私たちの身近にいる鳥。
カラス、スズメ、ハトなどですね。ハトは、公園や駅のホームなどで、人を気にせず、寄って来たり、歩いたりしています。
かわいいですね。
しかし、ハトの種類、考えたことはありますか?私たちが出会っているハトの中にキジバトがいます。
キジバトは、昔から幸福を呼ぶハトとして有名です。軒先やベランダに巣を作ってくれたら幸福を呼んでくれると親しまれています。キジバトは、日本各地で見ることができます。
別名ヤマバトと呼ばれており、全長は30cmから35cm、体重は300gから500gくらいです。
羽の色は紫のような灰色で、翼と背中は、黒や赤褐色のうろこ模様で、キジのオスに似ていることから、キジバトと呼ばれています。もともと、山里に生息していましたが、最近は都市部でも見ることができ、珍しくありません。
雑食で果実や種子のほかに昆虫やミミズも食べています。米や豆も食べます。
目次
キジバトの鳴き声が中途半端に聞こえるのはなぜ?
キジバトの鳴き声をご存知ですか?
朝早くに「デデッポッポー」や「トートーットット」という声を聞いたことはありませんか?デデッポッポー、よく聞きますね。
この鳴き声、実はキジバトの鳴き声です。
この鳴き声、オスがメスを呼ぶための鳴き声です。
しかし、時々「デデッ」や「ポッ」という声で鳴くことがあります。
中途半端ですね?
聞いている私たちも、何でそこで終わっちゃうの?なんて鳴き声が気になりますね。
ただ、中途半端な鳴き声の理由は解明されていません。
一説では、しっかり鳴いているのに私たちに聞こえないだけでは?という説です。キジバトはしっかり鳴いているということです。
キジバトの鳴き声をどうぞ♪
キジバトの寿命
キジバトは、住んでいる場所がさまざまです。
山近くに住むキジバトもいれば、都市部に住むキジバトもいます。
環境によって病気やけがなどもさまざまで、寿命は8年から20年と幅が広いです。
都市部では人間の食べ物を食べることも多いです。
山近くでは、果実や種子などが中心です。そのため、寿命が変わってきます。
キジバトは飼育できる?
キジバトは、飼育は鳥獣保護法違反となり、飼育は基本許されていません。
ただし、キジバトが道端で怪我をしていたり、巣から落ちた雛を見つけたら保護をして県の許可の上、ある期間だけ、飼育可能です。
元気になったら、自然に帰すことが条件です。
狩猟は認められています。狩猟範囲内に捕獲したら飼育可能という説もあります。
どちらにしろ、飼う際はしっかり県の専門に問い合わせた上で対応しましょう。
ハトは、全般的に捕まえることが禁止されています。ハトは、平和のシンボルです。
キジバトの餌は?
キジバトは雑種で餌は果実や種子、ミミズなどとお話しましたが、ペットショップで鳥専用の餌が手軽に購入できて、便利です。
豆やお米、ヒエやアワなどもも食べますので、様子を見ながら食べさせてあげましょう。
いろいろ食べるので気軽に餌は手に入りやすいです。
キジバトとドバとの違いは?
私たちがよく見かけるハトは、ドバトです。
では、ドバトとキジバトとの違いは何でしょう?
街で私たちが出会ったときにキジバト?ドバト?と迷ったときにどこを見ると見分けられるのでしょうか?
まずは鳴き声です。キジバトは「デデーッポッポー」という鳴き声ですが、ドバトは「クックー」と鳴きます。
さらにキジバトは、羽に黒や赤褐色の模様がありますが、ドバトは羽に模様がありません。鳴き声は、見分けるのに分かりやすいと思います。
ぜひ、ハトに出会ったらドバトなのか?キジバトなのか?鳴き声を聞いてみましょう。
キジバトの巣が幸運を呼ぶ?
初めに話しましたが、キジバトは幸運を呼ぶと話しましたが、なぜ幸運を呼ぶといわれているのでしょうか?
それは、キジバトの仲の良さに関係しています。キジバトは、夫婦で仲良く子育てをします。
夫婦の中のよさから幸せの象徴と呼ばれている説があります。
さらには、旧約聖書の中でノアの箱舟が洪水に放たれたとき、ハトがオリーブの葉を持って帰って、陸地があることが分かりました。
その役割をたたえている説もあります。風水では、ハトは神の使いともされています。
このようなさまざまな話がキジバトを幸運を呼ぶハトという理由です。
キジバトの巣作り
まとめ
キジバト・・・いかかでしたか?
私たちは身近な鳥でありますが、ハトというくくりだけで、あまり考えたことがなかったように感じます。
キジバトは、幸運を呼ぶときくと、これから街中で出会うことがちょっと楽しみになりますね。
しかし、家の軒先に巣を作って糞などの被害も増えてきているのも確かです。お互いうまく共存していきたいですね。
よかったらこちらの記事もおすすめです♪
見ているだけで癒される!最高にかわいいペット10選