ここの所グッと寒くなってきて冬の厳しさを改めて痛感している次第です。
これだけ寒いと皆で暖かい鍋を囲みたくなりますよね~。
鍋も色んな種類がありますが、女性にとって嬉しいのは美容効果のあるコラーゲンたっぷりの「スッポン鍋」とかいいですよね。
ちょっと高級料理な感じがして中々食べる機会が無いですが・・・。
ここまでの流れからもう御察しだと思いますが、今回は「スッポン」ついてご紹介していきたいと思います。
そもそもスッポンて食べるイメージの方が強いですが、ペットとして飼育は出来るのでしょうか?
まずはそこから見ていきましょう。
目次
スッポンはペットで飼える?
結論から先に言いますとスッポンをペットとして飼育する事は可能です。
詳細は下記項目でご紹介しますが、ペット用として売り出されています。
少し以外に思われる方もいらっしゃるかも知れませんよね。
確かにペットとして飼育されている方の数は少ないかも知れませんが・・・。
ただ、スッポンってよく見てみると以外と可愛い顔をしていますよ。
飼育方法や必要なものは?
ではペットとしてのスッポンの飼育方法やそれに伴い必要になる物を併せてご紹介していきます。
①飼育用ケース
まず最初にスッポンを購入した時のサイズに関してですが、恐らくコインと同等くらいのサイズだと思います。
その時であれば虫かごの様なプラケースでも構わないのですが、スッポンの成長個体のサイズは30㎝~40㎝程に成長します。
稀に大きい個体だと60㎝クラスもいるそうなので、飼育ケースに関しては成長と共に変えていくか、最初から大きい水槽を用意した方がいいでしょう。
②底砂
水槽底に目の細かい砂を5㎝程敷いてあげましょう。
スッポンは砂に潜ってジッとしている事がありますので目が細かい砂の方がいいでしょう。
また、水槽内に陸地も作ってあげてそこにスノコ等を置いて日光浴出来る場所も作っておきましょう。
③保温器具
スッポンは寒さにあまり強くない上に寒くなると冬眠をする習性があります。
冬眠時に体力消費しそのまま目覚めない事も無きにしも非ずです。
従いましてリスクのある冬眠をさせる事は避け、冬眠しなくてもいい温度を作り出してあげましょう。
概ね25℃前後を目安としてキープしましょう。
オートヒーターを用いればいいでしょう。
スッポンの飼育にあたり、主だって必要な物は以上になります。
後、日光浴に関してですが、ベランダ等で日光浴させる場合は別のケースに移して日光浴させる方がいいかも知れませんね。
流石に水槽毎移動は出来ないでしょうし、日の当たる場所に水槽を設置出来るとも限りませんもんね。
具体的な餌や与える頻度は?
ここではスッポンに与える餌は何がいいのか見ていきましょう。
与える餌は非常に簡単です。
カメ用の人工飼料を与えれば大丈夫です。
ただ、人工飼料を食べない場合はミルワームやアカムシ、ミミズと言った生餌を与えて見て下さい。
この時、餌のあげ過ぎには気を付けて下さい。
あっという間に太ってしまいます。
また与える頻度ですが、1日1度くらいを目安に喰いつきを見て量と共に調整しましょう。
販売価格や販売場所は?
スッポンの販売価格は平均的に見ると1,000円~2,000円くらいが1つの目安になるでしょう。
大型のペットショップ等で販売されています。
ちなみに、ペットショップ等で販売されているのは「ニホンスッポン」と言う種類が多いかと思います。
スッポンと一口に言っても種類は多いので結構高額なスッポンも販売されていたりしますよ。
平均的な寿命や病気になった時の対策は?
スッポンの平均寿命ですが結構長寿です。
まあ、長寿で名を轟かせているカメの仲間なのでそこらへんはお察しの通りですね。
平均的にみると30年前後は生きる、と言われています。
それだけ生きると病気になる事もあるでしょう。
スッポンが罹り易い病気として「ムコール病」と言う物が挙げられます。
ムコール病とはカビにより発症する皮膚病です。
事前対策としては日光浴を週に何回かさせる様にしましょう。
日光不足により発症する可能性があるからです。
他の生き物と一緒に飼える?
ペットとしてスッポンを飼育した場合、他の生き物と一緒に飼えるのか、と言う点に関してですが、「何と」一緒に飼うのかがポイントですよね。
犬や猫と一緒に飼うのであれば、水槽に入れている時は大丈夫だと思いますが日光浴をさせている時に襲われないとも限りません。
スッポンにはカメの様に甲羅がありますが、カメのそれとは全く強度が異なります。
非常に柔らかいので犬・猫の爪で触るとケガをしてしまいます。
その様な観点からしても、他の生き物と一緒に飼う際は注意が必要になります。
飼育時の注意点は?
スッポンの飼育時の注意点に関してお伝えしましょう。
やはり一番気を付けなくてはいけないのは「噛まれる事」でしょう。
スッポンって噛みついたら放さないイメージ無いですか?
その通りでスッポンは一度噛みつくと意地でも放しません。
この様な場合は慌てず力任せにせず、水の中にスッポンを入れてみましょう。
そうするとあら不思議、あれほど噛んでいたのが「スっ」と放してくれるでしょう。
まとめ
今回はペットとしてのスッポンに着眼し色々ご紹介させて頂きました。
どうしても食べる方のイメージが強いので中々ペットとして飼うイメージが湧きませんでしたが、飼育されている方も少なからずいます。
いや、私が知らないだけで結構多いかも知れませんよね。
冒頭でも記載しましたが、結構顔付は可愛いと思います。
首を伸ばして口先を水面に出し酸素を貪っている姿なんかも可愛いと思います。
もし、ちょっと違う種類のペットを飼育してみたいと思っている方は「スッポン」も選択肢に入れてみては如何でしょうか!?
以上、スッポンの飼育方法や販売価格、寿命について解説 でした!
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