能ですよ。

どじょうは成長すると10~15cmくらいの大きさになるので、最大サイズを考えて水槽を選ぶようにしましょう。

水槽の設置場所は明るい場所が望ましいのですが、直射日光が当たると水温が著しく上昇してしまうので危険です。うまく日差しを調整して、水槽を設置してください。

また、水温が低すぎても冬眠してしまうので注意が必要です。

ヒーターのようなもので水温を調整しても良いですが、どじょうは熱帯魚のように一定の温度に保たなくても平気なので、極端に高温や低温にならないように気を付ければ問題ないです。

リビングなどに水槽がある場合は、基本的に人がいることが多いため、エアコンなどを使用して暑すぎたり、寒すぎるということもないと思いますので、水温に関しては大丈夫でしょう。

ただし、人があまり行かないような場所に水槽がある場合は、夏場や冬場の水温の変化に気を付けた方がよいです。不安なようなら、水槽用のヒーターやクーラーを設置してみてくださいね。

水質に関しては、そんなにこだわる必要はありませんが、水道水に含まれるカルキは、どじょうにとって良いものではありません。

カルキ抜きをする薬品が市販されていますので、カルキを抜いた水を水槽に入れてあげましょう。

カルキ抜きをしなくても、すぐに死んでしまうわけではないので、そのまま使用している方も中にはいるようです。

ですが、カルキ抜きをした水で飼育したどじょうの方が、長生きをする傾向があるので、せっかく飼育しているのですがらカルキ抜きをして、長生きさせてあげましょう。

どじょうと言えば泥とイメージですが、水槽に泥を入れてしまうと掃除がしずらかったり、汚れが見えにくいなどデメリットも多いです。

底砂はどじょう用のものも市販されており、非常に便利です。見た目もキレイなので、観賞用としてピッタリでしょう。

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どじょうの具体的な餌は?

どじょうの餌は、市販されている人工飼料があるのでそれを与えてあげるのが便利で簡単です。

ですが、どじょうは雑食なので何でも食べてしまいます。豆腐や麺を与えても食べますが、水質を考えると悪化しやすくなるので、飼育の手間を考えるなら人工飼料が一番使い勝手が良いでしょう。


どじょうの飼育の様子

どじょうの平均的な寿命や販売価格は?

観賞用の品種改良されたものでなければ10匹500~600円くらいで購入できます。ちなみに、観賞用に品種改良されたものでも1000円ほどで購入できます。

どじょうの寿命もとても長く、10年以上生きるとされています。鯉などと近い種類だからか長生きの傾向があるようです。

飼育するならば、この寿命を全うさせてあげたいですね。

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どじょうを飼育する際の注意点は?

どじょう 飼育



どじょうはジャンプして水槽から出てしまうことがあります。なので、気が付いたら、どじょうが床の上で死んでいた、ということもあり得るのです。

このような、ちょっとしたホラーにならないためにも、飼育の際には必ず蓋をして、あまり驚かせないようにしてくださいね。

まとめ

簡単に飼育でき、価格も安くて、長生きだなんて、どじょうのポテンシャルの高さに驚きです。しかも、食用としては栄養価も高いので、繁殖させても良いですね。

ペットショップなどで販売されているものも多いですが、スーパーなどで食材として売られているものなら、ペットショップよりも安価で飼えるので穴場です。

飼育してみたい方は、スーパーもチェックしてみてくださいね。

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